表象文化論学会第10回研究発表集会「アンドレ・バザンの現在」
- Cristoforou
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#bazinrepre バザンの主観性の転移、ディープフォーカス、視野のリミットの話に視野の外に広がる世界を「信じる」みたいな表現が出てくる。
2015-11-07 18:05:47#bazinrepre なんか数年前にドゥルーズのパネルで『シネマ』が信仰の書だとかなんとかいうような議論にならんかったっけ
2015-11-07 18:07:28#bazinrepre 私見:似姿を信じること=カトリック的ってことなのでしょうか。プロテスタントの偶像破壊が(以下略)
2015-11-07 18:09:02表象文化論学会のワークショップ、「アンドレ・バザンの現在」にお邪魔しました。大変勉強になりましたが、込み入った話だったので、自分用にメモ。(敬称略) 堀潤之、「バザンの著作群の出版状況小史」。バザンにははっきりしているだけで、2592 編もの文章があり多くは未公刊なのだとか→
2015-11-07 21:29:13時間オーバーで話せないこともあったが、言いたいことが発話として、グルーヴとして昇華された感じがあったのは良かった。
2015-11-08 00:32:28バザンのディープ・フォーカスも、前景後景への分裂に加えて、視線の自由を付け加えているという点で、単なる空間的な前と後ろじゃなくて、エイゼンシュテインのように図と地の問題として考えているだろうということが言いたかった。
2015-11-08 14:35:36これ聞きたかったな。『表象』に掲載されることもを願おう。.@Cristoforou さんの「表象文化論学会第10回研究発表集会「アンドレ・バザンの現在」」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/897350
2015-11-08 14:35:38そういう意味でバザンが言った固定ショットのショット=シークエンスはわりと前衛引きずっているような部分があるが、これがヌーヴェル・ヴァーグになると、「観客の自由」から「カメラの自由」へとシフトが移る。
2015-11-08 14:40:52それともう一つ画面内モンタージュにこだわる理由とては、メッツの「ショット」を最小の単位とするフィルム理解に別の道を付けるというのもありました。それによって映画が学問として考えることが可能になったが、バザンもエイゼンシュテインもそこに抵触するフィルム理解を提示しているのでは?という
2015-11-08 15:30:17あとはさらに、ラマールやスタインバーグが最近展開している、アニメーションの特異性をレイヤー構造に見出すという議論に対して、実写でも潜在的な形ではあれ画面分割はされているのでは?というのもあった。
2015-11-08 15:32:44ワークショップ「アンドレ・バザンの現在」で興味深かったことのひとつとして、堀潤之さんが紹介していたDaniel Morganの論文への示唆がある。 ( academia.edu/828949 ) スタンリー・カヴェルの"acknowledgement"とリアリズムの関連。
2015-11-08 15:46:31バザンのワークショップで挙げられた、モーガンの"Rethinking Bazin : Ontology and Realist Aesthetics"は、映画学26号に川﨑佳哉さんによる論文解説が載っています。
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