中井英夫関連書籍

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一九七三年、その後ほとんどの著作の装画をつとめる建石修志の装画により、中井英夫『悪夢の骨牌』が『太陽』に連載開始。 pic.twitter.com/ZcNFWzix03

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一九七二年十月より中井英夫は、大岡信、塚本邦雄と共に三一書房『現代短歌大系』全十二巻の編集委員を務める。最終回配本で新人賞を公募、石井辰彦「七竈」が選ばれた。次席には後に俳句の道に進む、長岡裕一郎。

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神掛けて實も葉も赤き七竈心を見せむやまとことのは 石井辰彦 ギリシャ悲劇の野外劇場雨となり美男美女美女美女美男たち 長岡裕一郎

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石井辰彦歌集『七竈』一九八二年 深夜叢書社刊。中井英夫が文章を寄せている。 pic.twitter.com/TZ29OHGzMa

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長岡裕一郎遺句集『花文字館』二〇〇八年 ふらんす堂刊。 pic.twitter.com/kavtXmHynh

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一九七三年、講談社『現代推理小説大系』別巻として『中井英夫』刊行。「虚無への供物」、エッセイ「黒い水脈」を収録。しおりに荒正人「虚無への供物の回想」。 pic.twitter.com/3qmLA4KnYn

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中井英夫『悪夢の骨牌』一九七三年 平凡社刊。泉鏡花文学賞受賞。建石修志の装画による初の著作となる。『とらんぷ譚』第二集にあたる。 pic.twitter.com/ixsycYEIYV

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少年は少年と眠る薄青き水仙の葉のごとくならびて 葛原妙子

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中井英夫『虚無への供物』一九七四年 講談社文庫刊。長年にわたり版を重ね、多くの読者を得た文庫版。表紙画は大島哲以『薔薇刑』。現在は上下二分冊の新装版となった。 pic.twitter.com/2lUA5U8fPG

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講談社文庫版『虚無への供物』収録の自筆年譜追加原稿。版を重ねるごとに追加された。流薔園用箋などに書かれている。 pic.twitter.com/UHK4T3NQGV

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中井英夫『黒鳥の旅もしくは幻想庭園』一九七四年 潮出版社刊。エッセイ集。装幀・建石修志。 pic.twitter.com/9gBA4KOLmj

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冨士田元彦宛中井英夫葉書。オーストラリアから出されている。『黒鳥の旅』の時のもの。 pic.twitter.com/rKV5OrghiB

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中井英夫『黒鳥の囁き』一九七四年 潮出版社刊。中短編小説集。装幀・建石修志。 pic.twitter.com/Hddl6EoBAe

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中井英夫『彼方より』一九七四年 潮出版社刊。一九七一年 深夜叢書社版の新装版。戦後小説は除かれ、出口裕弘の解説を収録。装幀・駒井哲郎。 pic.twitter.com/89GACta7DS

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中井英夫『増補 黒衣の短歌史』一九七五年 潮出版社刊。新たに「現代短歌論」を収録。装幀・司修。 pic.twitter.com/M6xWapfhzP

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中井英夫『ケンタウロスの嘆き』一九七五年 潮出版社刊。文学論集。装幀・建石修志。 pic.twitter.com/S8JlCz59Qw

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中井英夫自筆草稿。『ケンタウロスの嘆き』に収録された。黒鳥館用箋使用。 pic.twitter.com/CviCMAQAaG

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中井英夫『幻想博物館』一九七五年 平凡社刊。建石修志の装画による新装版。 pic.twitter.com/KdXYsnoB2f

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中井英夫『香りへの旅』一九七五年 平凡社刊。香りに関するエッセイ集。写真・佐藤明。 pic.twitter.com/dkq5jEygEX

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『千艸』第六号 中井英夫特集「哀傷詩集」一九七五年 ちくさ正文館書店刊。表紙画・建石修志。 pic.twitter.com/Sa7sXTpc7d

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中井英夫『銃器店へ』一九七五年 角川文庫刊。文庫オリジナル編集の中短編小説集。解説・饗庭孝男、齋藤愼爾「中井英夫論」収録。装画・直江博史。 pic.twitter.com/yTH0oudnjV

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一九七五年には他に、講談社文庫『黒鳥譚・青髯公の城』、平凡社『薔薇幻視』を刊行している。

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少年は少年とねむるうす青き水仙の葉のごとくならびて 白鳥は水上の啞者わがかつて白鳥の聲を聽きしことなし 一つならず箱散らばりて更けしかば箱の中にも溜る月光 黒峠とふ峠ありにし あるひは日本の地圖にはあらぬ 葛原妙子

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中井英夫『人形たちの夜』一九七六年 潮出版社刊。連作長編小説。写真・斎藤秀一。 pic.twitter.com/Uxg53IuZp1

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中井英夫『人形たちの夜』の見返しの色が違うことに初めて気付いた。全て初版。 pic.twitter.com/NRQghylkjJ

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