Yの人によるY字についての解説2 ~つなぎ目の部分~
これの続きいきましょう。
でもまぁ、免疫を説明しようとなると、ホントどこ切っても「易しいところ」って、あんまりないのよな。で、易しい説明を求められても難しいのだが、そうなると「易しい説明欲しがる人」が怪しげな説明してるところに飛びついてってしまいかねないというのが、痛し痒し。
2015-12-10 11:56:32@y_tambe @Butayama3 はい、なにがわからないかさえもわかってなかったのですが、後から読み返していろいろ疑問がわいてきました…ありがとうございます
2015-12-10 13:12:51@y_tambe @Butayama3 一昨日の図でも、なんで長いのと短いのがあるのか、なんで長い方はヌンチャクみたいになっているのか…とそこからわかってません…
2015-12-10 13:15:52ヌンチャク?
まとめに模式図がありましたね。
抗体の「基本ユニット」の模式図。(1) Fab領域 (2)Fc領域 (3) H鎖(Heavy chain) (4)L鎖(Light chain) (5)抗原結合部位 (6)ヒンジ部 pic.twitter.com/EveVlIatYb
2015-12-08 21:47:13@cozytheremin @Butayama3 「ヌンチャクみたいに」つながってる理由。このヒンジ部っていう領域が、本当にヌンチャクの鎖みたいに、ある程度の角度の範囲でくねくね動くことができます。そうすることで、二つの「腕」(Fab)を抗原と自由にくっつけやすくなる。
2015-12-10 18:41:17@cozytheremin @Butayama3 で、長いのと短いのがある理由。長短二つの先端は、VH、VL領域と呼ばれてますが、「V」はvariableのVで、それぞれが非常にいろんなかたちになるように出来てます(ここらへんが利根川先生のノーベル賞受賞研究だけど省略)・続
2015-12-10 18:45:17@cozytheremin @Butayama3 承前)ただ多様性があるとは言っても、VH、VL、一つだけだとパターンには限界がある。ところが、VHとVLの2つで抗原結合部位の形を決めると、VHのパターン数 x VLのパターン数、になって、パターン数が飛躍的に増えるのです
2015-12-10 18:49:21@y_tambe @Butayama3 ふむ。画像検索すると、ヌンチャクに見えるのとただ曲がってるのとあるのですが、長いのはみんなヒンジというので繋がったようになっているのですか?(長鎖って書いてましたがそれでしょうか
2015-12-10 18:42:30@cozytheremin @Butayama3 はい。画像検索で出てくる「模式図」の書き方は人それぞれですが、下の図が参考になるかも。右側が実際のタンパク質の立体構造に近いものです(続 sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/g…
2015-12-10 18:52:12@cozytheremin @Butayama3 承前)一つ一つのタンパク質は、基本的に「アミノ酸が繋がってできた鎖みたいな分子」なのですが、それが、こう折り畳まれることで立体的な構造ができてます。抗体の場合、ヒンジ部分は、割と「一本の鎖」みたいな状態ですが(続
2015-12-10 18:54:07@cozytheremin @Butayama3 承前)ヒンジ部以外は、こう、アミノ酸の鎖がいったり来たりして、まぁ「太い棒」みたいに見えなくもない立体構造が、部分部分に出来てるのです。この「立体的なかたち」をイメージするか、アミノ酸の鎖だけイメージするかで模式図の描き方が変わる
2015-12-10 18:57:18@y_tambe @Butayama3 形ってこの色の薄くなってる鍵みたいな部分の形ですか?(これこないだ載せてくださった図ですよね…検索でみつけました pic.twitter.com/Ivh3L12i5q
2015-12-10 18:52:22@y_tambe @Butayama3 イメージ…大雑把にこういう感じですか…(たたみかたにもちゃんと決まりがあるのですよね pic.twitter.com/FnatcmCBrj
2015-12-10 19:36:13@cozytheremin @Butayama3 はい。さっきの図に便乗すると、こんな感じに。 pic.twitter.com/972Fs0evSo
2015-12-10 19:57:53