ベースになったついのべ作品と、それに対するついりみっくす作品の順でまとめています。作品それぞれとキーワードに着色しました。なお前回のまとめは こちら です。
#twnovel 青い鳥を手に入れたのに、王女はちっとも幸せになりません。王女は青い鳥がほしかったわけではありません。青い鳥といっしょにいる少年のうれしそうな顔がうらやましかったのです。悲しみの青い鳥と呼ばれた鳥はやがて少年の元へ戻されて、また幸せの鳥と呼ばれるようになりました。
2016-02-09 23:10:06#twremix @23novel 青い鳥を手に入れたのに、王女はちっとも幸せになりません。王女のラッキーカラーは黄色だったのです。そこで、執事たちが鳥を黄色に塗りましたが、なんかそれも違うなって感じになって、王女も少年も幸せを失ってしまいました。
2016-02-09 23:18:20@23novel #twremix 青い鳥をあの少年に返したあと、悲しみは幸福へと代わりました。青い鳥を幸せそうに見つめる少年が、王女にお礼を言ったとき彼女の顔もほころびました。それを見ていた人々も、知らず知らず顔がほころび、確かに人々の心は穏やかで幸福だったのかも知れません。
2016-02-09 23:22:23青い鳥がいたから捕まえたら、本当は黒い鳥だった。光の反射で青く見えただけらしい。黒い鳥は不幸を呼ぶから逃がした方がいいと人は言うけれど、これはこれで可愛らしいので飼うことにした。その子はわたしが呼べば飛んでくるしすごく懐いてくれた。うん、幸せ。 @23novel #twremix
2016-02-10 21:13:18
#twnovel 幸せ売りがやって来ました。美貌、色恋、お金持ち、権力、復讐、何でもござれ。調子のいい謳い文句を聞きながら、じっくり品揃えを眺めて悩みましたが、結局何も買いませんでした。機会はこれきり一度きりと迫られても、命と引き換えにするほどの欲望はありませんでした。
2016-02-09 23:15:04幸せ売りがやって来ました。美貌、色恋、幸せな家族、お金持ちーーーどれもこれもありきたりな幸せの中に、一つだけぼくの心に刺さるものがありました。「それは世界を滅ぼすよ」でもこれがいいんだ。ぼくは命と引き換えにそれを買う。悪の魔王様の幸せを。 @23novel #twremix
2016-02-10 21:15:07
#twnovel 魔女の家で修行をしています。毎日大勢の人が幸せを求めてやって来て、願いを叶えるために師匠はいろんな術を施します。お伽話の魔女は不幸に導くひどい悪役ですが、そんな魔女ほぼいません。あんなの信じる人がいなくなるくらい良い仕事していきましょと師匠は高らかに笑います。
2016-02-09 23:25:02@23novel #twremix 毎日大勢の人が幸せを求めてやって来ますが、大多数の人が師匠たちに術をかけてもらったことに安堵してしまいます。そして、色々と怠ったために幸せになれなかった人たちが、魔女のせいだと口を揃えて言ったため、風評被害は消えませんでした。
2016-02-09 23:31:56魔女の家で修業をしています。毎日大勢の人が不幸を求めてやって来て、願いを叶えるために師匠はいろんな術を施します。まるでお伽噺の魔女のように隣人や恋敵、ライバルを蹴落とすための魔法ばかりです。「結局人がわたしたちに求めるのはそういう役目なのよ」 @23novel #twremix
2016-02-10 21:17:18
#twnovel 「お迎えに上がりました」と白馬に乗った王子が部屋に突然現れた。驚いていると居間から悲鳴が聞こえてきた。駆けつけたところ、母が宇宙人、父が武士から「あなたがいるべき世界へ参りましょう」と言われていた。これまで分かり合えなかったのも無理はないと家族で顔を見合わせた。
2016-02-10 23:16:456436【お迎えに上がりました】「皆それぞれいるべき世界へ旅立って、地球に人間は一人もいなくなった」と続いて、#世界もう滅ぼしたい協会 提供みたいな感じになる予定でした(˘ω˘)
2016-02-10 23:18:27#twremix @23novel そしてみんながいるべき世界へと帰り、そこで幸せにすごしましたが、ファンタジー世界と宇宙と戦国時代はどんどん交流がなくなり、たまに交流しても争いになるばかり。なんだか最近のtwitterみたいですね。
2016-02-10 23:29:09周りから浮き過ぎているように感じる。この世界は私がいるべき世界でない。いつの日か異世界から迎えがやってくるに違いないと思い続けて50年、一向に迎えはこない。20代から見かけの変わらない私は、5年後毎に仕事と住まいを変えながら未だ迎えを待っている。@23novel #twremix
2016-02-10 23:39:13家族と分かり合えないのはわたしが魔法の国のお姫様だからです。いつか本当の両親が迎えに来てわたしは特別な魔法使いになるのです。だからその時まで力を温存しておいて、今は黙々と魔法の勉強をするのです。@23novel #twremix 「お姉ちゃん、中二病真っ盛りだね」
2016-02-11 22:59:14