ベースになったついのべ作品と、それに対するついりみっくす作品の順でまとめています。作品それぞれとキーワードに着色しました。なお前回のまとめは こちら です。
天女が月へ帰っていく。羽衣を返したくはなかったけれど、帰郷することが彼女の望み。止めることはできなかった。遠くからなら笑顔に見えているだろうか。格好悪い涙が見えなければいいのだが。#twnovel「遊びに来たよ」「えっ」「羽衣があるもの。いつでも来られるよ。だから泣かないでね」
2016-11-17 23:32:40@23novel 天女が月へ帰っていく。羽衣を返したくはなかったけれど、帰郷する事が彼女の望み。止めることはできなかった。#twremix 引き留めてくれるかと思って帰りたいって言ってたら本当に帰る事になってしまった。今更無しにしたいとは言い出しにくい…
2016-11-17 23:38:49#twremix @23novel 天女が月へ帰っていく。羽衣を返したくはなかったけれど、帰郷することが彼女の望み。止めることはできなかった。 私は、月の都から空を見つめる、青い星に落としたたった一つの後悔を。せめて、彼が私の涙でなく笑顔を覚えてくれていると信じて。
2016-11-17 23:41:49「月に帰らねばなりません」天女はさめざめと泣いた。私は羽衣を持ったまま聞いた。「私の事は愛しておられぬと?」「いえ、死ぬほど愛しております」「では月の都とやらへ一緒に参ります」羽衣を二人で纏った。よたよたと体が浮き上がった。「一人乗りなんだけど」@23novel #twremix
2016-11-18 13:45:22
#twnovel 地球の人間は嘘つきばかりと聞いていたけれど、そんなことはなかったわ。なくした羽衣を約束通りちゃんと返してくれたもの。ああ、いえ、やっぱり嘘つきだったわね。笑ってお別れを言ってくれたのに、振り返ったら泣いているんですもの。私、嘘つきの人間を好きになってしまったわ。
2016-11-17 23:39:31やっぱり無理でした。羽衣一つであの人と私、二人を月まで運ぶのは。私たちは失速して墜落。離れ離れになりました。泥だらけになった体を洗おうと海までやって来ました。洗った羽衣を松の枝に掛けて水浴びをしていると。羽衣がありません。見ると見知らぬ男が……。@23novel #twremix
2016-11-18 13:53:03
#twnovel 最近朝ふとんから出るのがつらくて、ひどいときには二度寝してしまう。ふと気づけば床にふわふわ毛玉が落ちていて、掃除をしても切りがない。その二つは関係ないことだと思っていた。ベッドの中、かたまって暖を取っている眠りの国の羊さんたちを見つめる。犯人はおまえたちだな。
2016-11-18 23:29:38#twremix @23novel 最近朝ふとんから出るのがつらくて、ひどいときには二度寝してしまう。ふと気づけば床にふわふわ毛玉が落ちていて、掃除をしようと思っているうちに寝てしまった。目を覚ますと部屋が埃とクモの巣だらけ。あれ、何度寝した?
2016-11-18 23:31:54魔女の呪いでカエルにされてしまったお城の姫君に、私がキスをすると元の美しいお姫様に戻りました。王様はたいそう喜び、ぜひ姫と結婚してほしいと懇願された。何日もかかってやっと断りまた旅に出た。魔女の呪いは強力だ。カエルにされた姫君がまだ68人もいる。@23novel #twremix
2016-11-19 20:17:58