大事なのはマスターテープの音ではなく「レコードになった時の音」なのである。製品としての「完パケ」は初版のレコードの音だもんね。
70年代になると東芝も含め国内各社が「マスターテープそのままの音質」というのを売り物にした新技術を打ち出すのだけれども、これもよくなかったと思う。
渡邊芳之
@ynabe39
ソニーのレコードの音の悪さについては「機材がトランジスタになったから」的なこともよく言われたがそんなことよりも「音質を決める時の基準」が違っていたのだと思う。
2016-02-27 09:30:22
渡邊芳之
@ynabe39
日本コロムビアから出ていたワルターコロンビア響の古いレコードをいま聴くと、ソニー盤のようにキンキンしていないのはもちろんだが、米コロンビア盤より英国盤やドイツ盤のCBSに近い音と感じる。中古LPを買うならソニー盤よりコロムビア盤がよい。
2016-02-27 09:34:02
渡邊芳之
@ynabe39
国内盤だと戦前からレコードを作っていたビクターやコロムビアの盤質があまりよくなくて東芝やソニーのような新興家電メーカー系の方が工業製品としての質は高かった。
2016-02-27 09:39:34
渡邊芳之
@ynabe39
詳しい人に言わせると東芝ビートルズの音が変わったのは旗帯になった時ではなくAPナンバーがフォーエバー帯になったあたりからだという。まさに工場が移った頃だな。
2016-02-27 10:05:30
渡邊芳之
@ynabe39
「元の音」というのはオリジナルのLPで鳴っていた音なのか、セッションテープに録音された音なのか。自分はオリジナルLPの音だと思うほう。
2016-02-27 13:31:13