「今、電気が必要かな?」と声をかけること、子どもに自分で考えるように促すこと

いろんな方のお話、経験がとても興味深かったのでまとめてみました。 このまとめを受けての続編が、こちら(http://togetter.com/li/944077)よろしければあわせてお読みください。
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宇樹義子(そらき よしこ) @decinormal1

なんだろうな。子ども時代は、教師や周囲の大人たちの想定する、あまりに浅薄な「あるべき子ども」の姿にぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう押し込められて、それから少しでも外れるようなことをするとここぞとばかり叱責されたような記憶ばかり。

2016-02-26 14:39:23
宇樹義子(そらき よしこ) @decinormal1

小学校でのできごとは私にとってはすべて「周囲の『大人』という名前の幼稚園児」に付き合わされている茶番に近いものだった。くだらないなあ、でもしかたない、ここから逃げる術もないわけだし、と思いながらテキトーに相手していた。これを見て逆上した教師が、失礼だと言って私を殴るわけだ。

2016-02-26 14:43:47
にのの @ninono0412

「今電気が必要かな?」的な言われ方。心が冷え冷えとする感覚を思い出す。 そう言われて「この人の思いと違うことをしてしまったんだ…」と自己否定感が生まれる。 ありきたりだけど子どもが判断力をつけるにはやるべき事を褒められるという成功体験の積み重ねだと思う。

2016-02-26 22:29:38

「正解」を目指すこと

宇樹義子(そらき よしこ) @decinormal1

私は答えを知っている。あなたたちのような人間を、私が目をキラキラさせて尊敬し、喜々として従い、疑うこともしなければ、私は殴られることも、叱責されることもなかったのだと。でもそんな人間がいたとしたら、それは私ではなかった。

2016-02-26 14:45:57
yamazaks💉💉 @yamazaksv2

@decinormal1 質問の答えは本来自由なはずで、今の場合も「本を読んでるから必要」と答えても良いはずです。しかし、今の学校では出題者の求める答え(経過も含む)以外を認めない傾向にあります。そのため「問題には必ず正解がある」という間違いが身についています

2016-02-26 14:39:36
宇樹義子(そらき よしこ) @decinormal1

そのとおりですね。きっとこの教師は、「本を読んでるから必要」と答えたら、何か理由をつけて叱責したり否定したりするだろうと思いますね。そんなもののどこが「本人に考えさせる自由な指導」なんだろうと思います。 twitter.com/yamazaksv2/sta…

2016-02-26 14:48:06
イシゲスズコ @suminotiger

質問を受けて「これはこういう回答を求めているのだろう」と察して大人が納得する答えや想定を上側に超えて喜ばせる答えをするのは小さい頃から得意だったのを思い出したけどあれは過剰適応だったんだろうか。

2016-02-26 14:41:59
イシゲスズコ @suminotiger

そう。言外の意味を汲み取ることが質問に答えることだというのを繰り返しているとそれが自分の考えたことのようにすり替わってしまう。自分はこれを進学の時に経験した。親が示した進路を自分で決めたように返答していて、あるときふとそれが自分の意志ではなかったことに気づいてそこから崩れた。

2016-02-26 14:45:40
イシゲスズコ @suminotiger

崩れながら、自分と親とのやりとりをひとつずつ思い出して背筋凍ったの。あのときあぁ答えていたけどそれはお母さんがそう言えば喜んだから、それが正解だと思ったから、でも私の答えはそうじゃなかった、本当はこうしたかった、それが自分の中で一気に飛び出してきたなぁ…

2016-02-26 14:47:03
ぱふ @ppaaffuu

RT やってた、やってた。「こう言えば、先生ウケする」って、なんとなく分かるから、そうしてたw 「今、電気必要かな?」「必要じゃないから、消します!」って、優等生の受け答えが得意だった。「そう言うと先生に褒められるから」で、「私が考えた」のとはチガウ。

2016-02-26 14:45:22
ぱふ @ppaaffuu

RT うわぁ……思い当たる節がありすぎて……(苦笑 ワタシは年食ってから、「ああ、親の言うとおりやろうとしてた、『正解』に沿って生きようとしてきた」ことに気づいて、「じゃあ、本当はワタシ、何がしたかったの?」と自問したとき、それが「ない」ことにガクゼンとした。

2016-02-26 14:50:06
ぱふ @ppaaffuu

ああ、家で、教室で、職場で、「どう言えば『正解』なんだろう? この人がナットクするんだろう?」と必死で考えを巡らせる、あのときの気持ちを思い出して、胃のあたりがキュッとなる。

2016-02-26 14:56:45
ぱふ @ppaaffuu

「正解を求める」ことばかりで、「自分で考える」ことを怠った時間が、本当に本当に本当に本っ当ーーーーーに、惜しくてならない。

2016-02-26 14:59:21
ぱふ @ppaaffuu

「正解を求め」ていた時間を、「自分で考える」ことに充てていたら。歩む道は同じでも、きっと感じる「濃度」が全く違ったろう、と思う。

2016-02-26 15:02:29
ぱふ @ppaaffuu

これは、きちんと後悔したいと思う。一生、じっくり、かみしめなきゃいけない後悔だと思う。

2016-02-26 15:03:51
ぱふ @ppaaffuu

RT 冷たくも、イヤミでも、上からでも全然なくて、むしろ、「大好きな先生」だから、「先生の求める答え」を子どもは一生懸命汲み取る。「電気が必要かどうか」じゃなく、「先生がどう思っているか」と懸命に考える。「判断のできる子どもになってほしい」のに、逆に判断を奪ってしまっている。

2016-02-26 16:16:00
ぱふ @ppaaffuu

キライな大人の言うことなら、反発もできる。むしろ、「優しい、すてきな大人」に、「こうしてほしい」という言外の意図をこめた問いをされたら、子どもは喜んで、「はい、こうします」と応じる。それを、大人も子どもも、「子ども自身が『判断』したんだ」と思い込んでしまうのが、怖い。

2016-02-26 16:21:56
ぱふ @ppaaffuu

「子どもが、自分で考えて、判断のできるように」と望むなら、大人は、「答え」をあらかじめ用意しちゃダメだ。どうしても、「大人が思う答え」のほうへ誘導してしまうから。 「答え」は、子どもに探させるように、質問に大人の「意図」を乗せない。子どもの答えを引き出すような、良質の問いを。

2016-02-26 16:29:53
ぱふ @ppaaffuu

「良質の問い」って、すっっっっごく難しいけど。「問いの出し方」は、日々、磨いていかないとなぁって思う。

2016-02-26 16:37:13
AOYAMASHINGO @aoshin1966

学校現場での議論で再認識。強すぎる同調性への大人の無自覚さがいじめにつながるのだ。自立した個を育てる教育を考えていきたい。

2016-02-26 22:42:43
みちこ @Michi_t_michi

これ、パニック中の夫だ。 正解のことしか行動しては行けないという恐怖感があるみたい。 だから正解がわからない→できない→フリーズ→とりあえず謝るしかできない。 どうやって導けばいいのか模索中。 パニックになっていない時は普通なんだけどな。

2016-02-27 08:44:28
にのの @ninono0412

質問系のアプローチは、向いている子もいるかもないし、適したシチュエーションもあるかもしれない。そして相手との関係性も関わってくるよねぇ。クイズ感覚で出すのなら楽しめる子どももいるかもしれない。 でも長女は「正解を出さねば!」というプレッシャーで固まってしまうから使わないが。

2016-02-27 08:34:40

ちょっと眺めて私が感じたこと。

dicegeist @dicegeist

「ただの一方的な指示ではなくて、主体性を持って考えさせようとしたつもりが、逆に暗黙の読み取りを強要することになりかねない」すごい例。 善意からの指導が、一歩間違うと簡単に押し付けになるという、「指導」の難しさが象徴的にあらわれてる…

2016-02-26 23:19:26
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