旭山動物園のシンリンオオカミ①

狼祭実行委員 @wolfes_jp

ヌプリ。オオカミの成長は3歳頃で終わるとされるので、体高・体長はもうこれで落ち着くのではないかと思います。予想されていたとおり旭山の群れでもっとも体格が良い個体となりましたが、群れの中にあってはやはり両親には頭が上がりません #狼情報 pic.twitter.com/d8qmSIPBVx

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カント。かつてお転婆の名をほしいままにした彼女ですが、今は群れのオメガです。群れ全体の動きがあるときには両親やレラを頼って参加していますが、それ以外では離れた立ち位置をキープしています。この日は首元に怪我を負っていました。　#狼情報 pic.twitter.com/DFAeQsqTew

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レラでした（汗）"顔と足先が良い感じに白くなってきています。父・ケンやおばにあたるメリーのようなコントラストが目立つタイプの白化も良いですが、半白のオオカミも格好良いと思います"　#狼情報 pic.twitter.com/ovBf4aWZGY pic.twitter.com/s3n224xOIu

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ノンノ。カントとは同腹の姉妹ですが、カントを追いつめるのはノンノであることが多いです。同じく黒毛個体であるケンやレラと比べると白化部分が少なく黒々とした印象があります。また、黄色みの強い虹彩の色が目立ちます。　#狼情報 pic.twitter.com/ke26qWWX9V

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冬期開園開始時のタイミングだと思いますが、個体紹介看板が更新されていました。 2013年11月に闘争によって死亡し、長く喪中の掲示のみがされていた「チュプ」が再び家系図の中に戻り、合わせて死因がはじめて明示されました。　#狼情報 pic.twitter.com/5XchEjd5X8

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ミナとワッカの情報も更新されました。ミナの毛色は「うすい茶色」と書かれていますね。写真に撮ると、光加減や体の角度によって白毛個体のように映ってしまうことがあるのですが、実際には背中の色がかなり濃いのです。　#狼情報 pic.twitter.com/stTKQQgagu

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ワッカの毛色についても「ヌプリよりも濃くなるかも！？」と比較されていて、とても分かりやすいと思います。実際にヌプリ（向かって左）とワッカ（右）で並ぶとこんな感じの差になります。　#狼情報 pic.twitter.com/8SWDM3BLVM

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首を縮めているとワッカの首回りの毛色は茶色というよりも黒に見えます。 また、虹彩の色にも差があり、ヌプリが父親のケンに似た緑がかった色合いなのに対して、ワッカは母親のマース寄りで黄色っぽい目になりそうです。　#狼情報 pic.twitter.com/5JOxnRlys4

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今年生まれのミナとワッカは2頭ともメスなのですが、この時点で既にかなり体が大きく、そして体格も良いように見えます。旭山の成獣たちの中でも大柄なはずのヌプリと並んでもこんな状態でした。　#狼情報 pic.twitter.com/w0FNr43RTp

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一方、メスに限った中ではマースが他の個体に混じっていても大きく見えていたはずなのですが、ミナは既にほとんどマースの体高と並んでいるように見えます。　#狼情報 pic.twitter.com/UooFGBHcJo

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前回2012年度に仔オオカミの成長を追った際、12月時点での体格はこんな感じでした。左から、カント、チュプ、ヌプリ、ノンノです。当歳仔たちは前年生まれの仔と比べても小柄に見え、マースと比べると明らかな大きさの差がありました。　#狼情報 pic.twitter.com/Yuk0hqBs1y

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ミナもワッカも既に永久歯は揃ったようですが、まだまだ成長期。今後の成長ぶりもとても楽しみです。 ※仔狼の成長過程を詳しく知りたい方は→ youtu.be/cHL0lycpTQE　の1:40～を是非ご覧下さい。　#狼情報 pic.twitter.com/LMCaLx2xj8

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成獣顔負けの牙（まだ摩耗していないので実際に成獣よりも長く鋭い）を剥きだしてガウガウしているミナとワッカ。画像で見ると怖そうですが、実際に声を聞くと仔オオカミらしい甲高さが残っていて、ちょっと可愛いかったりするのです。　#狼情報 pic.twitter.com/U3B13pEnOB

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ちなみにこれはジョー・レスリング（Jaw Wrestling）と呼ばれる儀式化された攻撃行動とされます。イヌでは歩き始めるよりも前から観察されるそうです。大きく口を開けて牙を見せ合いますが、力任せに噛みついたりはしません。　#狼情報 pic.twitter.com/amns9fNtSt

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この2頭、巣穴から出てきた頃の様子ではミナのほうがやんちゃで好奇心旺盛な印象だったのですが、今ではワッカのほうがミナにちょっかいを出す場面が多く、最終的にはミナを圧倒することも多くなっているように見えます。　#狼情報 pic.twitter.com/8Th8Hpdqjk

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この時はまだ11月下旬でしたが、ケンとマースの行動はすでに繁殖期が近づいてきていることをうかがわせるような雰囲気に変わり始めていました。普段はほとんど吠えないマースが群れの遠吠えに参加するようになる時期もそろそろです。　#狼情報 pic.twitter.com/VmHvBb0d5F

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一方、群れでの動きが活発化するシーズンを迎えるにあたってカントの状況が少し心配です。過去のチュプのように群れの動きにも無反応という状態ではないのですが、娘たちのまとめ役をしているレラがうまく対処してくれることを願います。　#狼情報 pic.twitter.com/rUpZdo193B

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ヌプリとワッカがすぐ側で遊びまじりの挨拶をしていても、動かずに離れた場所から舌だけをペロペロと出し入れして参加しているつもりらしいカント。立ち上がって動くとすぐにノンノが抑えに飛んで来るのでこんな状態なようです。　#狼情報 pic.twitter.com/u53eC2YrVB

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レラとノンノ。ノンノに対するレラの立ち位置は今のところ安定しているように見えます。また、レラは今年の春以降だとカントに対する配慮が感じられる場面も多く、このままノンノが暴走しなければカントも大丈夫だとは思うのですが…　#狼情報 pic.twitter.com/X4C1lSAx2u

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チュプとレラ、カントとノンノ。どちらも同腹の姉妹ですが、オオカミの群れの個体同士の関係は本当に厳しいです。もちろんその部分も含めて魅力的な動物ではあるのですが。 ミナとワッカの関係も今後どうなっていくのか目が離せません。　#狼情報 pic.twitter.com/UX9hQ9pUMJ

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