自由主義史観「授業づくりＪＡＰＡＮメルマガ」による日本の近現代史教育、日本会議「女子の集まる憲法おしゃべりカフェ」

山口智美 @yamtom

授業づくりJAPANメルマガ。日本で現在進められている近現代史教育は３つあるとし、A.東京裁判史観、B.共産主義史観、そしてC. 自由主義史観と説明。自由主義史観については「このメルマガの会員が７３６ですので、まだまだ極端な少数派です。」ほう。

山口智美 @yamtom

「Ｃ：共産主義史観」教育の問題点の説明の中で「太平洋戦争の日本がいかに悪かったか、日本軍がいかに残虐だったかを教える（これが「反戦教育・平和教育」のウソの核心です）⇨ウソでもプロパガンダでも目的が正しければいいんじゃ！（この思考法がテロまで行き着きます）」とある。すごいなw

山口智美 @yamtom

「「反戦教育」「平和教育」は、日本の児童生徒の自我形成を破壊する毒薬です。教育における残虐行為です」らしい。「しっかりとしたアイデンティティーを確立するまでは、祖国の歴史は本当のことを教え、ウソは教えず、肯定的に教えるのがよいのです」だそうですよ。

山口智美 @yamtom

自由主義史観教育をすると、生徒の健康な自我形成ができて、自己肯定感が支えられるらしいのだが、そうした生徒の感想は「先生の授業を受け続けて、私は「愛国心」というものを深く学びました。..　一転して、日本は国民のことを第一に考えている良い国だなあと思うようになりました」というもの。

山口智美 @yamtom

しかし、「一転して、日本は国民のことを第一に考えている良い国だなあ」という感想が良い事例なのであれば、授業づくりJAPAN的に「わが国の公式の歴史観」だという「東京裁判史観」も「国民のことを第一に考えている良い国」が進めてきた史観、とはならないのかと不思議である。

山口智美 @yamtom

要するにここで「素晴らしい」とされる日本は戦前の日本であり、戦後はGHQのWGIPのせいで日本はめちゃくちゃに….系の理論が背景にあるのだろうとは思うが、そこまで教え込まれる中学生は大変だぞ。

山口智美 @yamtom

（日本会議研究）憲法編：下　家族尊重、条文明記を主張：朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…　「同年４月の自民党憲法改正草案は、両性の合意のみで結婚できるとする現行の２４条を変更」ここ結構重要で、自民党改正草案は「両性の合意のみ」の「のみ」を外すもの。

山口智美 @yamtom

日本会議の『女子の集まる憲法おしゃべりカフェ』によれば、「両性の合意のみ」は「『結婚や離婚は親や子供が何を言おうが関係ない、本人同士が合意すればよい』という事です。残念ながら両性の「合意のみ」について成立した結婚は「合意のみ」によって気軽に破局を迎えやすいものです」(30)

山口智美 @yamtom

そのあと「結婚式もせずに籍だけ入れる夫婦って、周りの目が気にならないからか、離婚率高いってテレビで言ってたの聞いたことがあるわ」「気軽に結婚すれば我慢しないで気軽に離婚するのは当然よ」「つまり今の憲法は「家族」よりも「個人」の方が重いのです」と謎理論が展開されていく。

山口智美 @yamtom

「だから憲法学者によっては憲法二十四条は「近代家族を崩壊させる要素を含んでいる」と述べるくらいです」（『女子の集まる憲法おしゃべりカフェp.30)　なんだそうですよ。「だから離婚率も高くなるのかもねえ…」「こんな憲法だと家族が崩壊しているのも頷けるわ」と続いていきます。

山口智美 @yamtom

要するに現行憲法から「両性の合意のみ」の「のみ」を外すことで、両性の合意以外の誰かの意思で結婚、離婚が出来たりできなかったりする状況を作り出したいのかと。特に「おしゃべりカフェ」に書かれている「離婚率」へのこだわりを見ると「両性の合意のみ」で離婚できなくしたいのかと思われるわけで