ヘイトスピーチ対策法案（与党案）に関する国会審議（2016/4/26）の様子

YAF @yagainstfascism

内閣委員会。河野大臣。行政のアカウントのフォロワー数は決して多くない。ネット社会は自由な中で作られ、それをインフラとしてきた。そこで流されたデマなどはインターネットの中で打消しをしてゆく…そうしてネットは進んできた。それを制約するのは必ずしも効果的でない。続く

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池内議員が求めた、デマへの行政対応への河野大臣の答弁続き。 ツイッターなどの匿名の利用者のサービスには一定のリテラシーが必要。利用者はそれをわかって利用せねばならない。正しい情報は何かをより分ける能力も求められる。行政は努力をするが、すべて行政に求めるのは筋違い。

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内閣委員会。池内議員。自由な社会を制約せよというのではない。自由な社会を守るために事実でないことは行政がきちんと正確な情報発信することが大事と述べている。

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池内議員。在日コリアンが毒を撒いたというデマはヘイトスピーチ。この発言は関東大震災にゆきつく。そこではデマは自然発生的ではなく、警察など行政が主導し、それに意識的に便乗した人を通じ、朝鮮人、社会主義者の虐殺が起き、世界的なヘイトクライムに拡大した。これは過去の出来事ではない。

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池内議員。我々の社会は国連の人種差別撤廃委員会が懸念する問題に直面している。震災時の被災者の不安につけいる最悪の形でデマが発生した。常軌を逸したヘイトスピーチ、ヘイトクライムに繋がりかねない重大問題ととらえ、断固禁止する姿勢を政府がとるべきである…と。

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内閣委員会。池内議員。デマ問題に続き、3月27日のヘイトデモへの抗議時、女性抗議者が警察に暴行を受け、告訴事案となった件に関し、警備体制について質問。写真を見た限り、たまたま手が首に当たったといえるものではなく、明らかに暴行で行き過ぎで、身内に甘くせず、厳正な捜査を求めたい…と。

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池内議員。法務委員会で河野大臣はヘイトスピーチはきわめて由々しいと答弁しているが、それならば警察は心ある市民をこそ守るべきでないか。今回の案件は、警官がレイシスト側に共感していた為に発生したのではないかと懸念する。そうであるならば看過できない重大な問題である…と。続く

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池内議員。日常では大小の差別偏見が生じるが、その度に対処せねばならない。今回の事案は単なる警備上のトラブルという認識ではいけない。警官には人権を守るという意識を各人、徹底してもらわねばならない。今起きている人権課題についての警官への人権教育をしっかりやってもらう必要がある。

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河野大臣。今はデモ参加者の主張に関わらず、不許可事由がない限り、デモは許可せねばならず、違法行為があれば誰であれ警察はそれを解消せねばならない。警察は教育をやっているが、憎むべきヘイトスピーチが行われるようになった現況に鑑み、適切な教育を警察内でしっかりするよう指導して参りたい。

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法務委員会でも警官への人権教育について問われてますが、今日の内閣委員会でも河野大臣が一般的な人権教育でなく、ヘイトスピーチが激しい現況を鑑みた適切な教育を警察内で指導したいと述べたのは、ちょっとした一歩では。法務委員会だけでなく、国会でのレイシスト包囲網が強化されてる感あります笑