HPVワクチン(いわゆる子宮頸がんワクチン)の効果は死亡者数減少だけではない
HPVワクチンを接種する時期
HPVワクチンはHPV感染後の接種では効果が低いので、性交開始前に接種することが重要。すなわち、初交経験率が低い時期の接種が効果的。
日本人女性の初交経験率(高3まで) midorii-clinic.jp/img/20101224_0… 。高3でおよそ45%だから、15~19歳のHPV感染率が4割程度なら、性交で感染していると考えるのが妥当なような。中学生までにワクチンを接種することが子宮頸がん予防に有効であることを示すデータ。
2016-05-02 06:11:02若い時期の接種だけで効果があるか
宮川氏の言うように、若い頃に感染したHPVが潜伏しているなら、ワクチンに効果があることが明らかだし、高齢で感染することがあるなら、適当な時期に再接種をすれば良いのです。|『HPVワクチンに関する宮川剛氏の言説を批判する(1)』 ⇒ amba.to/1SHxig6
2016-05-02 21:32:04「子宮頸がんワクチンの効果の持続期間は有限であるから意味がない」という言説には、「効果が弱まる前に再接種すればよい」でファイナルアンサーでしょう。高齢での発症ならよいというわけではありませんが、子供を産み、育てる時期の発症を防ぐことは、死亡を防ぐこととは別の意義があります。
2016-05-02 21:37:31「マザーキラー」子宮頸がんに対する、HPVワクチンの、死亡者数減以外の効果
HPVワクチンの意義として、死亡者数の減少はもちろんあるんだけれど、「マザーキラー」と呼ばれる子宮頸がんの発症を、前癌状態を含めて減らせる意義も大きいし、今接種をすれば、10数年でそれがわかるんだよね。日本で接種した300万人が30代になる頃には、他の世代と差が出るだろうと予想。
2016-05-02 21:48:19もしこの予想が当たったとしても、接種勧奨の中止や副反応についての報道などで接種を避けた人たちは、遡ってワクチンの恩恵を受けることはできないんだよね。せめて、子宮頸がん検診の受診率が上がることを願いたい。
2016-05-02 21:50:59仮に、感染を遅らせるだけだったとしても、子供を産み育てる30代から40代にかけての子宮頸がん発症を抑えるワクチンの意義は大きいのです。「マザーキラー」と呼ばれる病気。幼い子供を残して死ぬ悲劇を回避することに、意義がないと考えますか? twitter.com/hanbai2011/sta…
2016-05-02 22:24:25繰り返し言うけど、HPVワクチン(いわゆる子宮頸がんワクチン)に対して、「がんで死んでないから意味がない」という意見には反対だ。死者を減らす効果はあるし、死なないとしても、子供を諦めなければいけなかったり、幼い子供を残して亡くなる女性を減らすことの意義が大きいと考えるから。
2016-05-02 22:26:52仮に「子宮頸がんそのものを予防する効果はない」としても、それ以外の効果も大きい。
ワクチンに子宮頸がんを減らす効果がなく、子宮頸がん検診の過剰検診が問題なら、前がん状態を減らすという効果が確認されているHPVワクチンは有効だということになるんだけどな。ワクチンでがんが減らないのだとしたら、がんになる可能性の高い前がん病変だけを残せるということでしょう。
2016-05-03 06:16:1010000人の女性が居て、そのうち100人が検診で子宮頸がんの疑い(要精密検査)とされ、さらに6人にがんが見つかるとする h2.dion.ne.jp/~sakuralc/colu… と、疑いの人数を半減できるHPVワクチンの効果はかなり大きいんじゃあないかしら。9価ワクチンなら9割減だから、
2016-05-03 06:21:35@akimi_o たとえHPVワクチンに子宮頸がんそのものを減らす効果がなかったとしても、要精密検査が10000人中10人になり、うち6人にがんが見つかるということになれば、定期検診の時点でほぼがんが確定するということだよね。不安による生活の質の低下を防ぎ、医療費も削減できる。
2016-05-03 06:24:42