親指シフトについての発言まとめ

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

自分では、勝手にホームだと思っていた、NICOLA（日本語入力コンソーシアム）のHPがリニューアルして、完全スマホ対応に(^ ^;)。それはいいんだけど、なんと!!　フォーラムが廃止になってる!!　次に何か思いついちゃったらどこに書けばいいんだろう(ToT)？

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

そろそろ、親指シフトのことについて、つぶやいていこうと思う。いまだに、新たに始めてみようという人もいるし、早々と玉砕して去っていく人もいる。有効な練習方法とか、知らせてあげたら、長続きするんじゃないかと。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

昔のことは、少しずつ忘れていくし、覚えているうちにというのもある(^ ^;)。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

まず、親指シフトを練習する上で、必ず目を通してもらいたいのが、古瀬幸広さんのNICOLA派宣言です。日本語入力コンソーシアムのHPにあります。 nicola.sunicom.co.jp/olddoc/nicolah… 後半は、練習の具体的な文例も載っています。ホームポジションだけで打てる文章もあります。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

もともと、親指シフトは、使う頻度が高い文字をホームポジションに集めているので、ホームポジションの文字さえ覚えてしまえば、半分くらいは習得したと言ってもいいくらいです(^ ^;)。後は、この文字は、ホームポジションから人差し指をこれくらいずらせばというのを体に覚え込ませる。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

親指シフトで、あいうえお５０音を順に打つなんていうのは、良さをまるっきり無くしてしまう練習です(^ ^;)。いや、練習ですらないかも(^ ^;)。そりゃあ、苦痛でしょう。うしてけうしてけ……って打ってた方が、何１０倍身になると思います。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

実は……私が最初に買ったワープロは、親指シフトではありませんでした。でも、JISキーボードでもありませんでした(^ ^;)。そう、エプソンの５０音キーボードだったのです(^ ^;;;)。当時、ワープロはかな入力が当たり前で、わざわざローマ字入力する人はいなかったと思います。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

最初の家庭用ワープロの東芝ルポが、プリンターの字体が特殊で、まず購買対象にならなかった(^ ^;)。エプソンは明朝体が打てたので、５０音キーボードなら練習しなくても打てるだろうと思ったのですが、ちょっとした書類やチラシならいいものの、文章を打つのには向かなかった。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

で、数年後次のワープロを買うために参考にしたのが、『最新ワープロ大百科』（実業之日本社）。古瀬幸広さん責任編集ですよ(^ ^;)。比較検討して、OASYSの親指シフトがいいだろうという結論になりました。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

ちょと長くなるはずの同人小説の案があって、ストレスなく早く打てるものじゃないとやってられないわけですよ(^ ^;)。確か、買ったのはOASYS Lite FROM10 だと思います。キーボード練習機能が付いてて、２週間練習したら、まあまあ打てるようになったので、後は実戦で。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

頭に思い浮かぶ文章をそのまま打てばいいんだから、親指シフトはいい!　ってことを実感しました(^ ^;)。で、それから２０数年、OASYSからMacに使ってるマシンは変わりましたが、キーボードは親指シフトです。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

確かに、親指シフトは高い……いや、高かった(^ ^;)。MacのLC-630を１１万円で買った時、Rboard for Mac は５万円近くしたような(^ ^;)。でも、３年以上バリバリ使ったから、元は取れてると思う(^ ^;)。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

今なら、富士通コンポーネントのThumbTouch（FKB7628-801）ならAmazonで１５５４０円ですよ。安くなったよねぇ(^_^;)。JISキーボードでエミュレーションなら、もっと安くできるし。これはもう、挑戦しない手はないでしょう(^_^;)。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

親指シフトキーボードについて語るには、まず、対極にある（旧）JISキーボードの説明をしなければなりません(^ ^;)。日本で一番数が多いキーボードであることは確かです。ですが、最初から多かったわけではありません。一番最初の頃のことを書いていきます。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

といっても、私も当時は知らなかったので、見てきたように書きますが、後で調べたことがほとんどで、多少の間違いも含まれているかと思います(^ ^;)。お気付きの点がありましたら、ご指摘ください( _ _ )。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

むかしむかし、まだパソコンどころかワープロも存在していなかった頃、コンピューターは日本語が扱えませんでした。プログラムの入力のために、英語のキーボードは付いていたので、それでカタカナくらいは使えるようにしたのが、いまの（旧）JISキーボードの前身です。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

コンピューターといっても、現在のような机に乗るようなパソコンじゃないですよ、冷房の効いた部屋を一つまるまる占拠するような巨大なもので、買い手に合わせて一からシステムを構築する……そういうものだったんです。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

う〜〜ん、発言するために、OASYSの産みの親、神田さんのHPを読み返していたら、いまさら、え〜〜？　っと驚く事実が書いてあったりして、考えてた話の持って行き方をもう修正しなければならない(^ ^;;;)。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

メインフレーム（当時の大型コンピュータ）の英語のキーボードをカタカナが使えるようにした……と書きましたが、自分で書いててなんですが(^ ^;)、あれ？　誰がやったんだろうと疑問に思いまして、調べてみたら、神田さんの記事の中に、IBMが６４年に開発したと書いてありました。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

わかってみれば当たり前の話で(^ ^;)、日本にコンピューターを売り込むに当たって、カタカナだけでも扱えれは、全然違ったでしょうから、そりゃ一生懸命やりますよね。ただ、ビッグブルーIBMでも、その後１０年以上漢字を使えるようにはできなかったわけですよ。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

そのため、全部カタカナでデータ化されていた年金情報とか、いまでも影響が残っているわけです。もちろん、個別に漢字を使えるシステムを受注して作ってはいました。新聞の版下を作るものとか。ただ、特殊だし、値段も４０億円もしました。今のじゃなくて、当時のですよ(^ ^;)。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

当時は、コンピューターで漢字が扱えないなら、漢字なんか使うのはやめてしまえ！　という暴論まであったくらいで、なんとかしなければならないと神田さんは考えたそうです。そしてできたのが、JEF（コンピューターで汎用に漢字を扱うシステム）と日本語ワードプロセッサーのOASSYSでした。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

う、OASYSのスペル間違えてる(^ ^;)。気を取り直して…… 日本語システムのJEFは、IBMより半年早かったし、それまでのものに比べてかなり安かったので、営業も、JEF、JEF言っていれば注文が取れたらしい(^ ^;)。おかげで、自治体の書類がカナから漢字になりました。

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

そんなJEFが発売された７９年に、東芝から日本初の日本語ワードプロセッサーJW-10が発売されました。机と一体型(^ ^;)で、６３０万円〜となってました。こっちも濃〜い物語があるんですが、詳しくはこちらを読んでください。 ne.jp/asahi/kanmu/he…

シナモン屋三度笠 @cinnamonYAAAH

このころ、富士通では、JEFと並行して、OASYSと親指シフトキーボードを開発中でした。そんなこととは知らず(^ ^;)、JW-10には当時の標準キーボードであるJISキーボードが付いていました（あと、５０音も選べたみたいです）。