#刑事訴訟法 ・通信傍受法( #盗聴法 )改正案(可視化法案)、このまま成立させて本当に大丈夫?
取調べの部分可視化は冤罪のリスク増大にも blogos.com/outline/171190/ 「元々取り調べの可視化を求める動きは、度重なる冤罪事件や検察による証拠の改ざんなど、検察の取り調べが公正に行われていないことへの不信感の高まりから出てきたもの。ところが、いざ録音・録画が→
2016-05-19 12:12:31→導入される段階になって、取り調べの録音・録画は部分的なものに限定された上、どの部分を録音・録画するかは検察の裁量に委ねられることになった。部分可視化では、どのような映像が記録されていようが、検察側から事前に犯人しか知り得ない情報を教えられていた可能性が排除できない。」
2016-05-19 12:14:28日本の刑事司法は国際的には中世レベル、長期間取り調べは拷問。 海渡雄一緊急提言「刑訴法改正案の可視化ではえん罪は防げない、日弁連は法案をこのまま成立させてはならない」 labornetjp.org/news/2016/0511… pic.twitter.com/TIhTMdmxcB
2016-05-19 16:30:57承前)取り調べ可視化は冤罪防止目的だった筈なのに何故か部分可視化。しかも可視化とバーターに盗聴法拡大と司法取引を加えるという本末転倒な展開に 刑訴法改正案の可視化ではえん罪は防げない labornetjp.org/news/2016/0511… pic.twitter.com/ddh7WCzo95
2016-05-19 16:36:24承前)犯人を捕らえ正しい審判を下す為に、自白の任意性の疑われる部分可視化ではなく、全面可視化にするべきだ。 刑訴法改正案の可視化ではえん罪は防げない labornetjp.org/news/2016/0511… pic.twitter.com/70UB900hGl
2016-05-19 16:41:106. 参議院法務委員会を傍聴された八木啓代さんのツイート
本日、参議院予算委員会を傍聴してきた。改正刑訴法の問題が次々に質問され、法相と法務省、警察は回答にならない回答。
2016-05-19 18:54:15具体的には、盗聴されていてもそれが起訴や裁判に至らない場合、盗聴された人間にはそれは知らされることはない。つまり、実質的に盗聴されていても、それを知る術はない。
2016-05-19 18:55:31法務大臣は、「すべての記録は裁判所にあるので、それを請求すれば知ることはできる」というが、盗聴されていると知らされないのに、どうしてそれができるのか。
2016-05-19 18:56:23「知り合いが起訴されて、盗聴されていることが判ったら、自分も盗聴されているかもしれないと思って請求できるかもしれない」と子供のような返答。
2016-05-19 18:57:31さらに「盗聴」の範囲は、電話だけではなく、携帯、SNSなど全てに及ぶとのこと。ただし、SNSなどの本社が日本にない会社の場合は、「協力を求める」のみだそうだ。
2016-05-19 18:58:52とはいえ、ITの専門家によれば、メールで暗号化キーを使えば、盗聴されても解読はキーがなければ不可能だし、高度な組織犯罪なら、それぐらいやるだろうから、「ほとんど無意味ですね」とバッサリ。
2016-05-19 19:00:05そして、使われる予定の「特定電子計算機」。まだ存在もしてないのに、「完全無欠」の予定だそうだ。世界中のクラッカーの的になりそうだけど、その問題は置いておいても、「人為的ミス」の可能性については、「そう言うことがないよう努力する」という回答のみ。笑える。
2016-05-19 19:02:01さらに指摘された「別件盗聴」。つまり、犯罪に関わりがあるということにして、裁判所から盗聴の許可を取り、別件の市民活動などについて盗聴することがいくらでもできる制度設計となっている点が指摘される。
2016-05-19 19:03:32もっとすごいのは「司法取引」で、誰かの密告により逮捕された場合、その密告をおこなった人物は開示されないそうだ。むろん組織犯罪の場合「お礼参り」を防ぐという意味では当然だが、別の点で言えば、冤罪に墜とされた場合、弁護側は、誰が嘘の証言をしたのかを知ることすらできない。
2016-05-19 19:05:37いうまでもなく、「取調べの一部のみ可視化」が大問題であるのは、今市事件でも明らかになったとおり。しかし可視化は、「別件逮捕」の場合はもちろん、実質的に強制的な「任意同行」などではなされない。そのあたり、法案賛成のはずの日弁連の認識とも食い違っていることが明らかに。
2016-05-19 19:08:18要するに、徹底的に、警察・検察性善説に立った法案ということであるが、これだけ法務委員会で問題が噴出しているのに、強引に質疑打ち切り。打ち切りに反対したのは、共産党の仁比議員と民進党の小川議員のみ。有田議員は打ち切りに賛成。
2016-05-19 19:13:54そして、打ち切りが決まって、採決前の、仁比議員の強力な反対答弁に傍聴席から拍手。(自民党の席からも拍手している議員がいた)
2016-05-19 19:16:22次に立ち上がった小川議員は苦渋の顔で「賛成答弁をします」、傍聴席から「えーっ」というざわめき。しかしその答弁は、到底、賛成答弁とは思えないほど、新刑訴法の問題点を丁重に解説したもので、最後に付け足しのように、「プラスの部分もあるので」。ものすごい圧力があったことが伺える。
2016-05-19 19:18:17それから自民党議員の賛成答弁。これも、到底、賛成答弁とは思えないほど、盗聴の問題点や、司法取引の危険性、今市事件を引き合いに出しての一部可視化の問題などを踏まえての話に、反対答弁かと思うほど。
2016-05-19 19:19:41もちろん、結論としては「プラスの点がある」「適性に運用されることを期待する」という締めで賛成答弁なのだけれど、賛成派ですら、かなり問題があることを認めざるを得ない法案であることは明らかだったということだ。
2016-05-19 19:20:52締めに、有田議員から付帯決議の提案と可決。付帯決議は、用数rに、「適切な運用を期待する」というようなもので、まあ、言ってみれば「言い訳」みたいなものかな。
2016-05-19 19:22:22そもそも検察官による犯罪があったからこその「検察の在り方検討会議」や法制審議会を経ての「改正」であり、また数々の冤罪事件(すなわち警察や検察の恣意的な捜査や自白の強要)が明らかになっての見直しであるはずなのに、「警察や検察」の「善意」に期待するということです。
2016-05-19 19:24:24そもそも今までが素手だったのではなく、相手により強力な武器を与えただけだと思いますが RT @amneris84 今回の刑訴法等改正法案を「さびた刀」を揶揄し、廃案を主張した弁護士がいたけど、だったら、今までのように素手で戦った方がいいのですかね。
2016-05-19 23:42:15可視化の義務化って3%以下ですよね。それにどうやって監視するんですかね? RT @amneris84 今日、参院法務委員会を通った、刑事訴訟法等改正法案について話した。一時はどうなるかと思ったが、なんとか成立しそうで、ホッとした。可視化の義務化が実現するのは大きい。
2016-05-19 23:44:46