経済成長と文化の成熟は両立しない?

経済的合理性を優先して、個々の人間をロボットのような労働力と見なす経済(個の創造性を抑圧しがちなので文化も成熟しにくい)から、全体(“和”)の利益の追求と、個の“楽”しさの追求が両立できる経済に近づきたいと思っています。 @ツイートを頂いたのをきっかけに返信を書いていたら、思いがけず、長くなってしまいましたのでまとめておきました。初めてtogetterを使わせていただくので、何か粗相があれば、お許しください。
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町の猫 @hitoshi44867230

@warakunomichi @DummyLostonline そう言えば、今朝五木寛之さんが「経済成長が終わってから文化は成熟していく」って言ってた。日本は高度成長が終わってから文化の成熟期に入ったんだ。最近スポーツでも芸術でもずば抜けた若者が増えてる。

2016-05-22 14:03:26
和楽の道 @warakunomichi

@hitoshi44867230 @DummyLostonline たしかにこれまでの世界では、経済的合理性と、文化(“楽”の一側面)の両立は難しく感じられますね。でもこれからの世界は、一人ひとりが自分の人生を“楽”しく追及することと、「健全な」経済が両立されるようにしたいですね

2016-05-23 20:15:29
和楽の道 @warakunomichi

@hitoshi44867230 @DummyLostonline もちろん、「健全な」経済というのは、GDP至上主義的な、限りない拡大を前提とした<経済成長>のことではありません。

2016-05-23 20:19:05
和楽の道 @warakunomichi

@hitoshi44867230 @DummyLostonline 「必要な時に、必要なものが、必要なだけ手に入る」という素朴でシンプルな、けれども、有史以来、人類が憧れつづけながらも実現できていない状態のことです。“和楽の道”の目的の一つは、少しでもその実現に貢献することです。

2016-05-23 20:23:23
和楽の道 @warakunomichi

@hitoshi44867230 @DummyLostonline ところで私は、そんな経済が成立することを妨げている原因のひとつに、人はインセンティブで動くものという思い込み(固定観念)があるように感じています。(「頑張ったのだから報われるべき」「怠けたら貧乏になるべき」など)

2016-05-23 20:35:14
和楽の道 @warakunomichi

@hitoshi44867230 @DummyLostonline これまでの世界では、外的な動機付けも、ある程度有効に機能しました。しかし「見返りは富であるべき」という観念が、ここまでの持てる者と持たざる者の格差、経済的合理性至上主義的な状態を生んでいる側面もあるように感じます

2016-05-23 20:40:55
和楽の道 @warakunomichi

@hitoshi44867230 @DummyLostonline 特に、生活に必要十分な富を持っている層について、この報酬の外的な要素に心を砕いている意識の中から、内的な報酬に意識を向ける比率を増やすことができれば、この状態は幾分改善すると思います。

2016-05-23 20:44:21
和楽の道 @warakunomichi

@hitoshi44867230 @DummyLostonline 結論としては、個人の内的喜び(“楽”)と、社会全体の経済という“和”を両立を目指すことが、今後の経済によい影響を与えるのではないかと思っています。つまり、文化的な発展と、「健全な」経済の両立です。

2016-05-23 20:51:50
和楽の道 @warakunomichi

@hitoshi44867230 @DummyLostonline “和楽的経済論”については、機会があれば、いずれ記事にしたいと思っています。長々と失礼致しました。最後に参考記事です warakunomichi.jp/chikyu-jinrui-… warakunomichi.jp/jinjiwotsukush…

2016-05-23 20:53:37