東方歴史合同西洋編感想まとめ
- haruhikasa
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などなどが派手に散見されて、とても残念です。記号後方全角空白も統一されておらず、ぐぬぬ。頼むぜ……。 なぜに引き込まれるのか。それはパチュリーはもちろん、ハンス卿が魅力的に描かれていること。そしてレミリアが「立てばカリスマ、座れば幼女、歩く姿はお嬢様」をしているところだろう。
2016-05-24 01:39:26霧辺にて、問わず語りの(プラシーボ吹嘘さん)これは校正時に一番悩んだ作品。独自設定の塊でまず殴られ、更にスイカっぽい鬼とオペレーターなる女性が分けられておらず、どっちが喋ってるのか判然としない。その上で、読み物としてこの上なく魅力的で面白い作品に仕上がっており……。朱筆も工夫を要
2016-05-24 01:48:13するものだった。返してからの結果は本を読んで頂きたい。著者こだわりの一本なのだと明白になる。この作品は、合同誌上という制限のある場ではなく、もっと長編の一部として読んでみたいと切望する。
2016-05-24 01:51:17Not Enough Yet(柊正午さん)出たな、ハウスフォーハー! カイザーヴィルヘルム協会という、近代史における謎の提供元の大元締が一人め! と、気合が入るしかない作品。このおやぢ、某所では文殊菩薩になってたりしてて、なかなか変な経歴を二次元空間では辿っているので、そちらはそ
2016-05-24 01:55:56ちらとして辿るべきだろう。さて、この作品は、一人の警官が出会った怪異と、その経験より生まれた戦闘技術という視点から描かれている。上海租界の胡散臭さは、この時代を生きた祖父からよく聞かされていたが、その埃っぽさはよくよく表現されているだろう。この渾然一体を表す街から、美鈴が出てくる
2016-05-24 01:59:21のは予想出来た。しかし、スワスティカとパチュリーというギミックは予想できなかった。まぁ、ハウスフォーハーと逆卍は、うん。総統閣下が手をプルプルさせながらメガネを外して「予想しておけと思った者は残れ」とやる展開なのかもしれない。余談はさておき、この作品の魅力は、怪異に出会った人間が
2016-05-24 02:01:57何の力も持たない時に、どう思考するかという実験なのだと思う。主人公は結局、新しい体術へと向かって行くが、そのきっかけが美鈴の技であったという、いわば思考上の遊びが見事に表現されていた。孫文主体ならば正邪が出てくるものだが、そこに行きつかない挑戦を見事に成し遂げていると思う。
2016-05-24 02:06:18東方巡礼記(春日傘主催)最後の最後に、人類史上最大の血みどろを持ってくるとは、この海の(ry この作品も朱筆はしていないので、感想のみとなる。青娥がしっかり邪仙している作品であり、十字軍という壮大な巡礼は、結局のところアジテーター達による経済活動だったという本質を上手く表現してい
2016-05-24 02:11:10ると思う。狂信を煽り、そして中世を暗黒に閉ざしてしまった当時の政治、そして敬虔故に盲従してしまった民衆。これを操る妖怪。綺麗に歯車を組み合わせることが出来ている。しかし、この歯車は狂っている。狂っているからこそ、行進する。いざ、エルサレムへと。そこが魅力なのではないだろうか。
2016-05-24 02:15:19