カスタムライトセーバーの電子工作系まとめ(2016版)
- TadashiHiroishi
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えーとちょっと最近聞かれることが多いので、一度ライトセーバー関連の電気の知識をまとめていきたいと思います 俺もド素人からマニュアル読んだりAndersonさんのブログ読んだり工房さんから聞いたりした知識の切り貼りなので、質問、突っ込みありましたら是非お願いします
2016-05-27 22:31:51@Airget700 まずリチウムイオン電池の規格について 18650 3400mAh 3.7v よくこんな書かれ方をされてると思います 18650は電池自体のサイズ 3400mAhは電池の容量です これはmA×hourの略で、何アンペアの電流をどれぐらい放出できるかを表します
2016-05-27 22:34:37@Airget700 基本的にはひとつのメインLEDは1000mA~1500mAで駆動しますので、1000mAのLEDひとつのセイバーなら3時間ほど連続起動できます スピーカーと基盤の消費電力はLEDに比べれば微々たるものです
2016-05-27 22:37:04@Airget700 よく出てくるTri-creeだのTri-rebelだのというのはLEDが3連になっており、基本は2つをメインカラー、1つをFOC用に使います なのでメインLEDだけで3000mAほど消費するわけで、電池の容量が大事になってくるのがわかると思います
2016-05-27 22:38:43@Airget700 Tri-creeのRGBセイバーの場合、red,green,blueの3つを混ぜることで全ての色が再現できます。 blueブレードなら1500maで済みますが、purpleブレードなら3000使いますね
2016-05-27 22:40:41@Airget700 たまに話にも出ますが、当然RGBでブルーブレードを作るより、Blue Blue Whiteなどで2個のLEDを用いてブルーを作った方が明るくなります 劇中のレプリカなど、ブレードカラーが決まっている場合はこちらを選択するケースが多いでしょう
2016-05-27 22:42:12@Airget700 次、各基盤の電圧について 一般的なPlecter labsの基盤に絞って話をすると、 NB、CS、Prizmは3.7v PC、CFは7.4v が基本になります ただしPC、CFについてはsingle cell hackという3.7対応にする方法もあります
2016-05-27 22:44:27@Airget700 single cell hackで必要になるのは pic.twitter.com/72gr0HYM9p
2016-05-27 22:46:14@Airget700 左上の黒いボックスを外してちょこっとブリッジするぐらいなので、この基盤使いたいけど7.4無理ーてときにはいいと思います ただし電圧低下によって不安定になりやすいらしいので、CFではあまりやられないようです pic.twitter.com/QCWiffknnD
2016-05-27 22:47:49@Airget700 各基盤を簡単に説明すると CF- 最高峰 お値段もセンサ感度もフォント数も最高 でもでかい PC- 一段下 お値段ちょっと抑え目、センサ感度良し、でも7.4は使いづらい
2016-05-27 22:50:24@Airget700 Prizm- PCとほぼフォント数やセンサは同じ RGBセイバーが作りやすい上に3.7で駆動する優れもの 量産体制が整ったのか入手しやすくなったので、今後のスタンダードになるかも CS- VVセイバーなどに基本的に使われてますが、一般販売はされてません
2016-05-27 22:52:08@Airget700 NB-一番小さく一番安い(67ドルぐらい)、3.7でいけるがフォント格納数が少なくブラスターブロックやつばぜり合いができない 唯一サブスイッチがいらない基盤なので、乗っけるのは楽です
2016-05-27 22:53:39@Airget700 次、よくつまづく電気と抵抗のお話 セイバ-のメインLEDを配線する場合に、抵抗がいらないパターンがいくつかあります 1、3.7v駆動している基盤で、青、緑、白系のLEDを約1500mA以内で使用するとき 2、PC,CFのチャンネル1につなぐ時(LEDは不問)
2016-05-27 23:00:07@Airget700 3、PC,CF+Color Extenderを使う場合 2と3の場合はcurrent regulatorが存在するためどんなLEDでも外付けの抵抗はいりません
2016-05-27 23:03:43@Airget700 抵抗値の計算については led.linear1.org/1led.wiz ここなどを使用すると楽です 計算に必要な情報は
2016-05-27 23:08:48@Airget700 Source voltage(電池電圧) diode forward voltage(LED固有の値、仕様表に必ず書いてあります) diode forward current(なんmAでLEDを光らせたいか) この3つで必要な抵抗値が出ます
2016-05-27 23:09:49@Airget700 ちなみにこの際のdiode forward currentは、先述した電池容量のmAhとは計算上関係ありません (厳密には関係があって、18650では2000mAで設定してもいいけど14500では1500mAぐらいまでが無難らしい)
2016-05-27 23:14:22@Airget700 なので、1000~1500mAを目安に抵抗値を計算しときましょう 次、抵抗の容量について 抵抗値を計算すると1.2Ω、2Wとか出てきますが、 この2Wてのが抵抗の容量です 簡単に言うとどれだけの熱量を抵抗内に保持できるか
2016-05-27 23:16:37@Airget700 なので、安全のためにはW数はでかいに越したことはないですが、比例して抵抗自体のサイズがでかくなっていくのでスペースと相談しましょう FOC用LEDに付ける抵抗は、常時点灯ではない分小さくてもよいそうです
2016-05-27 23:17:45@Airget700 次、パラレル接続の場合の抵抗値 先ほど言ったBBWなど、BBを並列接続してチャンネル1に、WをFOCチャンネルになどのケース 基本的には抵抗の計算はシングルの場合と同じで大丈夫です 2個のBそれぞれに抵抗を接続し、その後に+同士、ー同士をまとめます
2016-05-27 23:23:39@Airget700 抵抗値の計算って、LED側の定格によると思ってたんですが。電池側の容量にかかわらず、Tri-creeだと1000mAで計算してました。
2016-05-27 23:34:58@Yamabiko_ 1000mAが無難ですが、PCやCFのチャンネル1では2000までいけますよ 青緑系統はNB意外の場合1500でも大丈夫だとか 赤系は1000前後が無難だそうです
2016-05-27 23:39:28@Airget700 あ、スミマセン言葉足らずでした。最近NBばっかりいじってたので・・・ NBとかで抵抗をかます場合の計算の話ですね。
2016-05-27 23:44:52