不敵塾の勧め:日本からシンギュラリティを起こそう メモ
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ランフロント大阪北館 タワーC 8階 ナレッジキャピタル カンファレンスルーム「不敵塾の勧め:日本からシンギュラリティを起こそう」に来ています。
2016-06-22 17:53:29松田:2時間の予定。あとはディスカッション。話は2つ。「日本からシンギュラリティを起こそう」というわけで、私の著書を2つ紹介する。「人工知能の都市伝説」と「2045年問題」。前者は適当なもの。ライターが書くから監修してくれというもの。「ヒラリー・クリントンの頭にはチップが」
2016-06-22 18:07:04「埋め込まれている」というもの。それはないやろと思った。だから違うものは違うというと。それで僕にも書かせろと。それでライターと僕の描きあい漫画のようになっていると。
2016-06-22 18:07:47松田:ここに斉藤元章さんの写真がある。7月にシンギュラリティシンポジウムがある。380人入る会場。そのメインが斉藤さん。ぜひ来てほしい。最近の人工知能のニュースといえばアルファ碁。デミス・ハッサビスの会社。このソフトがイ・セドルに勝った。
2016-06-22 18:09:35松田:人工知能はチェスに勝った。将棋は棋士が逃げている状況。囲碁はあと10年かかると言われていた。実際イ・セドルはファイナンシャル・タイムズの記事では「もちろん自分が勝つ。1回でも機械が勝てば機械の勝ち」といっていたが、実際はイ・セドルは1回しか勝てなかった。
2016-06-22 18:10:59松田:実は5ヶ月前にヨーロッパのチャンピオンに勝っている。チャンピオンは2段。この棋譜を見て大丈夫だと思った。5ヶ月では追いつかないと。しかしコンピュータにとって五ヶ月というのはむちゃくちゃ長い。コンピュータは指すのが速い。何百万局練習した。5ヶ月で2段から9段まで上がった。
2016-06-22 18:12:37松田:囲碁は力任せが通じない。碁は10の3百何十乗のパターンがある。虱潰しには調べられない。場合の数が多いから、チェスでも虱潰しにはできない。将棋の羽生さんは10何手まで読む。将棋の場合はそんなにめちゃくちゃにはさせない。けど囲碁は違う。
2016-06-22 18:14:45松田:全段階としてDQNがある。これはアタリのゲーム。80年台に流行ったゲームで、典型的なのがインベーダーやブロック崩し。You Tubeに上がっている。ルールを教えない。勝手にやれと。これで勝手に学んでいく。強化学習。
2016-06-22 18:16:40松田:Green500の快挙。斉藤スパコン菖蒲が1位になった。まずスパコンのトップ500があって、その中から選ばれる。2014年には2位、2015年には1位から3位まで独占。秋は1位しか取れなかった。絶低性能は良かったが、まずトップ500に入っていないといけない。
2016-06-22 18:19:14松田:中国が大量にトップ500に入れてきた。斉藤さんは5位まで独占すると言っていたが、1位と2位はとった。しかし再び中国が圧倒的スパコンを投入してきた。トップ500の第一位は神威太之光。いかにすさまじいか。93PFLOPS。
2016-06-22 18:20:44松田:スパコンランキングトップ500のうち、中国167機、米国165機、日本29機。93PFというのは日本の9倍。なぜすごいか。世界覇権を握るという断固たる決意がすごい。
2016-06-22 18:23:28*人類を表す変数と時間が軸の表を見ています。 松田:シンギュラリティとは、・超知能ができるとき。カーツワイルが言うには、1000ドルで買えるコンピュータが人類の知能を超える。・知能爆発するとき。人工知能がプログラムを書き換える。これはI.J.グッドが言っています。
2016-06-22 18:26:14松田:2029年に、斉藤さんが言っているのですが、プレ・シンギュラリティが起こると。私は汎用人工知能ができる時と想定する。1H(ヒューマン)。一人の人間ができると。カーツワイルはチューリングテストに合格するときと言っています。攻殻機動隊ができるのも2029年ですね。
2016-06-22 18:29:11松田:人類史の3つの転換点の最初は農業革命。〜1万年前ですね、これは氷河期が終わった頃です。そして温度が上がった。温暖化にはメリットがあった。農業ができるようになった。どういうことか、穀物を貯められるようになった。
2016-06-22 18:31:05松田:次は産業革命。これは250年前の英国の話です。中国とインドは歴史的にみてこの前まで先進国だった。しかしこれに乗り遅れてしまった。
2016-06-22 18:32:35松田:農業就寝の経済というのは土地と労働を生産活動に結びつける。この生産物を消費する。一人あたりの所得はずっと同じ。工業中心の世界は資本と労働を生産活動に結びつけて、生産物を消費する。同時に生産物が資本に戻っていく。一人あたりの所得は先進国と発展途上国で別れる。
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