【創作】うちの天国と地獄【世界観】

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL #ふぁぼの数だけ行ったことがあるように架空の町の魅力を紹介する 便乗する。うちの天国と地獄についてだけど。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL うちの天国と地獄は中身が逆転してる感じ。天国は一切人としての振る舞いが禁じられてて欲が悪とされているから殺風景。町並みはヨーロッパの風景に近い。翼や天使の輪がある人が【お迎え】する人向けの天使達。大体は死後天国を信じていた聖職者や信仰者。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 上の方になるにつれて住む天使の階級が変わる。景色も一層神々しくなって雲と光で満ちている。ただしもう街並みはなく、人の姿はほぼない。つまりは人や悪魔に対して残酷で非常な天使しかいない。大虐殺を行うような者たちばかり。天国の統治は【大天使】が行っている。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 一方の地獄は人らしさを大事にする死後の極楽園。欲は人らしさとされ欲の強い人ほど歓迎される。ただやりたい放題の無法地帯なので危険ではある。町並みは現代と変わらないが姿が人から外れた者もいる。基本的に住民は【悪魔】。住む人間は仕事があり皆選ばれた者である。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 選ばれる者は直接悪魔達を統治している【七つの大罪】の誰かからスカウトされている。功績に合わせて位や住居を与えられているので区画によっては城や高級マンションがあったりする。また仕事に疲れた悪魔を癒すための施設の数も区画によって違う。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 仕事の役割はスカウトされた大罪による。疲れた時は有休を取ってスパやカジノ、風俗などへ行けるのだ。しかも施設には美男美女しかいない。人間には刺激が強いが悪魔になれば慣れっこ。たまにお忍びで大罪達も通ってたりする。なんてったって部下のやってる店なのだから安心。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 地獄は眠らない街だが少し外れに行くと天使達との戦いで転生できなくなった悪魔達の墓地がある。不気味な墓守が四六時中備えられた花を取り替えたり汚れている墓を掃除していたりする。墓は悪魔が人間だった頃の国の墓の形をしているため様々な形の墓の墓地である。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 地獄は広いので天国のように階級が上がることに上に居住区があるわけではない。ただ大罪達の住んでいる場所は悪魔達には分からないし見えない。ただ彼らは同じ家に住み寝食を共にしているという。ただ、彼らは皆仲良しというわけではないためたまに街一つ消し飛ばす喧嘩もする。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 地獄の最深部にはこの世の神がいるという。ただそこには何もないし洞窟の行き止まりのような場所。ただ壁は星のように光り、空に浮かぶ雲のように空気がながれている。行った者は夜空が広がっているような景色が見れる。毎日そこを訪れる悪魔もいるそうだ。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 地獄には海もある。ただ生き物はいないから釣りは出来ない。ただその先には天国と地獄が交わる【間の島】がある。そのため時々海面に天使が浮かんでいたりする。この海に浮かんでいる天使は裏切り者が多い。羽を切られ輪を割られ地獄へと送られるのだ。同族への見せしめとして。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 地獄の山は火山ばかりだ。ただこれを地熱エネルギーとして利用しているため地獄はエネルギー問題がない。無駄遣いが多いが事あるごとに大罪の【憤怒】がブチ切れるおかげで火山が鎮まることはない。ただ火砕流や火山弾の被害もあるため街には防壁が常に張られている。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 地獄は常に夜と夜明けしかない。ただ花はよく育つという。大罪の【色欲】は趣味で花を育ててるというが育った花は煎じると媚薬になるとかならないとか。ただ淫魔達は口を揃えて彼女の花畑には近寄るなという。理由は話してはくれない。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 地獄の果てには何もかも壊された場所があるという。地獄でも大量のゴミは出る。しかしそういうものはそこへと運ばれるようだ。なにせ大罪の【傲慢】が鬱憤ばらしで粉々になるまで壊している噂だ。確かめるなら自分の死を覚悟した方がいい。彼がそこにいるには機嫌が悪いせいだ。

クロシロ @kuroooosiro

@sousakuTL 地獄には地を揺るがすほど腕利きの料理人がやっている店がある。なんでも大罪の【暴食】による審査があり、そこで気に入られると次の審査まで名店の看板をつけれるのだ。また悪魔達によるクチコミガイドブックも発売されていたり。ベストセラーは大罪の書いたグルメ本だったが。