商店街活性化の数値目標「通行量の増加」を考える

多くの商店街が活性化の数値目標を「通行量の増加×%」としています。 果たして通行量増加は活性化実現を導く目標たり得るのか? 意外な結論です。
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情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化では,各種事業の結果について、各個店は業績の向上に結び付けるノウハウを持っていると仮定しているが、通行量の動き具合などを見ればノウハウは存在しないと考えるべき。 個店売場を現状のまま放置していては活性化事業の成果は得られない。

2017-05-19 01:55:35
情報創発研究 @takeoquolaid

#誤算の論理 郊外型商業に〈購買力〉を奪われた結果として通行量が減少している商店街。 イベントその他で通行量を増やしてもそれは〈購買力〉では無い。 購買力を取り戻すには〈売れる売り場〉を作る以外に無い。ご承知のとおり。

2017-05-19 06:48:34
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化における数値目標:通行量は、購買客数では無い。 通行量を購買客数に転化するには、〈入りたくなる・買いたくなる・また来たくなる・売り場〉の存在が不可欠ですね。 誰も言いませんが。

2017-05-19 06:54:18
情報創発研究 @takeoquolaid

増やしたいのは歩行者数か、購買客数か? しっかり決めて掛からないと「虻蜂取らず」に終わる。

2017-05-19 06:57:02
情報創発研究 @takeoquolaid

今まで勉強した内容が効果が無かったからと言って、勉強せずに繁盛出来る時代環境では無い。スーパーマーケットの登場以来、我が国の小売業界は〈勉強無くして繁昌無し〉がお約束。広域化した商圏で商店街が〈蚊帳の外〉化しているのは,お約束から外れていることが大きな要因。

2017-05-19 07:02:42
情報創発研究 @takeoquolaid

店前通行量が増えれば事業機会が増える、というのは大きな誤算。 増えた通行量は誰かの得意客、売り場の努力無しでこちらに寝返ることは無い。

2017-05-19 07:05:50
情報創発研究 @takeoquolaid

「通行量を増やして活性化」と言う路線は、個店の売り場を頼りにしているわけですが、通行量をお客に変える力があるかどうかが問題。 「売り場を変えて、通行量を増やして,活性化」が本筋では?

2017-05-19 08:46:07
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街が欲しいのは、来街者か回遊客か。 来街者は買物するとは限らないが、回遊客は買い回り客。 ☆このあたりの言葉の使い方で事業は生きたり死んだりする。

2017-05-19 09:10:19
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街の通行量と一口に言いますが、いろいろあります。 歩いている目的で分類してみました。 商店街がのどから手が出るほど欲しい歩行客相は遊歩(Shopping・回遊・Grazing) 客相、商店街がしっかり仕掛けないと増えない歩行客相です。 pic.twitter.com/IPPT8ZaOiM

2017-05-19 19:46:34
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情報創発研究 @takeoquolaid

住む人、来る人を増やせば (コンパクトシティ) 活性化するという人はいうが、居住・業務・用務の歩行者が遊歩モードに移行するには、商業機能が悉皆整備されていることが前提になる。【売れる売り場づくり】ですね。コンパクトシティ派の皆さんは、商業機能の充実については何か言ってましたっけ。

2017-05-19 20:02:18
情報創発研究 @takeoquolaid

#タウンマネージャー 中心市街地活性化の切り札として設置されたが、その挫折は昨年7月、総務省の行政評価監視報告:中心市街地活性化の取組は効果が発現しているとは認めがたい、に明白。タウンマネージャーはなぜ失敗したか? 〈ポスト・タウンマネージャー〉の中心市街地活性化を考察。

2017-05-20 17:12:39
情報創発研究 @takeoquolaid

基本計画の認定を得てタウンマネージャーを設置、これで我が中心市街地活性化は軌道に乗る、と信じた関係者は多かったはずですが、何の根拠もない願望でした。基本計画の出来映え についてはここでは触れませんが、計画におけるタウンマネージャーの位置付けはどうだったのか?

2017-05-20 17:18:08
情報創発研究 @takeoquolaid

その前に中活法のスキームにおけるタウンマネージャーの職務: これはスバリ(^_^) 『基本計画』「第七章:・・経済活力の向上を図るための事業及び措置」所載の事業等を推進し、目標数値を達成すること。 タウンマナージャーの仕事は、「経済活力の向上」達成のために設定されている目標数値の

2017-05-20 20:26:32
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街の活性化が、商業理論無し・技術改善無し、通行量を増やせば出来る、という指導をしている専門家は、その指導の根拠を理論⇔論理的に公開すべきではないでしょうか。しなくてもいいものでしょうか。

2017-05-20 21:01:05
情報創発研究 @takeoquolaid

第七章に計画されている事業および措置で「経済活力の向上」が可能と思っている関係者はいないはず。通行量の増大➡経済活力の向上=増収増益の実現だから、「売れる売り場づくり」は当然の課題ですが、第七章に計画されていない。この辺りの関連が分からないようではタウンマネジメントは厳しい。

2017-05-20 23:25:41
情報創発研究 @takeoquolaid

#タウンマネージャー 「経済活力の向上」の数値目標として多くの基本計画は、「通行量の増大」を掲げているが、通行量が増大すれば経済活力が向上するという因果関係は誰も論証していない。さらに言えば、そもそも「経済活力」とはなにか、説明もしていないのが基本計画の計画としてのレベル。

2017-05-21 00:03:08
情報創発研究 @takeoquolaid

中心市街地の活性化、柱の一つは経済活力の向上、実現するための目標数値:通行量の増大は遊歩通行量の増大でないと経済活力は向上しない。経済活力の向上には、所要の施策を講ることが不可欠。基幹となる取組は業種揃え・店ぞろえの最適化、売れる売り場づくり。しかし画竜点睛、基本計画に記載無し。

2017-05-21 06:29:40
情報創発研究 @takeoquolaid

現職のタウンマネージャーさんで、自分の所掌が基本計画第七章の事業お余簿措置をマネジメントして数値目標を達成することだと理解している人は少ないでしょうね。任命した側ももちろん同様(^_^)  どう突破すんのよ。といってもリテラシーレベルの問題だから難しい。

2017-05-21 10:23:32
情報創発研究 @takeoquolaid

#加上法 商店街活性化の場合: ①単位商店街ごとの取組・・失敗 ②商店街群を組織した取組・・失敗 ③他の都市機能と連携する取組・・失敗 ④個店売場を利用する「三種の神器」・・失敗 ⑤コンパクトシティ・・失敗 この間きれいに無視されている「陳腐化している個店売場」の改革改善

2017-05-21 10:31:58
情報創発研究 @takeoquolaid

何故失敗が続くのか? 解決すべき問題を誤ったから。 本当に解決すべき問題=商業集積としての充実 間違って取り組んだ問題=通行量の増大 スタート時点自店における問題の取り違えは、莫大な時間とお金の空費を結果している。なぜ間違った問題に取り組んでしまったのか?

2017-05-21 10:37:56
情報創発研究 @takeoquolaid

その経緯: ①大型店が出店する ②商店街に対する影響の調査・・・通行量調査 ③通行量激減が明らかになる ④対策としての通行量(来街者)増加策のソフト・ハード両面の展開 大きな錯誤は、減少した通行量とは買物目的の回遊者数限定だったことを実年したこと。他の通行量は影響を受けない。

2017-05-21 10:43:13
情報創発研究 @takeoquolaid

商業者も通行量が復元すれば繁昌も再来すると考えた。しかし、商店街全盛期の通行量は、買物・買い回り客の回遊であり商店街の買物行き先としての魅力が吸引したもの、減少したのは買物客から大型店に移動したものが多く出たから。 減ったのは通行量ではなく、商店街を買物行き先とする顧客の数。

2017-05-21 10:50:01
情報創発研究 @takeoquolaid

大型店に移行したお客は、「買物の場」としての充実度合いを比較対照し多結果として移行したのだから、『通行量増加策』でお客が戻って来ることは無い。 しかし、その後「活性化施策としての通行量増大」が見直されることは無く、今日まで異名同質の通行量増大策が続く←活性化出来ない理由ですね。

2017-05-21 10:54:58
情報創発研究 @takeoquolaid

商業者の錯誤は、全盛期の店前通行量が商店街の商業集積としての魅力が吸引した遊歩客相(Shopping客相のDrazingだったことを失念し、単純に増えれば昔取った杵柄、繁盛して見せる、と考えたこと。 昔のイベント客は商店街の愛顧客+α、今どきのイベント客はイベントだけの客。

2017-05-21 11:13:35
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化に連なる通行量といえば、買物目的来街者の遊歩回遊の増加による通行量の増加。実現するには、通行量の増大策では無く、買物客を吸引する力のある売り場を増やすこと。『売れる売り場づくり』に取り組む以外に成果を蓄積出来る取組は無い。

2017-05-21 11:17:09