中心市街地活性化、10年間の取り組み、二兆三千億円を投じて目標達成は3割。
- takeoquolaid
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#目標達成3割中心市街地活性化 12/29読売朝刊一面トップ 10年間に二兆三千二百億円投入したが街の活性化は難航。 原因は、一に計画のずさん、二に、理論の不在。 以下剔抉。 pic.twitter.com/DaiARWOTvW
2017-12-29 10:23:09数値目標が3割達成されたとあるが、目標の間違い、目標数値の設定の非論理性という欠陥があるので、目標数値達成が活性化の進展を意味するわけでは無い。 根本的な原因は、計画の杜撰さであり遡及すれば、活性化の推進にあたるプロジェクトチームの至らなさ、教養の欠如。
2017-12-29 13:19:55我々がいう「教養」とは「解決したい問題への取り組みに必要な資質」のこと。 ここでは、中活法のスキームを理解するために必要なリテラシー、その前提となる問題解決・計画・組織・商業等に関する所要レベルの知識。この欠如に対処しないと地方創生その他都市経営の基礎となる計画が悉皆失敗する。
2017-12-29 13:24:51中活法の基本を列挙すると、 1.中心市街地とは都市中心部の商業街区のこと 2.目的:活性化とは街区の商業集積としての持続可能性の維持、再構築 3.目標:再投資を可能とするレベルの経済活力の向上 4.方向:郊外型商業と棲み分け 5.方法:業種揃え・店揃えの最適化 ここまで一直線。
2017-12-29 13:30:20『中活法』のスキーム=『中心市街地活性化法』~『基本方針』から如上を読み取れないものは教養不足。不足を自覚できず総括出来ないレベルの教養不足。 これが二兆三千億の資金と20年の歳月の消尽の根本原因。 と理解すれば、これは都市経営的重大危機。
2017-12-29 13:38:07活性化の挫折は,書かれているような「人口の急激な減少」が原因では無い。 また、目標数値を達成したからといって活性化が実現しているわけでも無い。 ということはしっかり確認しないと次の段階に進むことは出来ない。 goo.gl/ShtQKY
2017-12-29 13:50:48ちなみに、中活法のスキームを活性化のツールとして活用すべく勉強してきた我々にとって、現在の惨状は取り組みがスタートした時点で予見できたことばかり。 我々の作業の跡及び現状への予見については: クオールエイドサイト掲示板参照goo.gl/ShtQKY 3000頁は優にある(^_^)
2017-12-29 13:56:35#目標達成3割中心市街地活性化 商店街活性化の連戦連敗から脱却するために制定されたのが『中活法』ですね。法制定にいたる商店街活性化の流れを総括出来ないと、法のスキームは使えない、ということが分からないと時間とお金の消尽に終始するわけ。 中小小売商業高度化事業構想とか覚えてる?
2017-12-29 16:45:40商学は商業理論を今すぐ提出できれば日本経済転換の機動力になるという千載一遇の機会に直面しているが、残念ながら問題意識の向きが違う。
2017-12-30 09:18:09「商業はまちの花、住む人来る人が増えれば街は活性化する」とは旧中活法制定当時、第一人者といわれた藻谷浩介の言。 以来今日まで、主流の取り組みはこれを一歩も出ていない。 藻谷先生のウリは、全国の自治体5個を除きすべて回った、最初は自費で出かけた、ということだけでしたけどね。
2017-12-31 10:08:57この人の中心市街地活性化論は、中心市街地活性化法を一切勉強していない内容だった。これに飛びついたのは、こちらもスキームを勉強していない関係者。 以来、界隈に〈勉強〉の形跡はほとんど無い。 管見限り、スキームをちゃんと勉強して登場している学経はたった一人。
2017-12-31 10:20:41今日のマニュアル:土肥健夫『改正・まちづくり三法下の 中心市街地活性化マニュアル』2006 同文館 中心市街地活性化について公共発言する学経で法のスキームを勉強しているのは土肥さんだけではないか。 pic.twitter.com/jArnU3C8Cc
2017-12-31 10:24:19これは商店街活性化を導き得る商業理論がどこにも提出されていないことが原因。 今気づいたが、中心市街地―商店街活性化関係で流通している議論は、商業についての専門的教養抜きで出来るレベル。その原因は,商学系が提供している「理論」が「商業を理解せずに書けるレベル」だから、ですね。
2017-12-31 10:36:42藻谷浩介説、新雅史説あたりが市民権を得るのは基礎理論無し、という風土あってのことでしたね。さらに、商学系はさすがにそこまで鉄面皮には慣れなかっら、ということもあったかなと。商学が役目を果たせるレベルにあれば藻谷、新両先生的立論が幅を利かすことはなかったことは確か。
2017-12-31 10:40:59指導にあたる専門家なら二兆三千億の成果について、 「ほら見ろ、俺のいうとおりだろうが」 と言える根拠を残していないと本物とは言えない。
2017-12-31 10:45:27活性化事業は商業を理解せずに取り組める内容に終始しているが、状況は商業理論抜きで活性化出来るレベルでは無いので、結局、理論無しで進められている事業で活性化を実現するのは無理という三兆二千億の行方。
2017-12-31 13:11:21商店街活性化の根本的な間違いは: 1.商業者へのアンケートで課題が発見出来るというフィクション 2.既存専門家が革新的対策を提供できるというフィクション の上に組み立てられていること。 これで出来るなら商店街はとっくの昔に活性化しています。
2017-12-31 14:52:38何故こう言うフィクションが利用されるかといえば、専門家が自力で商店街の課題・活性化実現の方向と方法を考えていないから。 経験したことの無い状況に直面している商業者の問題認識をそのまま採用して施策を講じるという専門家の教養レベルが二兆三千億の背後にある。
2017-12-31 15:15:15支援に当たる学経・専門家さんのお仕事は、商店街の現状・課題を踏まえ、活性化=商業集積としての持続可能性の再構築の方向と方法を提案したうえで、商店街の力量で実行していくシナリオの作成―実践を指導・支援することが期待されているわけですが、負託に応える力量が無い。
2017-12-31 15:21:41