2011/2/12 「子どもの権利条例シンポジウム」 #CRCSympo

2011/2/12に開催された「子どもの権利条例シンポジウム 届け!子どもの声 ~子どもの権利条例で実現できること~」 http://tinyurl.com/4s6uflg の実況まとめ。 ※ 冬瓜堂 @tohgando さんによるまとめがこちらに ⇒ http://togetter.com/li/100334 ※ 出席された まったれ @mattare さんのまとめ ⇒ http://togetter.com/li/100116 シンポジウムのポスター http://twitpic.com/3z534m より 続きを読む
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冬瓜堂 @tohgando

宮本:社会に対してあきらめている、心に傷をもっている(精神科受診や大学の相談室を訪れる学生の数が多い)、中退率が2,30%の大学。 #CRCSympo

2011-02-12 13:19:34
冬瓜堂 @tohgando

宮本:子ども・若者が社会から退行していく傾向がある。子ども・若者をいかに社会に参画させていくか。彼らをいかにエンパワーするか。 #CRCSympo

2011-02-12 13:20:24
冬瓜堂 @tohgando

宮本:来場者は私の専門より子ども年齢に近いところに関わる人が多いかもしれない。いま示しているデータは学校を卒業するくらいの年代の若者について。社会から外れてしまう若者対策、海外では1980年代の初めくらいに始まったが日本では20年遅れできている。 #CRCSympo

2011-02-12 13:22:35
江戸川子どもの虐待防止キャンペーン @edo_childabuse

ロビーではチームあさっての写真展示と資料配布、報告「冒険の書」の見本展示、販売予約を行っています。どうぞご覧ください。#CRCSympo

2011-02-12 13:23:21
冬瓜堂 @tohgando

宮本:20代にして学校にいかない、仕事がない、家庭や地域に居場所がない若者。うまく社会に出られない人たちは子ども時代が恵まれていないことが多い。学校段階から継続的な支援が出来ず、最後に若者支援団体にやってくる。やってくるといっても一部。 #CRCSympo

2011-02-12 13:23:55
冬瓜堂 @tohgando

宮本:学校との連携が課題。とはいえ学校だけでなにかが起こっているわけではない。学校の先生を責めても仕方がない。家庭・地域を含め包括的に考えること。社会の中に入っていく支援。 #CRCSympo

2011-02-12 13:24:43
冬瓜堂 @tohgando

宮本:2004年くらいから国が若者支援を始めた段階ではわかっていなかった。その少し前に「ニート」という言葉がでてきたとき、大人達はやる気がない若者達とレッテルを貼ったが、無業状態にある若者のコアには家庭環境が恵まれていない人がいるとでーたでわかってきた。 #CRCSympo

2011-02-12 13:25:57
冬瓜堂 @tohgando

宮本:能動的支援対策が必要。新卒採用がこれだけ厳しくなると就業支援がクローズアップされ、予算も付きやすくなる。しかしそんな単純な話ではない。困難を抱えている恵まれない若者たち=恵まれない子どもたちへの社会支援政策が必要。 #CRCSympo

2011-02-12 13:27:05
冬瓜堂 @tohgando

宮本:能動的支援施策とは?どうしようもなくなってから助ける事後的施策ではなく、予防的施策を。子ども若者支援推進法は昨年施行され、第1条で総合的な枠組み整備を定めている。 #CRCSympo

2011-02-12 13:28:25
冬瓜堂 @tohgando

宮本:支援が始まってみて気づいたこと。当初は労働行政ではじまった。成年し、就労経験はあるがつまづいて無業状態が続いている若者が来所。カウンセリングをしてみると複合的な問題を抱えていることが多いとわかった。 #CRCSympo

2011-02-12 13:29:23
江戸川子どもの虐待防止キャンペーン @edo_childabuse

@mizumizu018 チームあさってメンバーと私が中継します。#CRCSympo をみてください~。

2011-02-12 13:29:34
冬瓜堂 @tohgando

宮本:たとえば小3の段階で勉強がわからなくなった。履歴書が自分で書けない。発達障害等が絡んでいるケースもある。九九ができないことも。日本は識字率が高いと言うが、簡単にそういえない。 #CRCSympo

2011-02-12 13:30:10
冬瓜堂 @tohgando

宮本:幼少期のトラウマから立ち直れない、精神病の親を抱えてどうしようもない、etc. 労働行政として取り組むこと自体現実がわかっていないとわかった。もっと総合的な支援が必要だと。  #CRCSympo

2011-02-12 13:31:45
冬瓜堂 @tohgando

宮本:社会のメンバーとして生活が営むうえで困難を抱える子ども・若者を支援するネットワークの整備。それで法律を作った。各地方自治体で仕組みを作っていくのだが、それぞれ伝統ある組織を変えていくのは大変。 #CRCSympo

2011-02-12 13:32:28
冬瓜堂 @tohgando

宮本:若者に限らず、障害者、高齢者も縦割り行政の弊害が言われている。若者に関して言えば、就職難の問題やひきこもりの問題その他を集約して検討会がもたれた。私が座長を務めて提言を出した(「若者の包括的な自立支援方策に関する検討会・内閣府2004年9月~翌年6月) #CRCSympo

2011-02-12 13:34:18
冬瓜堂 @tohgando

宮本:この提言はなにか予算がついたりはしなかったが、後の政策に影響。菅内閣では「パーソナルサポーター」というのが入った。これは人を一部分だけ見て支援するのではなく、1人の人を総合的に見てサポートを考えるもの。 #CRCSympo

2011-02-12 13:35:25
冬瓜堂 @tohgando

宮本:視覚障害の方が走るときの伴走者をイメージしてほしい。制度をまたぎながら、困難を抱えている人に継続的なサービスを提供する仕組み。去年から全国で10カ所程モデル事業が始まった。財政難の中でどれだけ続くか不安だが。 #CRCSympo

2011-02-12 13:36:38
冬瓜堂 @tohgando

宮本:これまでの若者・青少年政策を振り返ってみよう。日本より欧米の方が早く時代が進んだ。労働市場が若者に対して不安定化したのは欧米の方が早かった。1990年代まで日本は安定していて学校を出れば仕事があった。それが崩れた。 #CRCSympo

2011-02-12 13:37:41
冬瓜堂 @tohgando

宮本:家庭の崩壊、西欧諸国は日本より早く大変なことになり施策も早く進んだ。一方、日本では長らく健全育成やスポーツ・文化活動が中心だった。 #CRCSympo

2011-02-12 13:38:46
冬瓜堂 @tohgando

宮本:アメリカ、1980年代から青少年政策を転換。若者の自立や、苦しい状況にある人の総合的な支援が重要視されるようになる。日本で健全育成から総合的な支援施策に切り替わったのはいつかというと、 #CRCSympo

2011-02-12 13:40:13
冬瓜堂 @tohgando

宮本:昨年「子ども・若者ビジョン」が内閣府から出た。白書をみると詳しく載っているが、この段階になってようやく政策が変わってきた。これから改善を加えて5年後にはもっとよくなっていると思うが、海外の施策に近づいてきた。 #CRCSympo

2011-02-12 13:41:08
冬瓜堂 @tohgando

宮本:2000年代の多くの取り組みや子ども・若者の実態をベースにした政策になってきた。 #CRCSympo

2011-02-12 13:41:27
冬瓜堂 @tohgando

宮本:子ども・若者が社会に出て行くための準備をする環境があるか、という「社会的トレーニングの場」の変化。整備が必要。若者が社会から孤立してアウトサイダーにならないために。社会の教育機能を総動員して、 #CRCSympo

2011-02-12 13:43:07
冬瓜堂 @tohgando

宮本:彼らが社会に出る支援をしなければならない。西欧で「ノンフォーマル教育」は若者が自立するために重要と言われている。「若者レポート2001」(北欧諸国がリード)……若者の積極的シティズンシップ、経験分野の拡大、自立を促さねばならないと。 #CRCSympo

2011-02-12 13:44:40
冬瓜堂 @tohgando

宮本:2005年欧州青少年協定、子どもや若者を社会の主人公として育てることを具体的な数値を入れてうたっている。 #CRCSympo

2011-02-12 13:45:21
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