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⑦「乾性沈着によるガス状ヨウ素(12)の大気から米への移行」 jstage.jst.go.jp/article/jhps19… 第2表(Sehmel論文)、第3表にガス状ヨウ素の沈着速度が記載されています。 pic.twitter.com/gC8035Y7FY
2016-08-11 09:47:20⑧Sportisseによるレビュー論文 ready.arl.noaa.gov/documents/Tuto… Table 3 元素状ヨウ素の値が大きいのは、木に沈着した場合とRODOS、RIMPUFFというモデルの採用値であるようです。 pic.twitter.com/f1qlWIvuji
2016-08-11 09:49:26モデルの解説resy5.iket.kit.edu/RODOS/Document… を見ると、1cm/sという沈着速度はRIMPUFFという大気輸送モデルに使われている元素状ヨウ素のパラメータにすぎないようです。 Table 1.4 pic.twitter.com/svBBGHqXU8
2016-08-11 09:50:52WMOのタスクチームと気象研究素は depositing gas 1cm/sの根拠としてSportisse 2007をあげていますが、実測ではなくRIMPUFFというモデルで採用されている値にすぎないのではないでしょうか。しかもこのモデルでも有機ヨウ素は0.05cm/sです。
2016-08-11 09:52:04以上、福島の実測値と文献を見ると、ガス状ヨウ素の沈着速度を元素状ヨウ素も有機ヨウ素も一律1cm/sとするのが妥当ではないことは明らかです。実際にはガス状ヨウ素の沈着速度は粒子を大幅に下回るため、UNSCEARの推計はI131の大気中濃度と被曝量を過小評価していることになります。
2016-08-11 09:52:584. 気象研とUNSCEARへの問い合わせ 気象研にガスの沈着速度について問い合わせたところ、「ガス状ヨウ素の化学形の違いにより異なる沈着速度までは考慮できません。JMA-RATMでもガス状ヨウ素は1種類(Dgas)として計算されたことになります」と回答いただきました。
2016-08-11 09:53:56広報担当者を通じてUNSCEARに、ガス状ヨウ素が1種類しか考慮されていないことに問題がないのか問い合わせたところ、次のような回答がきました。
2016-08-11 09:54:39”Calculations have been made by the UNSCEAR experts to scope any underestimation in concentrations of iodine in air by not explicitly
2016-08-11 09:55:17taking account of release in organic forms in the UNSCEAR 2013 report. These indicated that, at short distances from the nuclear power
2016-08-11 09:55:46plant where doses were highest, the underestimation would be unlikely to exceed a few tens of percent.
2016-08-11 09:56:09Any underestimation of the corresponding doses would be less because the dose per unit intake of iodine in organic forms is less than
2016-08-11 09:56:26that of iodine in an elemental form. While the potential underestimation in concentrations of iodine in air and doses at larger distances
2016-08-11 09:56:45would be larger, the absolute levels of dose at such distances are very small. ”
2016-08-11 09:58:01この回答では有機ヨウ素を考慮しないことによるunderestimationは数十%を超えない理由が明確ではありませんし、元素状ヨウ素についても沈着速度1cm/sは速すぎるでしょう。
2016-08-11 09:58:51また、有機ヨウ素と元素状ヨウ素の単位あたりdoseが違うという点については、methyl iodideが2.9E-07、elemental iodineが3.7E-07ですから、1.3倍しか違いません。
2016-08-11 09:59:29UNSCEAR2015以降ではソースタームの推計が精緻化されるため、有機ヨウ素の放出量推計も変わるだろうとのことですが、現在の線量評価の基となっているUNSCEAR2013のシミュレーションと甲状腺被曝量推計値が過小評価であることは明らかでしょう。
2016-08-11 10:00:06国内でも現在実測値に基づく線量再構築がすすめられているようですが、現時点で甲状腺被曝量が「チェルノブイリよりはるかに低い」根拠とされているのは、UNSCEAR2013です。 よって、UNSCEARの米倉議長にシミュレーションのやり直しと甲状腺被曝量の再評価を求めます。(以上)
2016-08-11 10:02:31何より先ず、沈着速度が 1 cm/sのものと、それより小さいものが混じっている場合に、全体として見た時の沈着速度が 1 cm/sより小さくなるということを分かった上で書いているのか、分かっていないのか、が分からないマトメであった。→ togetter.com/li/1010696
2016-08-12 19:57:28「I131の沈着速度が1cm/sを超える期間はありませんでした」というコメントを見るに、ここが怪しい。
2016-08-12 20:00:03ガスと粒子の沈着速度をそれぞれ 1 cm/s、0.1 cm/s と仮定し、両方(ガスと粒子)が混じっている現実の場合の測定値が 0.26 cm/s や 0.57 cm/s だったのなら、そこそこに良い仮定だろう。
2016-08-12 20:07:41仰る通りです。降雨ゼロの時でガス粒子合わせて0.3cm/s前後ですね。 twitter.com/miakiza2010090…
2016-08-12 20:15:33主張は元素状ガスも1cm/sは速すぎ、です。ホウレンソウや木などの呼吸する植物の場合ではないですかね。元素状ヨウ素1cm/s、有機ヨウ素0.05cm/sとしてもガス合わせて0.5cm/sで粒子より速いのはおかしいのでは? twitter.com/miakiza2010090…
2016-08-12 20:28:30それから書き忘れましたが、ガス状ヨウ素の係数は粒子状ヨウ素の約2倍なので、本来のガス状ヨウ素の沈着速度が想定の1/2なら、ガス状ヨウ素の寄与分については1/4に過小評価していることになると思います。@miakiza20100906 pic.twitter.com/0ubQ1rzPFH
2016-08-12 21:38:17電中研報告書 霧中拡散評価モデルの開発 その1 criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/r… その2 criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/r…
2016-08-14 20:32:22