事故直後のI131大気浮遊塵・ガスによる甲状腺癌発症リスクの推計

福島を除きICRP準拠で約150人(30歳以下対象)の追加発症という推計になりました。 チェルノブイリスケールがその10倍だとすると1500人の水準かもしれません。 (いずれも野外に居た場合を仮定) 牛乳と野菜の見積もりはこちら⇨「事故直後のI131経口および吸入摂取による甲状腺癌発症リスク」牛乳で4.4人、野菜で40人(いずれもICRP準拠) 続きを読む
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【事故直後の飛散ダストの吸入による甲状腺癌の発症について】:本来は核種比を推定し空間線量からダスト濃度を割り出すべきではあるが、希ガスの濃度、移流、沈着成分による線量への寄与、など多少やっかいなので、時間的な分解能は悪いがダストと降下物からオーダー程度の推定をしてみる。

2012-07-04 21:36:13

高エネ研(つくば市)のダストデータは降下物との対応が取れない。JAEA(東海村)は詳細なデータがあると思われるが公表されているかは不明?

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【ダストによる甲状腺癌②】:24時間の連続測定でダストと降下物データの対応が取れているのは(恐らく)、東京(新宿と世田谷)、千葉(日本分析センター)、群馬(高崎CTBTと前橋の降下物)ぐらい。

2012-07-04 21:38:32
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【ダストによる甲状腺癌③】:東京のI131ダスト濃度と降下物の関係。 http://t.co/tgjDstIx

2012-07-04 21:41:20
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【ダストによる甲状腺癌④】:千葉のI131ダスト濃度と降下物の関係。 http://t.co/O7nlwiLY

2012-07-04 21:42:05
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【ダストによる甲状腺癌⑤】:群馬のI131ダスト濃度と降下物の関係。 http://t.co/4xPvLIMq

2012-07-04 21:43:10
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【参考:ダストによる甲状腺癌⑥】:福島市。ダストについては1日1回(夕方30分程度)の測定であることと、定時降下物も15〜23日あたりが欠損しているので参考程度。 http://t.co/BMw7wyjU

2012-07-04 21:46:10
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平均的な沈着速度〜0.01[m/s]程度〜を実測から求め空中に存在したはずのI131ダストを逆算します。

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【ダストによる甲状腺癌⑦】:「空中のダストがどれくらいの割合で地面に降るか?」は気象条件で変わる。「何月何日の何時何分、何市の沈着速度が◯◯m/sです」と判れば一番良いわけだけど、そんなデータは勿論ない。なので、24時間データ同士で比較可能な東京、千葉、群馬を参考にしてみる。

2012-07-04 21:53:56
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【参考:ダストによる甲状腺癌⑧】沈着速度=v[m/s]:24時間の平均ダスト濃度[Bq/m3]にv[m/s]×3600秒×24時間をかけると定時降下物[Bq/m2]になる(はず)。

2012-07-04 21:57:04
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【ダストによる甲状腺癌⑨】:沈着速度、東京。0.01m/s前後。 http://t.co/0wmJZTHT

2012-07-04 21:59:23
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【ダストによる甲状腺癌⑩】:沈着速度、千葉。0.001〜0.01m/s程度。 http://t.co/3ET8huxF

2012-07-04 22:00:30
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【ダストによる甲状腺癌⑪】:沈着速度、群馬。0.01m/s程度。 http://t.co/EQ8Xh1z2

2012-07-04 22:01:22
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【ダストによる甲状腺癌⑫】:東京、千葉、群馬のデータから、とりあえず平均的に「±1桁以内」程度の精度で考えてみる。他県のヨウ素降下物量から沈着速度0.01m/sを用いて、2011年3月の大気中ダストを逆算してみることにする。

2012-07-04 22:09:49

20日前後のI131降下が主な地域は18日以降のデータで大部分が評価できそうですが、15日にも有為だった地域があります。⇨栃木、群馬、長野、のルートには補正を加えました。(茨城なども迷い中ですが2倍以内程度と思われるのでとりあえずいじっていません)

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【甲状腺癌】秋田以南、静岡以北は2011年3月の定時降下物で有為にヨウ素が観測されている。が1ヶ月貯めて測る月間降下物との比較を見ると、栃木⇨群馬⇨長野(⇨静岡?)のルートは過小評価の様に見える。15日頃の寄与が大きいからかもしれない。 http://t.co/x1xswHJf

2012-07-04 22:19:10
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【参考:甲状腺癌】:この「15日のルート」は早川マップでも示唆されており、ダストの流れとして矛盾しない(はず)。 http://t.co/u4U22v0x

2012-07-04 22:23:46
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【甲状腺癌⑮】:15日の欠測の寄与が大きいこれら4県(秋田を含む5県)のI131の降下物合計量については、減衰の寄与が無いはずのCs137の定時降下物vs月間降下物比を用いて、補正した。 http://t.co/a3OpLt9V

2012-07-04 22:27:21
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【甲状腺癌⑯】:補正後のI131降下物量合計。「18日以降の降下が主」という仮定に基づいている為、全体的に(恐らく)最大1/2程度過小評価の可能性もあるが、多分そこまではズレていないと推定。 http://t.co/Xy6bLukq

2012-07-04 22:32:10
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I131の降下で直接評価できない(ほど少ない)地域についてはCs137の月間データからI131/Cs137比〜10倍で見積もってみました。

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【甲状腺癌⑰】:I131降下物測定が有為な秋田ー静岡は沈着速度から逆算する。が、それらのデータが無い地域はCs137の3月月間降下量から遡ってみる。10倍より多い地域がある事は判っているが取りあえずI131=Cs137×10としておく。 http://t.co/FxXi37Hz

2012-07-04 22:43:52
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関東以北が主ですが、福島県、(ダストや降下データが殆どない)宮城県を除きICRP準拠で約88人という計算になりました。

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【甲状腺癌⑱】:沈着速度v=0.01[m/s]、I131/Cs137=10という仮定を用い、各県の平均的なダスト吸入と人口から推定される甲状腺癌発症リスク。 http://t.co/6l4eFjer

2012-07-04 22:49:21
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【補足:甲状腺癌⑲】:甲状腺名目リスク係数は0−7歳は100/万人/Sv、8-12歳80、13-17歳50、18-30歳20を仮定。(全年齢平均9.8)

2012-07-04 22:55:06
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【補足:甲状腺⑳】①東京、千葉はダスト実測②秋田ー静岡はI131降下からの逆算③群馬はI131からの逆算の方が悪いことと近隣県との比較から降下物データ使用③その他地域はCs137降下⇨I131降下⇨I131ダスト推定。「24時間野外」の仮定なのでずっと家なら1/10程度?

2012-07-04 23:13:27
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