“貧困JK”問題の議論に見る、国民の疲れさせ方

ネットでは“貧困JK”問題が盛んに議論されています。今回は貧困問題に関する直接の議論は避け、このように“議論させられること”について、そこにどのような弊害があるのかを考えました。
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静かに @shi_zu_ka_ni

要するに“人々に考えさせないこと”つまり今回の場合で言えば、内容が政治に係わることなので“納税の義務を残したまま、選挙権を放棄させる”ことが目的と換言してもよい。こういった立場に置かれた人々に相応しい身分の呼称がある。それは“奴隷”だ。

2016-08-22 08:12:34
静かに @shi_zu_ka_ni

昨今“二項対立プロデュース”は様々な形を取って起こされるが、ジンテーゼ(合)は常にこのポイントに定められてることは押さえておくべきである。順を追えば 1.感情を刺激される案件を起こし 2.激しく対立させ消耗させ 3.無力感と疲労感を惹起させる となる。

2016-08-22 08:14:08
静かに @shi_zu_ka_ni

もちろん、ジンテーゼに至らずいつまで経ってもパワフルな人もいるが、そういった人々は 1.そもそもこの対立を煽っている人 2.知らずにではあるが、対立を盛り上げている人 と分類されるだろう。1はともかく2でもプロデュースしている側には大いに役立つ駒なのである。

2016-08-22 08:14:54
静かに @shi_zu_ka_ni

つまりどのような態度をとるにせよ、仕掛けた側でない限り、巻き込まれた時点で関係なく“既に負けている”のである。

2016-08-22 08:16:47
静かに @shi_zu_ka_ni

では、こういった“二項対立”で磨耗して、自分の権利を放棄させられないようにするためにはどうしたらよいか? それは再三申し上げているように“相手にしないで無視すること”だ。無視してとっておいたエネルギーを改憲問題等、本当に議論や国民自身の政治的判断が必要となる時に使うべきである。

2016-08-22 08:18:11
静かに @shi_zu_ka_ni

逆に言えば、その時に使う力を削ぐために、こうも年がら年中“二項対立プロデュース”が行われているのだ。では“二項対立プロデュース”を察知し、巻き込まれないようにするためにはどうしたらよいか?

2016-08-22 08:19:21
静かに @shi_zu_ka_ni

それは、例えば今回ならこのように、何かわざとらしい奇妙なことが起きた場合、その目立つ点、おかしな点はどこかを見つけ twitter.com/litronix_2260/…

2016-08-22 08:20:17

 
“かつての『一杯のかけそば』を彷彿とさせる「1,000円のキーボード」という、あからさまに食いつきたくなるようなキャッチーな内容に、仮名に「うらら」というTwitterのアカウント名をそのまま使うという「検索してください」状態での報道。今考えれば分かりやすすぎな炎上誘導案件である。”

リンク Wikipedia 一杯のかけそば 『一杯のかけそば』(いっぱいのかけそば)は、栗良平による日本の童話、および同作を原作とした日本映画作品。実話を元にした童話という触れ込みで涙なしには聞けない話として、1989年に日本中で話題となり、映画化されるなど社会現象にまでなったが、実話としてはつじつまの合わない点と、作者にまつわる不祥事でブームは沈静化した。 もともとは作者の栗良平が語り部となって、全国を行脚して口演で披露していた話である。それが1988年に『栗良平作品集2』の一編として書籍となる。出版後、口コミでじわじわと人気が広がり、それを共同

 “『一杯のかけそば』(いっぱいのかけそば)は、栗良平による日本の童話、および同作を原作とした日本映画作品。実話を元にした童話という触れ込みで涙なしには聞けない話として、1989年に日本中で話題となり、映画化されるなど社会現象にまでなったが、実話としてはつじつまの合わない点・作者にまつわる不祥事でブームは沈静化した。”

静かに @shi_zu_ka_ni

そしてこのように、こういう騒動が起きたら“どこが一番得をするのか”を常に推察するようにすればよい。 twitter.com/litronix_2260/…

2016-08-22 08:21:13

 
“きっと局内の左派系記者に予めボロが出そうなターゲットを取材させ、撮影素材を局内の右派系が映像編集してシナリオを書き、左派系記者の記名でニュースとして流し、保守速報に情報をリーク。騒ぎを起こして記者と市民団体双方を葬るプランか”

静かに @shi_zu_ka_ni

こうする事によって、仮にその推察が間違っていたとしても、感情を制御し問題を客体化させる事が出来れば、自分に直接関係ない、不要な議論から抜け出すことが出来、必要のない消耗から自分を護ることが出来るのである。

2016-08-22 08:22:16
静かに @shi_zu_ka_ni

二項対立プロデュースの例は枚挙に暇がない。例えば“右翼 vs 左翼”“老人 vs 若者”“正社員 vs 非正規”“男 vs 女”“信者 vs アンチ”などなど。自分が本来必要としない対立に巻き込まれ、磨耗していないか今一度検証する必要があるだろう。

2016-08-22 08:44:40
静かに @shi_zu_ka_ni

仮にこれが、意図的に仕組まれた“プロデュース”ではない自然発生的なものであったとしよう。だがその場合にも落ち着く結果は同じであり、コントロールされやすい国民が出来上がってしまう事には変わらない。

2016-08-22 14:50:18
静かに @shi_zu_ka_ni

仮にそれが自然発生であった場合にも対処法は変わらない。“二項対立軸”に巻き込まれ、疲弊しないように自衛手段としての“第三の軸”を用意すること、つまり“この対立自体そもそも自分には不要では?”と検証する目を養っておくことが重要なのである。

2016-08-22 14:51:54
静かに @shi_zu_ka_ni

論理的思考というのは、慣れないとひどく疲れるものである。だが、先に述べたような簡単なポイントさえ押さえておけば慣れるのにそう時間はかからない。何かあるたびに感情をかきたてられ、どんどん磨耗してしまうより遥かにエネルギーを節約出来る。

2016-08-22 14:53:13
静かに @shi_zu_ka_ni

それが意図的なものであれ、自然発生的なものであれ“消耗”をもたらす“対立”は、常に初めに“感情”を攻略してくるものである。何かを目にした時に、自分には直接関係がない事なのに、つい“カッ”となってしまったら、その時点でブレーカーを下ろそう。その感情には出口が無いのだから。

2016-08-22 14:53:56
静かに @shi_zu_ka_ni

そう心がけるだけで結果はかなり違ってくるはずである。感情は、それが本来必要とされる、自分自身にとって重要な事柄が起きるまでとっておこう。あなたが本来気にすべきでないどうでもいい問題で感情をたぎらせ、消耗してしまうのは人生の損失である。人生は自分のために使うべきなのである。

2016-08-22 14:55:43

菊池 @kikuchi_8

@litronix_2260 両建的現象が起きた場合「冷静に誰が得をするかを見極める」は二つの意味で重要なご指摘だと思います。一つはもちろん現象の本質を理解するという意味です。もう一つは事態を冷静に客観的に観察する事で不必要に感情を煽られる事を防止する「心法」という意味です。

2016-08-23 00:22:03
菊池 @kikuchi_8

@litronix_2260 元々は色法・心法という仏教語ですが、私が使ったのは昔の剣術とかで使われていた意味です。術技面と並び重視された心の持ち方という程の意味です。この「心法」という語を「陰謀追及者の心構え」という意味で借りました。もちろんです。どうぞお使いください^^

2016-08-23 00:46:07

このように、不用意に心惑わされないようにすることを“心法”と言うのだそうです。剣術の心構えの一つということだとのことですが、いかなる時も不用意に心乱されることなく、穏やかに、強く生きたいですね。