第9回(対象:1968年)【エア本格ミステリ大賞】選考会
- WasuiMatui2014
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@air_mys_award 大々好きな作家さんなんですが、単純に冗長に感じた部分があります。フードニットで引っ張るには若干長いかなとも・・・
2016-08-21 22:15:28@air_mys_award 欠点を上げるとすれば終盤ですね。中盤までは記憶喪失の容疑者の謎解きでぐいぐい持っていくパワーがありますが、終盤の展開はやや期待外れというか物足りなさはあります。
2016-08-21 22:16:27@air_mys_award 容疑者の「過去」で引っ張った分、大きな驚きを持っていて欲しかったなあというのはあります
2016-08-21 22:18:25@air_mys_award 霧の罠は候補作中、たった一つの事件を追究するという意味では最もストロングだったと思います。地味渋ながら意外性を求めた感じがイギリスふうというか。ただ、登場人物が多くてゴテゴテと長くなっている感じも
2016-08-21 22:19:22@air_mys_award 波乱万丈で面白味満載の容疑者の過去話で引っ張っておきながら、確かに最後はお話がしぼんじゃうんですよね (´Д` )
2016-08-21 22:20:00@air_mys_award くだらないですけど冒頭のカタカナ英語の事情聴取とか地味に面白かったですし、実はユーモアのある作家なんだなと思いました。
2016-08-21 22:21:59@air_mys_award ただ近松検事をはじめ、捜査陣側がいいキャラをしているというのは評価したい。長いのは確かですがそれを飽きさせずに読ませる力量があります。それだけに急に出てくるキャラを含め終盤ごちゃごちゃするのがもったいない。
2016-08-21 22:23:23@air_mys_award 影の座標もそうでしたけど、最初に消えた人物に終盤、ガッツリ再登場(ないしは真相に関係)してほしいという私の感覚は、最近のものなのでしょうか……
2016-08-21 22:24:36恥ずかしながら初めて近松検事シリーズを読んだのですが、まず探偵役のキャラ設定が非常に良いですね。この時代に冤罪を恐れる慎重派検事っていうのは素晴らしい先見性だと思います @air_mys_award
2016-08-21 22:25:03@air_mys_award イギリス風という話が出ましたが、ある程度事件の焦点を絞っているはずのに、それがごちゃごちゃしてしまうのはやはりこの背景にグズ茂(及びその周辺の面々)がいまいちマッチしていないからじゃないでしょうか。これは神津が探偵でも面白かったかも。
2016-08-21 22:25:47@air_mys_award 高木彬光の名探偵たちは物証の少ない事件を解決するために犯人に対して罠を仕掛ける作品が多いので、『霧の罠』に限らず終盤のバタバタは割と気にならない派。
2016-08-21 22:26:25