土屋)機関リポジトリを使ってオープンアクセスの話をするのは限界がある。#sparcjp201601
2016-09-09 16:49:37#sparcjp201601 パネルディスカッション 土屋:機関リポジトリはそもそもOAな存在だから維持するのは良いとして、リポジトリによって質の保証された研究成果を担保しようという考えはもうやめた方がいい。
2016-09-09 16:50:12安達)OAとは、これから未来に対して進めていくべきこと、将来にわたってアクセス保障を行うシステムのデザインを行うこと。ゴールドかグリーンか、どちらかでいいという議論ではないのでは。 #sparcjp201601
2016-09-09 16:50:54尾城)もし、本気でグリーン OAの受け皿として機関リポジトリをやっていくのであれば、今のやり方ではダメ。なにか考えはあるか? #sparcjp201601
2016-09-09 16:51:45#sparcjp201601 パネルディスカッション 安達:主要大学でも雑誌のパッケージ契約を切るようになっている今、何か手を打たなくてはいけないのは確か。
2016-09-09 16:52:09尾城)機関リポジトリ担当者に今後どうすべきと考えるのか意見を聞きたい。 #sparcjp201601
2016-09-09 16:52:48#sparcjp201601 パネルディスカッション 会場から:図書館では危機感を持って「APCどうすればいいのか」と言っているが、学内では必ずしもそういう認識ではない。別の部署で担ってくれればそれでもいいが、その動きも今のところ見えない。
2016-09-09 16:55:54安達)アメリカの図書館だと環境の変化に合わせて仕事を作っているのでは。学術コミュニケーションのためのサポートのために何ができるかを考えて動いているように見える。対して日本はどうかと考えると歯がゆい思いがある。 #sparcjp201601
2016-09-09 16:56:39#sparcjp201601 パネルディスカッション 安達:アメリカの大学図書館員は、学術情報コミュニケーションの全体を把握して、自分の立ち位置と仕事を作り出してきた。システム→データ→キュレーションとか。日本ではそういう動きが出ない。30年外から歯がゆく思ってきたところ。
2016-09-09 16:58:11安達)図書館の人材として、英語と英語以外の言語を扱える人材は必要であり、少なくとも大学のほかの部署より図書館に期待しているところがある。 #sparcjp201601
2016-09-09 16:59:56#sparcjp201601 パネルディスカッション 土屋:カウンターバランスとして発言すると、アメリカの図書館員で学術情報コミュニケーションに関わってきた人は、図書館情報学出身ではない人の方が多い。
2016-09-09 16:59:56荘司)私立大学の場合は図書館職員としての採用されるわけじゃなく、大学の中の職種を色々と回るので、難しい問題もある。 #sparcjp201601
2016-09-09 17:01:35#sparcjp201601 パネルディスカッション 荘司:国立大では事情も違うかもしれないが、私立大では図書館限定の人事異動でもない。アメリカでは職務ごとに雇われているので、その仕事が終われば辞めることもあるし、生き残りたければ自分で仕事を作る必要がある。
2016-09-09 17:02:43第1回SPARC Japanセミナー2016が終了しました。たくさんのご参加・ご視聴ありがとうございました。開催報告と資料等は順次サイトに掲載いたします。次回もお楽しみに。 #sparcjp201601
2016-09-09 18:07:25