読書記録

読んだ本のツイート集
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まだちぃ。 @madarasensei

竹田青嗣『現象学入門』読了。主観はルールの上で自分の外に出られない→主客一致の正しさを主観の外から保障するには神を持ち出さざるを得なくなる→戦略的に独我論から始めるしかない→なら、なぜ人々は客観を疑いえないと考えるのか→自己内に自己の外側を確信するための条件を持ってる→それが知覚

2011-09-29 03:39:58
まだちぃ。 @madarasensei

『13歳の娘に語るガロアの数学』読了。娘これで13歳とか「前半は1のn乗根が基礎体に含まれているとする、というところが気になるな。だって、1のn乗根どうやって求めればいいかはわかってないじゃない。(略)後半は、位数が素数だと巡回群になる、というところが鍵ね。ラグランジュの分解式を

2011-09-08 21:34:16
まだちぃ。 @madarasensei

『文明史のなかの明治憲法』読了。万国公法に淡い期待を抱きながら出発した岩倉一行がパワーポリティクスと現実的な国制の必要を痛感し帰国するまで。大隈・井上穀に先を越された伊藤が独憲法を学びに行くもうまくいかず、墺でシュタインを見いだすまで。発布後、仏にいた山県の視点からの3部構成

2011-07-07 09:42:57
まだちぃ。 @madarasensei

『全国アホ・バカ分布考』読了。関東はバカ・関西はアホ。その境界線がどこかをめぐり、一介の素人でしかない著者が実証によって徐々に従来の学説をくつがえしていく言語地理学の力作。読んでいて精神現象学を思い出した。論理学ではなく現象学を。

2011-02-14 01:58:51
まだちぃ。 @madarasensei

伊東俊太郎さんの『12世紀ルネサンス』は本当に素晴らしい本。ハスキンズとルーベンスタインを読んだ後だとなおさらそう感じる

2011-01-26 01:16:46
まだちぃ。 @madarasensei

改めてハスキンズの『12世紀ルネサンス』は名著だと思った。『思想史の中の科学』はちょっと微妙かな。まあ好みによるのかもしれないけど。平凡社ライブラリーの『キリスト教史』を全部読みたいが時間がないな。次はウェルギリウスでも読むか。

2011-01-23 14:14:03
まだちぃ。 @madarasensei

帰仙。新幹線内で中公の『ガロア』読了。キチガイとされてきたガロア像をある程度緩和してくれる本だった。それに伴い定番の悪役コーシーも相当程度ガロアを理解していたであろうことがわかった。伝記作家の創作はある程度は免れ得ないだろうがそれでもガロアがキチガイなのはその通りのようだ。

2011-01-05 21:57:17
まだちぃ。 @madarasensei

本屋で手に取った『<主体>のゆくえ』(講談社メチエ)読了。主体性論争を扱った本は少ないので興味津津だったが、加藤正の名前が出てこなかったのが不満。日本語訳されたsubject概念からフォイエルバッハテーゼの翻訳とその後のマルクス主義者たちの不毛な論争を切ってほしかった。

2010-10-31 23:08:07
まだちぃ。 @madarasensei

天牌外伝という名の黒澤物語全巻読了。神がかった天牌での黒澤でなく人間臭い彼を描いていて面白かったが対面に座ってる若者の顔の区別が全くつかないのはどうしたもんか・・・。

2010-08-08 14:01:35
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