現代魔法学

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

ファンタジー世界について考えてた筈なのに宇宙の始まりについて調べてる　魔法やら何やらが科学的に分析可能な関数と権限体系だったとしよう　人間は関数「人間を作る」で神様が作ったものだとしよう　神様もまたかつて神様に関数「人間を作る」で作られた存在だったとしよう

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

一番最初に関数とリソース、権限体系を用意したのは何者なのか？　宗教的にいうとこの「光あれ」を命じた存在、科学的にいうとこのビッグバンを起こした要因はどっから来たの……ということに悩むファンタジー世界構築作業

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

科学的に考えるのなら、火とか水とかならともかく、時空間魔法のリソースは虚数空間から取り出される必要が有るのでは？　いや静止～光速以下での高速化や低速化は実数世界で良いと思うけど　時間を巻き戻したり進めたり　重力系はどうかな……無限に小さな点以下にまで圧縮するならやっぱ虚数かな

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

土からアダムとイヴを←オッケー、関数「人間を作る（土）」ね　「光あれ」こうして中略世界ができた←オッケー、定数宣言「光」ね　始めに神は天と地を←その神様どこから来たの……　神にせよ超高密度の点にせよ、世界の始まりはどこから来たの……ファンタジー世界も突き詰めると現実と同じ謎が

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

魔法のリソースは基本的には実世界の質量を持つものだと思う　リソースの取り出しという意味では反物質だと思う　何の物質の反物質かで魔法の種類が変わる（逆かもしれない）（何の魔法を使いたいかでアクセスすべきリソースが変わる）

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

取り出された反物質が物質と衝突して対消滅した際のエネルギーが（術者が認識するところの）魔法となる　で、当然質量を消費してエネルギーばかり産み出せば、実体の世界は不安定になっていく……ので、リソース食い潰して天変地異が、あるいは術者の命が、というファンタジーあるあるとも矛盾しない

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

ファンタジーあるあるとは矛盾しないけどこれはそもそもファンタジーか……？　もはやサイエンスフィクションでは……？　しかも、ここまで世界の理を詰めてもやっぱり最初の存在がどこから来たのかは説明できないんだなー

森谷樹里＠超雑食 @J_M_Tallinn

最初の存在がどこから来たのか解らないという点を強調していくことでファンタジーでもSFでもないホラーの領域に移動することになるかもしれない　論理的に説明できない、世界の理の外の存在　それが世界に不都合な振る舞いをした場合、世界はどうやってそれを止めるのか？（止められるのか？）