しじみ特有の栄養アコルビンが肝臓を保護する

しじみちゃん本舗（公式） @shijimi4438

このたび(株)しじみちゃん本舗こと(株)福島商店と、(地独)青森県産業技術センターは『しじみに特有の栄養アコルビンが肝臓を保護する』という特許を共同で取得しました。わかりやすい部分では「マウスにお酒とともにアコルビンをあたえると脂肪肝にならない」ことが確認できました！ pic.twitter.com/OCVRrJopSZ

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これまでも「しじみエキス」の有用性については研究がつづけられてきましたが、他の食べ物にもふくまれるオルニチンではなく、しじみにしか存在しない（貝類でも他にはない）アコルビンにおおきな肝保護効果が認められたことは経験則とも合致している気がしますね。GIFアニメをどうぞ。 pic.twitter.com/qpfkw3ixwg

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青森の地元紙「東奥日報」で、本日の朝刊4面（経済・総合）におおきく取りあげていただいております。冒頭の部分だけではありますが、Webでもご確認いただけます。 toonippo.co.jp/news_too/nto20…

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「私、お酒飲まないから関係ない」そうおもわれた方もいらっしゃるかもしれません。でも肝臓のある生き物は人間だけではないし、肝臓がダメージを受ける要因もお酒には限りません。たとえば大切な家族であるワンちゃん・ニャンちゃんのペットフードにアコルビンが配合される時代がきたら… pic.twitter.com/jXDgCskvF5

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たとえば生体肝移植手術において、ドナーさんの肝臓をこれまでよりベターな状態で、あるいはこれまでより遠いところまで運べるようになったら… pic.twitter.com/Dr7rVtXHtN

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アコルビンと命名されたＮ末端からβ－アラニン、オルニチン、オルニチンの順で結合したポリペプチド。今はまだその機能性を謳える商品は存在しておりませんが、さまざまな可能性を秘めていることはご想像いただけたこととおもいます。 pic.twitter.com/EqmRqXxM4O

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アコルビンそのものは天然でしじみに含まれている成分ではあるのですが、季節によりその量は変動しますし、取扱い方法によっては減少もします。みなさまが手軽にその恩恵にあずかれるように今後は食品への応用に取り組んでまいります。

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じっさいのところ、特許取得からその機能性を謳う商品が発売できるようになるまでにはまだ高いハードルが存在します。いちばんは「人間が摂取して効果が認められるか」の確認ですね。これには（中小企業がやるにはタイヘンな）労力と時間とお金がかかります。

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そして先ほど例として挙げたような医療やペットフードへの応用などは畑違いですので…ご興味のある企業の方、いらっしゃいませんか？ （参考）特許 第6003018号（登録日平成28年9月16日）

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要点まとめ ・アコルビンは肝臓を保護する。 ・自然界ではしじみにしか存在しない。 ・合成もできるけれど、しじみから抽出するほうが安価で効果は同等。 ・すでに取得済みの関連特許もあり、ほかのしじみ屋さんでは実現できない。 …以上です。そして近日中に第2弾GIFアニメ公開予定！

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今回の特許取得にあたり、共同研究の面で(国立大学法人)東京工業大学 生命理工学院さまに多大なるお世話になりました。この場を借りてあらためて厚く御礼申しあげます。誠にありがとうございました。

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※最後になりますが、薬機法（近年名称が変更になった薬事法のことです）の制限もありますので念のため申し添えさせていただきますが、一連のツイートはしじみちゃん本舗商品の効能効果を標榜するものではございません。あくまでも特許内容のご紹介です。

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📷 新たな特許を取得しました。 we acquired a new patent. tmblr.co/ZJFUCh2DwAFoV

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しじみとオルニチン、しじみとアコルビンの関係をご説明する、こちらのGIFアニメをご覧ください。オルニチンが有用な成分であることはアコルビンの肝保護特許取得後も変わりませんし、しじみちゃん本舗でも引きつづきオルニチンは重視していきます。 pic.twitter.com/Zf8sNSnIoE

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しじみは冷凍するとオルニチンが増えます。それは画期的な発見ではあったのですが、同時に「でも、それはなぜ？」という疑問が浮かびますよね。無から有は生まれませんので。そしてもうひとつ確認されている事象として、冷凍するとアコルビンは減少していくというのがあります。

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アコルビンは「Ｎ末端からβ－アラニン、オルニチン、オルニチンが結合したポリペプチド」のこと。冷凍すると減ります。一方オルニチンは冷凍すると増える。ここから、冷凍するとアコルビンが分解されてオルニチンがでてくるのでは？と考えるとストーリー的にはつじつまが合ってくるのです。

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ですので「しじみ＝オルニチンが過去になる」とは、今後は「しじみ＝オルニチン」「しじみ＝アコルビン」を目的によって選択できる時代に突入した、という意味合いだったのです。

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みなさまはしじみの産地といわれてどこをおもい浮かべるでしょうか？ 島根県の宍道湖（しんじこ）、涸沼（ひぬま）、木曽川あたりは比較的有名かとおもいますが、しじみちゃん本舗のある青森県にも太平洋側に小川原湖（おがわらこ）、日本海側に十三湖（じゅうさんこ）という二大産地があります。

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じつはしじみの水揚げ量において、青森県は常に島根県と1位、2位を競っているのです。青森が1位になる年もあれば、島根が1位になる年もあるといった具合です。なのに、ネットでは「へ～、青森でもしじみが採れるんだぁ」というコメントがついたりする程度の認知度なのです。

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青森にはりんごとほたてがあり、ほかにも大間のマグロや長いも、田子（たっこ）のニンニクと、たくさんの名産品に恵まれすぎているせいか、日本有数のしじみの産地であるというPRが影に隠れてしまっている感はいなめません。

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余談ですが茨城県の涸沼しじみは非常に美味で人気がありますが、東日本大震災で地形が変わってしまったらしく、淡水と海水の交わる汽水湖で育つ大和しじみはその影響（塩分濃度の変化）を受けて漁獲量が減ってしまいました。回復はしてきているようですが、震災の爪痕はしじみにも影響しているのです。

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島根県のしじみ漁獲量が宍道湖というひとつの湖に由来しているのに対し、青森県は十三湖と小川原湖の合算です。日本海＋白神山地水系、太平洋＋八甲田山水系という2種類の味を楽しめるのがおもしろいところです。しじみちゃん本舗は十三湖と小川原湖、両方のしじみを取り扱っているのが特徴です。 pic.twitter.com/0FEOyzxNGE

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十三湖の漁師さんは「十三湖のしじみがいちばん！」とおもっているでしょうし、小川原湖の漁師さんは「やっぱ小川原湖のしじみがサイコー！」とおもっていることでしょう。その両者をニュートラルに取り扱っているしじみちゃん本舗だからこそ、青森県産業技術センターとタッグを組むのに適任なのです。

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今回の「アコルビンによる肝保護」の特許は「青森にはしじみがある」「ただ売るだけじゃなく、未来のためにきちんと研究もしている」（しじみちゃん本舗ががんばっている）というアピールにたいへん意義のあるものだったとおもっています。

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共同研究でお世話になった(国立大学法人)東京工業大学 生命理工学院の田川陽一准教授は、先日（しじみとは別件ですが）BSフジ「ガリレオX」に出演したばかりの方。ニュースで耳にする「ES細胞」とか、そういう単語の飛び交う世界で第一線で活躍されている方です。