- manabuAschesama
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[裏設定:童話アシェは同じグリム童話出身ということで白雪姫と親友だったりする。なのでワンダーランド入りを待ち望んでいる]
2016-04-10 20:43:19(実はずっと前から、童話アシェが白雪姫と親友という設定は既にあったり)
ふふ、来るかもしれない雪ちゃんが待ち遠しいから、この私が雪ちゃんの秘密を教えよう。 まず出典はグリム童話。この私と同じだな。とても良い子だった。 マメール(お妃様に熱した鉄の靴を履かせて焼き殺しましたけどね…!恐るべしグリムヒロイン…)
2016-12-04 12:22:21二つ目。キスで生き返ったのは偉大なるディズニー様のアレンジ。実際は毒リンゴを吐き出して生き返ったぞ。トリビアの泉でも有名になったな。 twitter.com/manabuaschesam…
2016-12-04 12:23:35「毒りんご」。元ネタはご存知、白雪姫だな。 割と有名な話だが、目を覚ます元々の理由は王子のキスでなく、「王子の召使いに背中を殴られた拍子に吐き出したから(初版)」と「召使いが棺に躓いて揺れた拍子に吐き出したから(第二版)」だ。 …夢も浪漫も無いな!そしてそれで良いのか毒よ!?
2016-08-07 18:55:45三つ目。実は毒リンゴは3回目の殺害。原典ではそれ以前にも窒息死(1回目)や毒殺(2回目)もされているが…「その強靭な肉体により(そうとしか説明が付かない)」何度も生き延びた。実は温羅並にタフなのかもしれない。 twitter.com/manabuaschesam…
2016-12-04 12:27:49デスフック「以前地獄デ妙ナ奴ガイタ…。地獄ヲ三度往復シテイタ女ダ…」 アシェ「つまり…三度死んだが三度生き返ったって事か?」 死「最初ハ肺ヲ圧迫サレ窒息死。次ニ毒ノ櫛ガ刺サリ毒死。最後ニ毒林檎ヲ食ッテ死ンダラシイ」 アシェ「ん?そいつ、私の知ってる童話の主人公かもしれん…」
2016-04-09 18:38:13(ラバストによる先行情報により雪ちゃん参戦が確定し、その嬉しさから先に紹介するアシェンプテルbot)
シュネーヴィッツェン。私と同じドイツ語で「白雪姫」だ。私も雪ちゃんもドイツのグリム童話出身だからな。 pic.twitter.com/TXoXn94c3G
2016-12-04 17:40:36雪ちゃんかっこいい!!!!! pic.twitter.com/OOEHSF0q89
2016-12-04 17:41:04オマケ
その後、wlw Ver2.0稼動した時のアシェンプテルbot
私だ。いきなりすまない。ついこないだロビンとの物語を語り終えたばかりなのだが私は話好きでな。どうしても我慢出来ずにまたお話をしたい。長くなるから嫌なら適当にミュートしておいてほしい。 ほら、今日来ただろう?シュネーヴィッツェン姫。私の大切な友達。雪ちゃんとの出会いについてだ。
2016-12-04 22:41:55「ひくっ、えぐっ、こんなの…無理だよ…!こんな森の奥まで…水を汲んでこいだなんて…!母様…!怖いよぉ…!」 あれはそう、私が継母の命令…もとい嫌がらせで森の奥深くまで水を汲みに行かされた時の話だった。 当時の私はまだアイツらに逆らえなくて、言われるがまま水を汲みに行った。
2016-12-04 22:43:19「はぁ…!はぁ…!水を汲んだら早く帰らないと。もうすぐ日も暮れる…!」 ガサガサッ 「グルルルル…!」 「!?」 森には狼がいる。童話ではよくある話さ。だが灰かぶりでしかない私にはどうする事もできなかった。 「ヒッ…!?いや!いやあああああああ!誰か!誰かぁ!」
2016-12-04 22:45:44逃げるしかできない私に沢山の狼が食らいついた。その時の怪我は今でも少し残っている。 「痛い!!嫌だ!死にたくない!死にたくないよぉ!母様ァ!!!」 人の手の入ってない森の奥では当然の末路だった。そして、そんな森の奥に人なんているはずない。 …筈だった。 「突き通せ!勝利の刃!」
2016-12-04 22:48:45次の瞬間、私の体に群がる狼を、強烈な斬撃が吹き飛ばしたのだ。 「君!大丈夫!?」 そこにいたのは、槍と盾を構えた私と同い年くらいの女の子だった。 「は、はい…!」 「良かった…!もう大丈夫だからね」 私の無事を確認した女の子は、震える私をぎゅっと抱き締めてくれた。
2016-12-04 22:52:12まるで体の中に炎が入ってるかのように暖かくて、安堵のあまり私は泣き出してしまった。 「ありがとう…!ありがとう…!」 「よしよし、大丈夫だから。しかしここなら人間は入ってこないと思ったのにね…。手当てしないと。歩ける?」 「ちょっと痛い…」 「うぅ、それだけ血が出てればね…」
2016-12-04 22:55:14「分かった。」ヒョイッ 「きゃっ!?ちょ、降ろしてよ!」 「痛いんでしょ?無理しないの」 彼女は私をおんぶして運んでくれた。先の攻撃のようにとても力強い子だった。これが、私と雪ちゃんの初めての出会いだった。 …私の性格が違う?ほっとけ!仕方無いだろずっと昔なんだから!
2016-12-04 22:58:07女の子は家で私を治療してくれて、飲み物まで出してくれた。 「ひとまず消毒はした。あとは痛みが引くまで休みなさい」 「うん。あ、ありがとう」 でも…妙だ。何故こんなところにこんな女の子がいるのだろう。いや、それは向こうも思っているのだろう。 「それで、貴女は…」 「それで、君は…」
2016-12-04 23:01:18「あ、ご、ごめんなさい!」 「ああ、良いの良いの。多分、真っ先に聞きたい事は…同じ筈だから」 そう、私も女の子も…思ってる事は同じだ。 何故こんな森の奥にいた? 「だから順番に教え合いましょう?本当は私から話すべきなんでしょうけど、まずは貴女から教えてくれない?」
2016-12-04 23:02:37「私は、私は…アシェンプテ………」 いや違う。私はこんな名前じゃない。ずっとこの名で呼ばれているが、私の名は灰かぶり(アシェンプテル)ではない。 「私の…本名はメーアヒェン。もう誰もこの名では呼んでくれる人はいませんけど」 「本名か…」 「私は継母の命令でここに来ました」
2016-12-04 23:05:42【ワンカニ行けなくてムシャクシャして書いた童話アシェ裏設定⑤】 「サンドリヨンとアシェンプテルは渾名であり、本名は不明」というのはbot呟きにもあるが、童話アシェの本名はもう中の奴が考えてある。ある意味botやなりきりの固有名か。でもややこしいので出てこない。機会があれば明かす?
2016-02-28 15:12:54【灰かぶり(アシェンプテル)と名付けられた童話アシェの本名。同人誌でも明かしたけど、実はこんな名前でした。でも今はアシェンプテルを名乗る彼女をこの名前で呼んでくれる人はもうこの世に残っていません…】
「継母に…?」 「はい。水を汲みに行けと。私、母も父も死に、後から来た継母に家を奪われ…虐められてるんです」 「それでこんなところまで?酷い!ここらは野生の狼や熊までいるのに!」 「うぅ…!熊まで…!?」 「そうよ!死にに行けなんて言ってるようなものだわ!」
2016-12-04 23:07:09女の子は許せないとばかりに怒っている。まるで自分の事のように。 「そ、そんなに怒らなくても…私の事ですし…」 「いいえ!私にも分かるわ!私も…継母に虐められてこうなったのだから!」 「継母に…?」 「そうよ。私も父上の再婚相手…継母に目をつけられてこうなったのよ!」
2016-12-04 23:10:10「じゃあ…せっかくだからこのまま私の話もするわ。私は…まあ他所から逃げてきたお姫様なの」 「お、お姫様!?」 「継母は私の…うーん何が原因なのかは知らないけど私を殺そうとしてきたの」 「あっ。それでこんな森の奥深くに…?」 「ここなら人目に付かないから追っ手も来ないと思ったの」
2016-12-04 23:13:21「だからオオカミが人を…しかも貴女みたいな女の子を襲ってるのを見た時は驚いたわ。そして…放っておけなかった」 「あ…。ありがとう…ございます」 「もう聞いたわ。それより…フフ」 女の子は笑った。辛い身の上を語った上で。何故か笑った。 「な、何で笑うんです?」 「え?はは、だって」
2016-12-04 23:17:22