災害時の便乗値上げの是非
@yagena お付き合いいただきありがとうございました。こういう短期的な問題は、価格シグナルよりも、大規模工業地帯の操業計画を時間差で調整とか中央集権的なマッチングを中心に、その中での工夫とか・・・何か安田先生の得意分野に期待してしまいます。
2011-03-14 14:42:43@ny47th こちらこそどうもありがとうございました!現状では、市場や価格機能が非常に限定的にしか働かない、という点には大きく同意です。一方で、固定供給の下での「割り当て問題」は、まさにマッチング理論が扱う分野。僕も何か現実的な制度設計として提言できることがないか考えてみます。
2011-03-14 14:49:14@yagena 教科書的言えば、税を用いて「量」を調整するのは、試行錯誤が必要であることもあり、短期の問題には不向きです。割当制で短期の問題に対処し、税は長期的な電力の安定供給のために用いるのがよろしいかもしれません。
2011-03-14 14:52:15@heppoco_econ コメントどうもです!そうですね、直近の調整=数量、中長期の対処=価格調整というのがより良い認識だと思います。現状では電力供給自体の回復が4月末まで見込めなさそうですので、価格による調整が難しい中でいかにスムーズに割当を行っていけるかが重要な問題ですね。
2011-03-14 15:19:39言いたかったことは「値上げによって全体の効用が改善する場合もある(買えないより高くても買えるほうがマシ)から値上げする企業が一概に悪とは言い切れない」ということでした。誤解を引き起こす表現をしてしまいすみませんでした。
2011-03-14 18:01:04つまるところ、不完備市場(保険不可能な不確実性あるいは流動性制約(=長期には払えるけど「今」払えない)のある市場)における事後の状況での支払用意概念は厚生基準としてどう解釈運用されるべきか、理論的研究は皆無だった、ということなんだなあ。。嗚呼。
2011-03-15 04:17:25@heppoco_econ @yagena http://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/07070001.html これとは関係ないですが、小口の場合、目の前で直接払うわけではないので、価格上昇を意識しにくい点に問題があるかも。
2011-03-16 15:50:59@kl3g_jzdj @yagena 文献の補足ありがとうございます。関東における価格・数量規制に加えて、比較的電力に余裕のある関西への企業活動のシフトを促す(例えば関西の工場用電力への補助など)ことも、必要かもしれませんね。
2011-03-16 16:06:36価格メカニズムというものは危機時にはうまく機能しないものですね。不要な買い占めは価格調整で対応することが全体として良かったとしても、危機時に値上げすることは個々販売店にとって顧客の信頼を失うことになるので、やりにくい。あとは消費者の倫理観(買い占めしない)に頼る他ない。
2011-03-17 13:58:35@heppoco_econ 被災地以外の自家用車には、当分、ガソリン税を大幅増税すると、価格弾力性が高いだけに価格メカニズムが機能すると考えていますが、どうでしょうか?
2011-03-17 15:04:06.@oriyamaarchinet 私が「うまく機能しない」と言ったのは、本来需要が大きくなったときには各経済主体の「利己心のもとで」価格が上がり、需給が均衡するはずが、販売者の利己心(または倫理観)によって、それが実現しない、という意味でした。わかりにくいツイートですみません。
2011-03-17 19:50:55現在の電力不足を市場で解決って意見あるけど。ショットバー (本当にワンショットごとにお金を払う)仕組みに電気代はなってない。次に病院等は別に利益を出してないので、単純に市場で競争したら負ける。それでいいならいいけど。病院は別とか言い出すと結局使いものにならないと思う。
2011-03-18 02:44:32