【原発代替電源】今後の代替電源(発電事業)について考えてみた【やっぱり原発ただし水上で】
25)「まさかないだろう。誰もしないだろう」という性善説に基づく合意は、日本に限らず都市などのソフトターゲットが攻撃されない根拠になっているが、911がそうであるように【技術的に可能なことは、それをしようという意志さえあれば実現できる】のであって、原発メガフロートへのテロは不可避
2011-03-17 08:42:5626)他のあらゆる抗争や対立においてもそうなのだが、人間は自分が正しいと確信すれば、反対者を絶対的な悪と定義できる。そして絶対的な悪を相手にするなら、非力な自分はどんな手段を講じても許されるとも考える。中東の自爆テロもシーシェパードの体当たりテロもオウムのサリンテロも根幹は同じ。
2011-03-17 08:45:1027)そうした思想的対立の末に起こされる「献身的な善意に基づく自爆攻撃」に対して、メガフロートなどの海上構造物は非常に弱い。警備に要するコストも上がる。では、どうするか。
2011-03-17 08:46:26空母とメガフロートの中間として、こういう構想も http://bit.ly/PuGVZ水上原子力発電所 メガフロートよりはテロ対策は容易かも知れない。http://bit.ly/eKHDai
2011-03-17 08:49:4628)では、【無人島の高台】はどうか?今回の震災でも、致命的な状態に陥ったのはポンプが津波に浸かったからで、高台ならそれは回避できる。海に近く、水も摂取でき、津波に強い。都市部からも遠い。ただ、津波以外の地震で被災した場合に、消火を含めたその他の対応策が、平地以上に難しい。
2011-03-17 08:51:5029)結論は出にくい話ではあるのだが、どちらにせよメタンハイドレートが事業化されるまでの間、今後も原発を使わざるを得ない。今後、既存かつ稼働中で旧式の(つまり、緊急対応が難しい)炉を延命して発電量を賄うことにはなるだろうが、それはそれで老朽化に伴う事故の発生可能性を上げる。
2011-03-17 08:53:4030)以上から、あくまで個人的な考えとしては、「今後20ないし30年の電力を【許容可能なコスト】で賄うのに、原子力発電は避けられない」「水上、船舶、メガフロートなど地上以外の区域でなければ新規の原発建設の合意を得ることは難しい」と考える。
2011-03-17 08:55:33技術的知識、数値の誤認識などについては謹んでお詫びし訂正します。が、現時点で思いつく「震災/津波を避け、地上に作らず、原子力発電による給電を【事業】として行う方法」は、他に出てきませんでした。
2011-03-17 08:57:36大規模発電じゃないけど、「人が通るところに圧電式の発電装置を置く」などの他、「ブドウ糖発電」「水道の水流で発電」などなど、微少発電装置の商品化が進むかもしれない。進んだらいいなあ。
2011-03-17 08:59:23先の水上原発の話。「原理的に可能」「理論的に可能」「技術的に可能」っていうのと「コスト的に(事業的に)可能」「政治的に可能」っていうのはそれぞれレベルが違う話。技術的に可能でもコストが見合わず利益が出せなければ長期に渡って継続できない。反対運動を押さえ込めなければそもそも実現不能
2011-03-17 09:22:52