2011年3月25日の財務金融委員会・日銀引受についての山本幸三議員の質疑

2011年3月25日の財務金融委員会での審議の、日銀による国債直接引き受けにかんする質疑の抜粋。山本議員と白川日銀総裁との質疑を主に。 映像はこちらのビデオライブラリでどうぞ。 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php 続きを読む
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tntb @tntb01

…)自動的に、財政ファイナンスのために国債を引き受けるという体制になりますと、これは通貨の信認を毀損する恐れがあるというふうに思います。」…さらに芯を外した答弁の白川総裁。毎度のことながら何だこれ。「私は将来の話じゃない仮定の話をしてるんじゃない。(…

2011-03-25 18:50:30
tntb @tntb01

…)毎年、日銀は直接国債引受をやってんだ借換債という形だけどこれで通貨の信認が失われましたか!?どうかって聞いてるんですよ。一番簡単な質問じゃないですか。委員長、ちゃんと、それしか答えないようにしてくださいよ。つまんない他の事言わなくても、他の事はこれからやるから。」

2011-03-25 18:55:19
tntb @tntb01

委員長「毎年、買い入れをしていることについて、今、山本議員が質問をいたしております。その点について、もう一度白川総裁のほうから答弁を求めます。白川総裁。」「日本銀行は、毎回乗り換え引き受けのつど、金融政策に支障が無いか確認し、支障が無いことを確認したうえで、(…

2011-03-25 19:00:26
tntb @tntb01

…)乗換えを行っております。その結果として通貨の信認を失うということのないように努力しています。」…ここで誰かの拍手が。何故だ。 つまり、日銀は、毎年国債の直接引き受けをこれまでやってきた、だいたい11兆円ぐらいだ。巨額ですよ。借り換えだけど。しかしそれは(…

2011-03-25 19:20:26
tntb @tntb01

…)直接引き受けと変わりない。財政法第五条但書にちゃんと書いてあるんだから。ね。そういうことなんですよ直接引き受けっていうのは。そして今、日銀総裁は、今までやってきたことで通貨の信認を失うということはない、言明されました。結構です。で、五十嵐副大臣、インフレになりましたか?」

2011-03-25 19:25:38
tntb @tntb01

「それはあの、市中消化原則をどう見るかという話なんだろうと思います。市中消化原則に支障が無いから、乗り換えについては大丈夫だということになっているわけでありまして、これによってインフレがおきるという性質のものではないということです。」

2011-03-25 19:31:14
tntb @tntb01

「最初のところはよくわからないけれども、インフレでなかったってことは確認できたということで。そこで、次に日銀総裁にいきますがね、『通貨の信認が失われる』とはどういうことですか?」「通貨の信認ということは、これは釈迦に説法でございますけども、これは、あくまでも、ペーパー、(…

2011-03-25 19:37:39
tntb @tntb01

…)記録でございます。で、このお金をなぜ人々が受け取るかといいますと、これは将来の価値が安定していると、いうふうにみんなが信頼を置いているからこそみんなが貨幣を使う、通貨を使うわけでございます。で、この、通貨の信認が失われるという事態は、将来中央銀行の金融政策が(…

2011-03-25 19:45:44
tntb @tntb01

…)物価安定という目的からずれて運営されていくというふうに、人々が思い始めますと、その結果として将来の通貨価値が不安定になってくる。その結果、通貨が、ですね、普通に使われるという事態からだんだんに離れてまいります。そうした状態になると、いうことが、(…

2011-03-25 19:52:28
tntb @tntb01

…)『通貨の信認が失われる』状態だというふうに、考えてます。」「まあだいたい結構だと思います。要するに『通貨の信認が失われる』というのは、ハイパーインフレになること、そのときしか起こらないんですね。つまり、インフレ率が高くなりすぎて、通貨を使う価値があるかないか、(…

2011-03-25 19:59:17
tntb @tntb01

…)ということですよ。だからつまり、『通貨の信認が失われる』っていうことは、まあハイパーインフレをどうやって維持するか…次第にもよるんだけども、いわゆるハイパーインフレと呼ばれた現象が、歴史的に、過去いくつかの国でありました。そういうときには、(…

2011-03-25 20:03:40
tntb @tntb01

…)『通貨の信認が失われる』、ということを言うだろうと私は思いますよ。それでいいですか。」通貨の信認が失われるケースには二つあると思います。一つは激しいインフレが起こる、ということがございます。もう一つは、通貨それ自体のですね、支払能力についての疑念であります。」

2011-03-25 20:08:33
tntb @tntb01

「いま日本銀行券の金額よりか遥かに多くの通貨は、じつは銀行預金という形で、これは提供されております。で、一国の銀行システムの安全性というのはこれは最終的には、これは政府の信用度、というものに依存しております。で、リーマンショックを始めとしていろんな金融システムの問題が(…

2011-03-25 20:13:03
tntb @tntb01

…)問題というのは、これはギリシャのときにもそうですけど、最終的に、金融機関の負っている債務である預金という通貨に対して、人々が信認を失う、でこれは最終的には政府の、財政支払能力というものに対する疑念が出てきますと、その面からも通貨の信認は失われます。いずれにせよ、(…

2011-03-25 20:18:27
tntb @tntb01

…)通貨の信認が失われるというケースは、インフレと、それから金融機関の支払能力、あるいは最終的に政府の支払能力というものに対して疑念が生じてまいりますと、どこかの段階で人々の予想・信認というのが非連続的に変化してきます。で、そうしたことを、(…

2011-03-25 20:25:11
tntb @tntb01

…)過去われわれは内外のさまざまな経験によって、そうした事態をわれわれは直面してきております。したがって、人類の英知として、あらかじめ、中央銀行が国債を引き受けるということは、これはしないということを、これは導入しているわけでございます。で、世界の多くの国、(…

2011-03-25 20:30:03
tntb @tntb01

…)これは先進国はもとよりですけども、新興国も、たびたびの金融危機の経験を経て、そうした中央銀行の引き受けを未然に、そうしたことはやらないと、いうことを導入をし、そうした運営を行っているというふうに思っております。」

2011-03-25 20:37:30
tntb02 @tntb10203977

「最初の激しいインフレの時には、ハイパーインフレのときに通貨の信認を失うというのは、わかった。二番目の、これはつまり、政府が信用できなくなったっていうtきに、通貨の信認が、っていうのは、それはまあ、今の政権がとてもじゃないけど信用できないって言ってるのと同じことですが、(…

2011-03-26 19:44:15
tntb02 @tntb10203977

…)日本銀行はそれを心配しているわけですね?…そこでだ、今、20兆円ぐらいの日銀国債引受をやって、そんな事態が起こりますか?私は起こらないと思う。だって、20兆円以上のデフレギャップがあるんでしょ?そこからこの震災で、民間シンクタンクは、(…

2011-03-26 19:47:29
tntb02 @tntb10203977

…)GDPはもう0.5(%)くらいは吹っ飛ぶと。30兆円吹っ飛ぶ。もっと吹っ飛ぶんですよ。そういう状況で、日銀国債引受をやって金を出して、ハイパーインフレになるわけがないじゃない。これを増税でやれば、いっそう消費を減らして、経済を収縮して、税収なんか上がりませんよ。(…

2011-03-26 19:51:53
tntb02 @tntb10203977

…)それから、これを市中で国債発行やれば、いよいよ金利上昇プレッシャーがかかって円高になりますよ。効かない。それじゃなくたって財政支出拡大だけで円高になるんだから。それを防いで、経済にいい形で迅速に思い切ってやるためには、日銀が国債引き受けて、金を出して、(…

2011-03-26 19:55:19
tntb02 @tntb10203977

…)金利が上昇しないように円高にならないようにしながら、やるしかないんですよ。で、それが、ほんとにインフレのときに、ハイパーインフレになりそうだったら私はこんなことは言いません。しかし、ね、デフレで、デフレギャップがこれだけあって、しかもGDPがこれだけ落ち込みそうだっていう(…

2011-03-26 19:59:31
tntb02 @tntb10203977

…)話をしているときにこの政策を使わないでどうするんですか。あなたは、20兆円国債日銀引受やって、ハイパーインフレになると思ってるんですか。それともよっぽどこの政権に能力が無いと判断しているんですか。どっちですか。」「えー、現在、日本の国債発行額は大変大きな金額に(…

2011-03-26 20:02:53
tntb02 @tntb10203977

…)上っております。年間100兆円を上回る金額の国債が発行されています。それだけの大量の国債が現実に市場において安定金利で安定的に調達されています。こういうふうに、国債が安定的に調達できるという状況をしっかり維持するということは、今後の国債の厳格な発行を考えるうえで(…

2011-03-26 20:06:38
tntb02 @tntb10203977

…)非常に大事なことでございます。この点で大事な事は、人々が『将来、通貨の価値がどういうふうになっていくんだろうか』ということについて疑念が生じないことであります。現在、世界の多くの国では、これは、国債の引き受けは認められておりません。そういう意味で、中央銀行が、(…

2011-03-26 20:12:30