島薗先生との対話

放射性物質の健康被害について、確率論で生命を語ることへの違和感と、確率論でしか語れない科学との齟齬。
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阪本さん(猫5種混合ワクチン💉💉💉) @_o_o__r

ある種の条件下での統計的稀頻度事象の捉え方についての欺瞞でない適切な言語表現が間違いなく必要とされているよね。 RT 私は、これは「科学的に正しく、政治的に間違いとされる」表現の好例と思います。 http://bit.ly/hVrVvB /via @morino_kumasan

2011-04-03 16:29:40
粂 和彦 @morino_kumasan

同意します RT @nekoallergie: ある種の条件下での統計的稀頻度事象の捉え方についての欺瞞でない適切な言語表現が間違いなく必要とされているよね。 RT 「科学的に正しく、政治的に間違いとされる」表現の好例 http://bit.ly/hVrVvB

2011-04-03 18:41:39
阪本さん(猫5種混合ワクチン💉💉💉) @_o_o__r

@morino_kumasan様にうっかりタメ口でつぶやく大失態を orz でどんな説明がいいのだろうと簡潔な例えとか思い付いてみるのですが、それを聴いた人の騙されてる感を拭うのは容易でないとも思うのです。確率的事象への理解にはある種の思考の大転換が必要なのだと。暫く黙考してみる

2011-04-04 01:02:24
島薗進 @Shimazono

医療倫理・生命倫理は環境倫理と異なり、今ここの生者の自己決定を尊び世代を超えた影響という観点が薄いとされてきた。この欠点の克服は重要な課題になっている。生まれ来る者のいのちを尊ぶこと、彼らとの連帯を想像することが不可欠。が、欧米では個人主義のために停滞。いのちの世代継承という観点

2011-04-04 07:36:33
粂 和彦 @morino_kumasan

同感です。熊大の高橋隆雄先生は「将来世代学を作りたい」という言葉で表現されています。 RT @Shimazono: 医療倫理・生命倫理は環境倫理と異なり、今ここの生者の自己決定を尊び世代を超えた影響という観点が薄いとされてきた。…生まれ来る者のいのちを尊ぶこと…

2011-04-04 07:41:56
島薗進 @Shimazono

確率論で放射性物質によるがんの影響は無視できるという医学者は、子供を産み育てる人たちの立場に立って考察していない。原発の安全という言説をあおる。危険を受ける可能性が高い未来の人の立場から考えれば無視できる事柄ではない。当事者の立場に立つことを避けるという点で医療倫理的に失格では?

2011-04-04 07:29:08
粂 和彦 @morino_kumasan

医師の医学者(科学者)の役割は確率を示すことが第一義的で、医師の医療者(医者)としての役割は当事者に寄り添うことで、ぼく自身は医学と医療を区別しています。 RT @Shimazono: 確率論で放射性物質によるがんの影響は無視できるという医学者 … 医療倫理的に失格では?

2011-04-04 07:47:11
島薗進 @Shimazono

科学としての医学と当事者に寄り添う医療との間の距離をどう埋めるかが問題ですね。@morino_kumasan 医学者(科学者)の役割は確率を示すことが第一義的…医療者(医者)としての役割は当事者に寄り添う @Shimazono: 確率論で…がんの影響は無視できるという医学者

2011-04-04 08:57:16
島薗進 @Shimazono

放射性物質が土壌に沈着しつつある三春町で桜を植え育てる人たちのいのちの連帯感は引き裂かれている。それは日本のどこにいても強弱の差はあれ、感じざるをえないこと。200キロ圏にいてもからだの一部がもぎとられていくような痛みは伝わる。それを力に変える道を考えながら、今日の務めに向かう。

2011-04-04 07:45:09
粂 和彦 @morino_kumasan

はい、ぼくのライフワークのつもりで勉強しています。駄文ですが、よろしければ→ 医療における医学と倫理 http://bit.ly/Rinri1 @Shimazono: 科学としての医学と当事者に寄り添う医療との間の距離をどう埋めるかが問題ですね。

2011-04-04 21:31:00