ぽぽぽ婚の次は“震災離婚”?・・・「とくダネ!」より
- toshihiro36
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笠井:東日本大震災が起きまして、婚約した人の数が増えた。結婚指輪が売れている。人と人との絆が深まったという話はたくさん聞きましたし、私たちもお伝えしてまいりました。しかし、2ヶ月半以上経ちまして・・今、反対の現象が起き始めております。
2011-05-30 12:44:55笠井:これ、東京都のある法律事務所(岡林法律事務所)で震災後、離婚相談件数が2割以上増えているということなんです。地震が起きて「そういう人だったんですか」と、そこで離婚に至ることを・・これ、笑い事じゃないんですよ・・震災離婚と言ったりするんですが、 (続く
2011-05-30 12:50:17笠井:今、こういったことが・・これから、大きな問題になる可能性があります。そこで、今日は「震災がきっかけ?離婚相談が増える理由」。 放射能の危機が迫る中、そして水が買えない中、夫婦喧嘩をしましたか?そこがすべての始まりです。
2011-05-30 12:55:1670代女性:(地震の瞬間、夫は?に対し) 何も言わない。こうやって(震えてた)。自分は自分で、何かあったら一人で逃げちゃう。
2011-05-30 13:00:1940代女性:東京の水の放射性物質が基準以上になった時に、旦那が重たいのが嫌だと言って(水を)買ってきてくれなかったことにムカつきました。
2011-05-30 13:06:21<ナレーション> 夫や妻の言動に落胆した。そんな声に象徴されるように、都内の法律事務所(岡林法律事務所)ではある相談が増えていた。
2011-05-30 13:09:06岡林弁護士:(震災前と比べて)2割か3割ぐらい増えているのではないかと思います。 地震をめぐる対応によって夫婦の価値観の違いが出て、それが離婚の方向に向かう。 ”震災離婚”というふうに考えております。
2011-05-30 13:12:57<ナレーション> ”震災離婚” 被災地・宮城県仙台市でも相談件数は増えていた。こちらの離婚相談所では、震災前のおよそ3倍も。
2011-05-30 13:15:47相談所・中幡:(1日の離婚相談件数は)多い時で5~6件。前から夫婦関係がうまくいっていなくて・・・それが震災によって離婚という形が多いです。
2011-05-30 13:19:28<ナレーション> 20代後半のAさん。原発事故が起きた福島県で、妻と就学前の2人の子供と暮らしているが・・原発事故後、妻から離婚を切り出されたという。
2011-05-30 13:25:26相談内容:(宮城・石巻在住20代女性)私の自宅は津波で浸水し、私は子供と一緒に避難しました。心細さを感じながら、仕事に出ていた夫の帰りを待っていたのですが・・私たちの元には帰ってきませんでした。夫がまず向かったのは、自分の両親のところ。私が「帰ってきてほしい」と (続く
2011-05-30 13:38:31相談内容・続き:電話しても「親が心配だから」と、全く帰ってきてくれません。私たち家族よりも、実家や親の方が大事なんだと愕然としました。これから夫に頼って生きる自信がありません。
2011-05-30 13:42:42相談内容:(仙台市・女性) 震災直後、食糧が全く手に入らない状況の中で私は家族のカップ麺を買うため、一人でスーパーに並びました。うちの家族は5人ですが、5時間並んでようやく買えたのは4つだけ。家族の命をつなぐカップ麺。大事に食べようって思っていました。 (続く
2011-05-30 13:50:45相談内容・続き:しかし用事で家を空け、帰宅すると目を疑いました。夫が大切なカップ麺を食べていたのです。しかも家族の人数も考えず、一人で1つ平らげていました。この緊急時に、家族のことを考えられないなんて・・夫に対して拭い難い不信感を抱きました。
2011-05-30 13:54:48<ナレーション> 震災を機に見えてきた配偶者の知られざる一面が、不仲や離婚に発展するケースは16年前にも起きていた。阪神淡路大震災。吉田真理子さんは当時、震災がきっかけで夫婦の間に溝が生まれた。
2011-05-30 13:58:27