90~00年代にミステリファンジン界隈で起きた変化と今後の展望について
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@Schunag なくても生きてけますけどあった方が断然いいです。線の上を歩くか避けるか選べるし。でないとジャンルを「縦断」したり「越境」したりできないじゃないですか。特に海外ミステリ(とりわけノワール)は執筆時点の社会背景の比重が高いのでなおさら時間を貫く線が求められるような。
2011-06-20 01:17:57@hina_shella それはおもしろそうですね>ベスト100改訂版。ウェブも電子書籍フリマもある時代なので、やってみる価値あるんでは。楽しげな座談会もくっつければ十分に。
2011-06-20 01:08:07@satton72 ふと思うのは、あの頃の学生たちは、とにかく「趣味で忙しそう」だったこと。「ミステリだけに時間割いてらんないんですよ!」という感じだった。ウェブ、アニメ、マンガ、ゲームで忙しげだった。ミステリが普通のおたく文化に組み込まれた時期ではあったね。
2011-06-20 01:13:45@Schunag そうですね、ゼロ年代に学生時代を過ごした人というのは、ちょうど自分たちが呼吸をするようにwebを構築する時代になっていました。その呼吸をするときに、ミステリに割く時間はなかった、のか、それとも、「(評論を)書く」気持ちを掬い上げてくれる媒体がなかったのか。。。
2011-06-20 01:08:53@Schunag 確かにそれはあります。まあ、そこは都心部の出身か地方の出身かで差があったとは思いますが、都心部の出身の方だと特に、ミステリも「ワン・オブ・ゼム」の中の一つになってた感は強いです。それは京極・森から西尾・舞城・佐藤とミステリの世界が広がった帰結かもしれませんが。
2011-06-20 01:18:23@Schunag 国内外問わずここ20年のミステリの全体的な総括が必要で、国内はさらに「(評論の)書き手の若返らず問題」があり、海外だと実際の(原書の)出版史とジャンルの動向も見ておく必要があると。
2011-06-20 01:22:17ϵ( 'Θ' )϶.。oO(90年代を網羅してるミステリガイドってないのか……意外だな。おいらは90年代が最大の乱読期だからいいけど)
2011-06-20 01:25:22昨日ぼくがつぶやいた「ジョン・D・マクドナルドの『濃紺のさよなら』は音だけ聞くと野球小説のタイトルに聞こえる」ネタは直後に会った日下三蔵先輩にはばか受けしたけど、そういう会話ができるコミュニティって減ってるんかしら(←注:もともと少ない)。
2011-06-20 01:31:57横から失礼します。はい、2008年ごろの「このミス20年ベスト」がそれと言えなくもないですが、ランキングベースのもので総括はあまりないものなので・・・ RT @satomit: ϵ( 'Θ' )϶.。oO(90年代を網羅してるミステリガイドってないのか……意外だな。//
2011-06-20 01:43:38@satton72 ありがとうございます!そんなのもあるんですね。でもおっしゃる通り「このミス」形式のランキングだと、ガイドにはならなそうですよね。どうしても「同時期の比較」になってしまうし。どうせなら文春でやってほしいですねえ。
2011-06-20 01:53:39.@satomit あはは、さりげなく @Schunag さんにプレッシャーかけてますね(笑) まあ実際、どれだけの方にリーチするのか、現段階では全く読めないので、若さにあふれるミス連合同企画で同人誌をまず作ってみるというのも面白そうですけれども。
2011-06-20 02:02:11@satomit ただ、さらにもう少し下の代から評論をやる人が出てこなかったのが、気になっているわけです。(95入学~00入学あたり)年齢的に言えば、30代前半の方々ということになります。
2011-06-20 02:37:24@satton72 そうでしたか。断絶が起きたのはたぶん逆密室が悪いんですよ(悪くないけど)。分厚い壁となって高くそびえ立ってたから。最初から「評論とか絶対ムリムリ」って思いますもん(←難癖)。
2011-06-20 02:44:38@satomit まあ確かに、逆密室のレベルの高さはすごかった、と今にして思います。「もうそれでおなかいっぱい」と。ただ、最近の若い子に聞くと、私たちの世代のミステリ評論家たちに対し、思うところのある「気骨」のある子が何人かいるので、けしかけても面白そうだな、とも思っています。
2011-06-20 02:51:38@satton72 それはいい流れですね。ゼロ年代はその若い世代で、90年代は逆密室世代でジャンルを俯瞰したらおもしろいガイドブックになりそうな予感がひしひしと。
2011-06-20 02:58:50.@satomit やや手前味噌めきますが、新月お茶の会がこの春、機関誌『月猫通り』で「新四大奇書」特集を組みました。この20年の大きな流れの一つである「奇書」候補を検討し、新たに選びなおすという趣向です。粗さはありますが、20歳前後のミステリ読みの今なればの情熱あふれる特集です
2011-06-20 03:05:00@satton72 学生さんは今でもそんなことやってるんですね。正しく不毛で安心しました。新本格が苦手で全然読んでないぼくでもここ20年の「新四大奇書」と言われれば興味湧きます。たしかに8-90年代の四大奇書ならぼくも選べる気がするので世代とはそういうことなのかもと思いました。
2011-06-20 03:20:34あ、今さらながら。 @satomit 様、突然絡んで来たのにお相手いただき、ありがとうございました。こちらもいろいろと頭を整理することができました。@Schunag 様も、お忙しい中、お相手いただきありがとうございました(通知を見るとリツイート、ふぁぼなどしていただき恐縮です)
2011-06-20 03:21:46