Vocaloidと音楽の新しさ
- ja_bra_af_cu
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そういえば「新しい」という表現は好きでなくて「先鋭化」という表現をすることが多い。あと「最先端」って表現。イメージとしては何かがとんがっていってるんだけど、それがどこを向いてようが、ぐるぐる回ってようが、どこかに浸潤しつつあろうが先っぽは先っぽだという。
2011-06-28 00:20:30@magelixir 英語でいうところのcutting edgeですかね。形式が新しいかはともかく切り口の断面のように新鮮ではある。
2011-06-28 00:23:03cutting edgeというと「新気鋭(新しい!)」って印象が強いですが、方向としてはそんな感じですね RT @ja_bra_af_cu: @magelixir 英語でいうところのcutting edgeですかね。形式が新しいかはともかく切り口の断面のように新鮮ではある。
2011-06-28 00:34:13形式だけ分析して「これは○○の手法だね」「これは今までにない手法だ!新しい」というところで思考や議論を停止するのが良くないという話だな。
2011-06-28 00:37:32この前も呟いた「王道」や「様式美」の先鋭化という表現もまたアリだ。まぁこの「王道の先鋭化」が自分の大好物ジャンルなんだけどw
2011-06-28 00:46:12まとめ後にいただいた発言
「音楽的」っちゅーところが引っ掛かってしまうな。AKBの投票権は音楽的か?しかし、切り離せるものでもない。広くとるならPの要望に全て応じるミクは新しいし。役者になり得るが、同時に交換可能なほど些細なボーカルでもある
2011-06-28 01:57:09@take__E 確かに純粋に「音楽的」な新しさを求めてしまうのは、ロマン主義的な「音楽の自律性」概念の亡霊かもしれませんねえ。
2011-06-28 02:02:01@ja_bra_af_cu 音楽…と考えてたら私の中でミクは声以外に存在しなくなってしまいましたw 録音と例化の話を混ぜたら見方も変わってきましたが。
2011-06-28 02:08:06@take__E 声質とか音色自体がポップスでは大事っていう話もありますしね。いろいろ語るべきところはたくさんありますね。
2011-06-28 02:16:03@take__E こだわりがあるからこそ自分では歌わないって人もいますよね。自分の声が気に入らなくてサックスプレイヤーになった人とか知ってますw あとフロントに立つのはイヤとかw
2011-06-28 02:29:54@ja_bra_af_cu ミクを選んだ後で、もしくは同時に、「歌ってみた」の人を選んでいることが気になるんですよね。Pも聴き手も。ボーカルは重要なんだけど、唯一ではない。譜面ほど浅くもない。……仮歌シンガー的立場なら別に新しくはないですね。
2011-06-28 02:58:25いやはや、私にはちとスペック不足だな。寝ようず。 ボカロクリティークを手元でちらちらしながら考えると、この手の話しはまだまだ余地がある稀ガス。
2011-06-28 02:09:44ボカロの新しさというのは、プロデューサが人格を侵害することの無い架空キャラに歌詞を付けられることじゃないかと思うマス。
2011-06-28 01:01:59歌詞の人格って、歌い手か作詞家が担わないといけなかったんだけど、作詞家が「ボカロに歌わすため」書きました―、って言えば誰も背負わなくていいのよね。
2011-06-28 01:04:29甘酸っぱすぎたり、イタすぎたりする歌詞なんか。 Coccoがリスカを歌うとどんびきな人も、ミクの手首から赤い涙が零れた、とか言えばだいぶマシかもだ。
2011-06-28 01:07:56@tieckP 歌の「主体」を誰が担うか問題に関連して興味深いです。この間のエレうた!での桃井さんは完全にPを作者・メッセージの主体とみなしてましたね。
2011-06-28 01:08:04@ja_bra_af_cu 「初音ミク」を追うには数が膨大すぎるから、だんだんサブカテゴリとしてのPに人気が集まって、そのうちに主体が前者から後者に移行しているのは確かだと思います。
2011-06-28 01:14:55@tieckP 初期のミクノポップからボカロック化・J-POP化する流れでもそうなっていきましたよね。またカラオケで歌うようになった上でも、あまりキャラ性が強すぎるものよりは一般的な人が感情移入できる歌詞のほうが好まれたのだろうと想像されます。
2011-06-28 01:19:01@ja_bra_af_cu なるほどー、大衆性の獲得で一般的な歌詞に、というのは(嬉しいかはともかく)事実でしょうね。大衆性のまだ無いUTAUと比較すると面白そうですw
2011-06-28 01:22:38でも議題はボカロが音楽的にどう新しいか、なんですねw それまでのボーカルシンセより、キャラクターを与えられたことでエモーショナルな調声を施されるようになったという可能性はあるかもですが、詳しくないのでただの思いつきです。
2011-06-28 01:20:57@tieckP 歌詞の扱われ方の新しさも音楽のうちだとは思うんですけどね。楽理やサウンドの響きについては既存の物が多いよねという話ですが、パッと聴きはそうでもよくよく分析すればそうでもないかもという予感がしてます。
2011-06-28 01:24:36@ja_bra_af_cu エモーショナルな調声もよく考えたら既存のボーカルの代替でしたねw そう考えると確かに楽理的には既存が多い気がします。ボコーダーやAutotuneまでは既存でいいわけですし。何か新しいものが見つかるといいですねー。
2011-06-28 01:26:44@tieckP きちんと作品を吟味しつつ、「新しさ」だけじゃない、かといってポストモダンなパスティーシュに耽溺するだけでもない、オルタナティブな美学的価値を考えていくのが大事かなと思います。その意味でまとめにもいれたいずみのさんの発言が気になってますw
2011-06-28 01:33:16