詳解、細谷雄一さん騒動
- 要旨:もっかい聞く。嘘や間違いを根拠にして、それって良いの?
4.唐突に新鮮味の無い政治批判をする意図は何?
4-1.ジョンお姉さんの回答要求(抜粋)
@yuichihosoya なるほど。だから「事実に反するものを根拠とした立論の信頼性はどう担保するのか?」という、質問に回答する時間がないと?(笑
2011-07-01 11:27:26@yuichihosoya そろそろ「事実に反するものを論拠として立論したものの信頼性はどうやって担保するのか」という質問の回答を頂けるころかなあ・・・と思いまして。どうやら、クローチェもカーもそのような立論を容認するような主張はしていないようですし。( ´H`)y-~~
2011-07-10 22:42:45@yuichihosoya ああ、宴会やっても仕事が溢れているから『戦略外交原論』の書評に関し、「事実に反するものを根拠とした主張の信頼性はどう担保するのか?」という極めて簡単な質問に回答する暇はないと。いやあ、都合が悪くなれば川魚のように逃げますなあ。
2011-07-14 08:27:34約2週間で6回・9通のツイート。
- 要旨:簡単な質問故、回答願う。嘘や間違いを根拠にして、それって良いの?
4-2.唐突な政治批判
社会の中では大きな力を持っていて能力も高い方が、それを他人を罵り、傷つけ、不快にさせるために使う場合があり、とても残念に感じます。他方でそれを他人を励まし、支え、助けるために使う方もおり、私はこれまで後者のような先生方に支えられきました。是非能力は、良い目的に使って欲しい。
2011-07-14 10:13:10政治の世界でも同じですね。今の民主党も自民党も能力がある議員が多いと思います。それぞれの政策領域で、専門的な知識を背景に全力を尽くして問題解決へと建設的に取り組んでいる。でも一部の政治家はあまりに多くの力を相手を攻撃し批判することに使いすぎる。それが全体利益を損ねて政治不信へ。
2011-07-14 10:19:56@yuichihosoya 政治の話なんかしてないし。「事実に反するものを根拠とした立論の信頼性はいかにして担保するのか?」という極めてシンプルな質問で。( ´H`)y-~~
2011-07-14 10:21:54- 要旨:政治の話はどうでも良い。回答願う。
5.執拗? 攻撃? 本当ですか?
5-1.ジョンお姉さんの回答要求
- 前回のリプライから4日後
RT @Jota_Shimazaki: 細谷雄一『大英帝国の外交官』 http://ow.ly/5Gjme 読みたくてアマゾンで探したが、絶版で中古本も最低で3500円程から 多分、名著なんだろうな どうしてそういう本が絶版になる? 下らない書籍が書店を埋め尽くし、世界の中で日本が生き残るに必須な外交の本が消えている
2011-07-18 13:44:11@Jota_Shimazaki 大変嬉しいお言葉を有り難うございます。絶版については申し訳ございません。何らかのかたちで復刊できるよう努力します。「名著」かどうかは分かりませんが、同僚の某T先生からは、「細谷君の書いたもののなかで、あれが一番良かったよ」とおっしゃって頂きました。
2011-07-18 13:47:11@yuichihosoya もしもし、細谷先生。自分の本の自己権威化運動は良いけれど、そろそろ『戦略外交原論』の書評に関して、「事実に反するものを根拠として立論した主張の信頼性はいかにして担保するのか?」という質問に答えてはくださらぬか。
2011-07-18 14:33:445-2.一心不乱の大演説
名前を出してツイッターを書いていると、名前を出さない人物からの不快なツイートを執拗に受けます。私はそもそもマナーを欠いた不快なツイートには応えません。そもそも応える義務もありません。そのために用いた大量の時間を、せっかくですのでどうぞ今後はご自身の学習と成長のために用いて下さい。
2011-07-18 16:01:16ティモシー・ガートン・アッシュが、以前にガーディアンのコラムで、基本的には本名を明らかにしない匿名性のある不快な攻撃的なコメントには、応えるつもりがないと記していました。匿名性の隠れ蓑に入ると、急に偉くなった気がするのでしょうか。
2011-07-18 16:04:24高坂正堯『国際政治』の冒頭の「まえがき」では、「『書く』ことは自己の立場を明確にさせ、したがって自己をコミットすることである」と書いています。本名で本を書いたり、新聞などにコメントを書くことはとても勇気のいることです。ときには誤謬もあり、ときには深刻な批判も受けます。でも書く。
2011-07-18 16:07:34恒例のツッコミ。
- マナーの有無や不快かどうかとは関係なく、学者を名乗って発表した文章(書評)への問い合わせには、研究者として答える義務があると思います。
- 「匿名性の隠れ蓑に入ると、急に偉くなった気がする」とはアッシュの弁でしょうか。随分と浅薄な分析ですね。「偉い・偉くない」ではなく、「安全・安心という幻想」から攻撃性が増すというのが、一般に言われていると思います。細谷先生は、「偉くなった気がしているだけの連中は、自分を煩わせるな」と言いたいのでしょうか?
- あえて厳しい言い方をします。”書いた”からには、書いた内容に責任を持ちなさい。
【検証】ジョンお姉さんのツイートは執拗か?
2011/6/27 18:14:04 - 2011/7/18 16:01:16 の細谷TLに関する各種データ
- 期間:22日間
- 細谷ツイート数:53
- 細谷RT数:9
- 細谷がフォローするユーザー数:約50
- フォローユーザーツイート数:2500超
- ジョンお姉さんからの@付きツイート数:19
要は、TLの一日平均ツイート数が100本超。
そこに、一日平均1本未満の「不快なツイートを執拗に受け」たと。成るほどね。
単に、回答できなかった言い訳をしている様にしか見えないのは、私だけでしょうか。まさかそんなことは無いと思いますが。
5-3.まだまだ語るよ
ジムでのスイミングから帰宅し、汗が流れて爽快に。そして、多くの良識ある方々から、励ましのツイート、ご助言のツイートをいただき、とても嬉しく感じています。少し前まで面倒なのでもう止めようと思っていたのですが、逆にとても大きな支えを頂いた気がします。感謝に堪えません。
2011-07-18 18:10:44ちなみに、学者の世界では、学問の場で真剣な批判の応酬があります。ときにはかなり厳しい本質的な批判も。しかしその多くは誠実で、建設的で、そこから栄養を得ることが出来ます。栄養のない中傷は、学問の世界にはなじみません。悪意のある中傷は本当にいやなものです。
2011-07-18 18:14:15ちなみに悪意が感じられるツイートに対しては、本来はスルーをすべきなのでしょうが、相手が誠実な対応をしてくれることを期待して、本質的な回答をせずに「テスト」としてどのような返答をされるか試してみました。しかし残念な結果です。それ以後はスルーです。最初からスルーすべきでした。
2011-07-18 20:35:12ツッコミ
- 普通の質問に、質問返しとはぐらかし。学問の場でもこんなことしてるんですか、先生?
- 本当にいやなものですね、中傷とかクレームとか。でも、答えるべき立場にある以上は答えないといけません。それが、社会に対する責任というものです。法人の顧客窓口などは、その典型です。学問の世界は違うのですか? ましてや、この件での質問は、中傷でもクレームでもありません。その上、細谷先生は「賛否両論を含めて様々なかたちで議論」を予見されていた方でしょう!?
- 批判の応酬、つまり批判に対し即批判を返すことは、誠実でも建設的でもありません。まずは謙虚に受け止め、改めるべきを改め、反論すべきは反論し、その上で相手を批判すべき点があれば批判を行う。誠実で建設的な議論における批判とは、こういうものだと思います。細谷先生の言う「学者の世界」「学問の場」とは、そんなにも特殊で、世間一般の常識も通用しないのですか?
- 「相手が誠実な対応をしてくれることを期待して、本質的な回答をせずに「テスト」として」不誠実な対応をしたの巻。ずいぶんと御偉いことで、何様かと思いますね。ああ、「学者」様ですか。
【細谷先生のフローチャート】
A.相手の発言に悪意が感じられますか?
Yes:テストします→返答があればB.へ進む
No:誠実に対応します
B.相手の返答に悪意が感じられますか?
Yes:以後、無視します
No:誠実に対応します
- もともと悪意は無かったのに、先生がA.で誠実に対応しないから悪意を抱いちゃった場合、明らかに先生の対応が悪かったことが原因ですね。
- B.へ進む前に、相手が先に「誠実な対応をしないとは、不愉快極まる。研究者の態度としても失格だ」とか非難したらどうするんでしょうね。
一点興味深いのは、細谷先生の言う「テスト」なるものが6月27日22時台のツイートであったとして、この時どのような返答を細谷先生は望まれたのでしょう。どんな返答をしたら「残念な結果」に終わらずにすんだのでしょうねぇ?