しかし、動機を考えないと、問題は理解できないように思いますね。「こういう理由で科学的に間違っている」と指摘するのはニセ科学問題ではもっとも簡単な部分だというのがコンセンサスだと思います。所詮、科学や論理は易しいので @hirakawah
2011-09-05 10:29:21まさにまさに。「なんのために批判するのか」「批判の結果として目指される状態はどういうものなのか」はニセ科学批判のキモです。「なんの害もないニセ科学」を「科学的でない」というだけの理由でわざわざ批判する必要はない。
2011-09-05 10:33:38「ニセ科学であること」自体に害はないです。そのニセ科学が具体的な害を生んでいるなら批判しなければなりません。ホメオパシーなどはその例です。 RT @yukifumi1: ?「ニセ科学」には何の害もないのか?
2011-09-05 10:40:39私のニセ科学批判は、よりよい未来(主観・私的価値観)の実現のためであることは既に語った。反対により悪い未来への恐怖は「オウム真理教」ではなく、未来に起こる「魔女狩り」にある。アメリカでは「偽記憶症候群」という現代の魔女狩りが実際にあった。
2011-09-05 10:40:27「魔女狩り」って、比喩としてずいぶん軽く使われているけど、本当にどうしようもなく悲惨なできごとだった。偽記憶症候群(偽りの虐待の記憶)も酷い。
2011-09-05 10:42:40いわゆる実害がないニセ科学は実益がない科学の阻害因子なんだよね。いくら科学者が生物の進化について解き明かしても、ID論というニセ科学が蔓延ればその効用は阻害される。進化の研究の推進に価値を認める人は、ID論批判に同意してもらえると思うんだけど、違うんですかね。
2011-09-05 14:21:22それから「批判すること」=「止めろということ」だと思っている人がいるんじゃなかな。有害だから批判する場面に限定すれば、批判することはそれを止めろというとに近いのかもしれないけど、別にID論を批判するときにはそれはID論を信じるのを止めろとは普通ならない。ただ間違ってますよと...
2011-09-05 14:40:23これ、よく話に出てくることですけど。実害がなければ批判してはならない、みたいな考えを進めたら、実害が出るまで批判するのを待たなくてはならない、てなりますよ。そんなことでいいんですか?
2011-09-05 15:52:59ゲーム脳、未だに学校だよりなんかで採り上げられますからね。あれ、出た当初は、まあそんなの放っとけばいい、みたいな雰囲気もあったし、業界が大きく動いた、ということも(除ゲイムマンさん)なかった。
2011-09-05 15:56:02@usg_ringo 批判の程度に実害の度合いや見通しが関わってくる、というのなら解りますが、批判することそのものについて実害があることが条件として必要、というのは到底同意出来ないものがあります。
2011-09-05 16:09:54@ublftbo 被害が無ければ云々の、その機微はよく理解できません。私には批判が目的では無く、実害を防ぐことが目的ですから。実害を防ぐことが目的である以上、被害が起きるまで待つことは出来ませんとしか申し上げられないですね。
2011-09-05 16:21:25@Mochimasa 批判という語についてニュアンスがある可能性はありますね。どっちかというと、ここでの「批判」は「評価」や「検討」あるいは「考察」に近いやも知れません。
2011-09-05 16:27:03いわゆる「実害」という概念そのもののむつかしさもある。一体何をもって実害と評価するか、という部分。害と言っても様々あるでしょうし、規模も考えることが出来る。
2011-09-05 16:53:57