自然科学のネーミングから,「若手理系研究者にとっての理想の科学啓蒙本」へ
- t_mutsumin
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確かに、三中先生の本は良書です。RT @popeetheclown: 「系統樹思考の世界」や「分類思考の世界」は,単なる事実の提示に留まらず,背景にある哲学まで説明した良書だったと思います.面白い・分かりやすい・正しい&役に立つ
2009-12-15 17:34:51. @nennpa いやいや、「食っていかなきゃ倒産する」ような不況の出版界で生き残ってる編集者が、何でもお手盛りでやってくれるとは思いませんよ。ファミレスや会議室で缶詰になって、それでもあいまいな事しか言ってくれなかったら本出ないと思うし。
2009-12-15 17:36:47@tricken 真摯なご指摘、ほんとにありがとうございます。出版界の苦境は知ってるつもりですし、その上でなお、科学にまつわるコンテンツには可能性があると思っています。もちろん企画の具体性の重要さも。
2009-12-15 17:42:13@tricken 去年とあるクリスマスパーティで、弁護士と物理学専攻の院生が話していて、弁護士の方「あ、サイモン・シンのフェルマーの最終定理、読んだんですけど……」というような会話が成立してるのを見ました。
2009-12-15 17:38:10素敵 RT @thinkeroid: @tricken 去年とあるクリスマスパーティで、弁護士と物理学専攻の院生が話していて、弁護士の方「あ、サイモン・シンのフェルマーの最終定理、読んだんですけど……」というような会話が成立してるのを見ました。
2009-12-15 17:40:09非科学者向けの科学トークショーで,参加者が「自分たちが理解できなくても構わないので,5分間,本気で研究の話をしてほしい」と頼んでいたのを思い出しました.曰く「全く分からない,という体験をしてみたかった」とのこと.そこに魅力を感じる人もいますね @nennpa @corbicula
2009-12-15 17:44:00@nennpa かといって、あまり難しく考えることもないと思います。「採算が合う」「一定の社会的評価を数字で叩き出す」「数年規模のプロジェクトとして商業的に認めて貰える」という点をクリアすれば、内容を絞るのは専門家の側の問題だと思いますから、そこで共通目標を提示すればいいのではと
2009-12-15 17:49:20たぶん、「とりあえずこのハードルさえ超えてくれれば文句は言わないよ(企業人)」対「そんなハードルの先を超えたところに面白さがあるんだよ!」(研究者)のズレってのはたまに起こることだと思うけど、それをクリアして共闘してるビジネスパースン&リサーチャーも一定数いると思う。
2009-12-15 17:52:48「一般向け」に何かアウトリーチをする際,いわゆる紙媒体の出版形式でなくて構わないと思う.コンテンツとなる科学的知見・研究者のドラマが面白いのなら,良いメディアはいくらでもあるのではないか.なんてことを「新世紀メディア論」を読みつつ考えた http://bit.ly/75hlSy
2009-12-15 17:51:31流石ですw いつか機会があれば,5分間ほどリミッターを外した僕の姿をお見せします RT @kigch: @popeetheclown 講師の方が優しい言葉を選ぼうと四苦八苦しておられたので、リミッター外しを、っていう演出家的欲望も働いていましたw
2009-12-15 17:53:44@corbicula 僕も同じことを考えてました!>ニコニコ動画 ~を作ってみた系のおバカ動画も面白いと思いますし,一方で喩えをうまく使って分かりやすく説明しているこういう動画にも憧れます>ニコニコ仏教講座 http://bit.ly/7BwgD9
2009-12-15 17:57:39@flatfish51 決して「紙媒体などいらない」という話ではありません.僕も正しい・分かりやすい・面白いを全て高いレベルで満たすのは,やはり書籍メディアではないかと思います(Kindleで読む時代になるかもしれませんが).
2009-12-15 17:59:12@flatfish51 ただ,ネットメディアは書籍メディアとは違った層に違った形で提示できるという強みがあります.例えば,科学に興味がなく,本も読まない若者にも見てもらえるかもしれません.選択肢が増えた現代なので,色んなアプローチをしてもいいんじゃないかな?ということです
2009-12-15 18:01:35年の瀬にぐぐーっと加圧された心地ぞする…….『〜思考の世界』って. QT @thinkeroid: 「統計思考の世界」に期待されるハードルはどんどん上がる……面白い、分かりやすい、正しい&役に立つ!
2009-12-15 23:33:14[つくば]これこれの内容を「新書」として書くという設定を最初に置くのはタガが強いように感じますね.『系統樹思考の世界』も『分類思考の世界』もいわゆる一般的な意味での「新書」として書くつもりはさらさらありませんでした.書きたい内容を「現代新書」という形式にぐりぐり詰め込んだだけ.
2009-12-15 23:37:18[つくば]そんなわけで,新書の「くせに」,文献リストがついていたり,索引が用意されたりしたわけです.ぎりぎり極小フォントで印刷された部分もあり,400字詰原稿用紙にして『系統樹思考の世界』には約450枚分,『分類思考の世界』には約500枚分の文字数を詰め込んであるはずです.
2009-12-15 23:40:46[つくば]本は,コンテンツだけが重要で,それをどのようなフォーマットに流し込んで整形するかはどうでもいいのかもしれない.しかし,『系統樹思考の世界』や『分類思考の世界』をハードカバー&初版1,500部という典型的な「理系本」で出したら,いったい何人の読者が手にしてくれただろうか?
2009-12-15 23:46:27[つくば]その意味で言えば,たまたま「新書」というフォーマットに出会えたことは,『系統樹思考の世界』や『分類思考の世界』のコンテンツにとってはとてもシアワセなことだったと思う.もちろん,目利きの編集者がいて初めてそのシアワセは実現されたのだけれどね.
2009-12-15 23:55:45[つくば]ちなみに,現代新書で『系統樹思考の世界』や『分類思考の世界』を担当してくれたのは,売れまくった福岡伸一本を担当した編集者でした.これまた幸運な出会いということ.新書にかぎらず「本」としてかたちを成すためには編集者の貢献度はとても大きいと思います.いい編集者を確保すべし.
2009-12-16 00:00:32