自炊代行バッシングと反ブックオフキャンペーンの類似──漫画家・佐藤秀峰の指摘
- as_kakuichiro
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お客さんは大量の本を持っている人、保管する場所のない人、重くて持ち歩けない本(技術書、教科書、参考書など)を持っている人などが多いそうです。 大量の漫画本を持っている人もその中に含まれますが、意外に作家や弁護士、医師、教師などが多いそうです。確かに本をいっぱい持ってそうだしね。
2012-01-18 22:24:32で、お客さんがデータをネットなどに流出させるかというと、既に述べたようにデータに個人情報が埋め込まれていますし、自分がお金を払ってデータ化したものを無償でばらまく意味が分からないと考える人が多いようです。 海賊版を作成を目的とするなら、自炊代行を利用するのはリスクが高いのです。
2012-01-18 22:27:27自炊代行業者の多くは前出の運営ポリシーを掲げおり、また、データが流出しては仕事が減るだけなので、流出させるメリットもない。 ユーザーも個人情報をさらしてまで、犯罪行為を行うメリットがない。 つまり、自炊代行行為が海賊版流出につながる危険は少ないと言えそうです。
2012-01-18 22:32:08海賊版を作成する人たちは紙の単行本を購入し、自前でデータ化し出所を特定されないように注意を払うはずです。 また、国内で自炊代行を禁止できたとして、アジアには既に自炊代行業者が多数あるので、海外組が流れ込んでくるだけかもしれません。 そうなったら規制は事実上無理でしょう。
2012-01-18 22:38:42私見ですが、自炊代行は禁止するよりは適正に管理し、需要がある限り普及させるのが、最も誰も損をしない方法だと思います。 という、今日の取材の感想。
2012-01-18 22:41:13@shuhosato 正しくは「玉井克哉」さんですね。また、玉井さんは使い回しや転売について「事実を指摘した」のではなく「可能性を危惧した」というのが正確では? ともあれ、依頼者の情報埋め込みなど興味深いです。ブログでのまとめ楽しみです。
2012-01-18 22:42:07例えば、福井弁護士は自炊代行がありになったら、裁断本を中古販売、買い取りをする業者が現れ、彼らが自炊代行業を同時に行なえば、データだけを売り続けることが合法的に可能になっていまう、と指摘していますが、僕は机上の空論ではないかと思います。
2012-01-18 22:51:20数年前から、新刊と古書を同じ店舗で販売する書店が出てきていますが、彼らが仮に「新刊を購入して半日以内に当店にお売りいただければ定価の80%で買い取ります」いうサービスを始めたとして、買い取った古書を定価の90%で販売したとします。 これは法の範囲内で許されますよね。
2012-01-18 22:58:14つまり、500円の本を400円で買い取り、450円で再び販売することが可能で、その本も半日以内であれば同一店舗で400円で買い取り450円で売り、というループも可能なはずで、そうなったら、書店は1冊仕入れたら何度でも売れますよね。 でも、そういうサービスは出てこない。
2012-01-18 23:04:24買取保証をしてしまうと疑似レンタルと言うことで貸与権侵害になります。RT @shuhosato: 彼らが仮に「新刊を購入して半日以内に当店にお売りいただければ定価の80%で買い取ります」いうサービスを始めたとして、買い取った古書を定価の90%で販売したとします。
2012-01-18 23:01:06たぶん。だからコンテンツの中古業者は買取保証をしていないはずです。RT @shuhosato: @Hideo_Ogura では、保証しなければ適法ですか?
2012-01-18 23:03:23今、弁護士の小倉先生から、「買取保証をしてしまうと疑似レンタルと言うことで貸与権侵害になります。」とのご指摘をいただきました。ただ、買い取り保証を謳わなければたぶん適法とのことのようです。
2012-01-18 23:06:10@shuhosato なんか聞いたことある話だなと思ったら、ゲームですがTSUTAYAでこんな事例がありました。 http://t.co/SP2BbjX1
2012-01-18 23:10:02@rela1470 ありがとうございます。 誰でも思いつくけど流行らない商売には、一定の理由があるんですね。 声高にやってはいけないということなんですね。
2012-01-18 23:16:46声高に買い取り保証を掲げなければ、少なくとも書店が新古書店を兼ね、書籍をループさせることは可能ですが、それは誰でも思いつくのに誰もやらない。 僕は自炊代行はデータの販売業を兼業しないと思います。 お客さんにとって仕組みがめんどくさいし、単に電子書籍を購入すればいいだけなので。
2012-01-18 23:30:37ちょっと言葉が足りなかったかもしれないので補足。 新刊と中古を同時に販売する書店は既に存在します。 お会いしてお話を伺ったこともあるし、兼業は可能でやってる人は既にいるけど、それで大儲けしたり、大流行したりはしていないです。
2012-01-18 23:35:59書店員に本好きが多いように、新古書店の店員も本の好きな人が多いし、今日お会いして、自炊代行業者の中にも本好きがいらっしゃることも分かりました。 なのに、なんで憎み合うのかね?
2012-01-18 23:38:57昔、高円寺にその方式の有名PCソフト店がありました RT @shuhosato 仮に「新刊を購入して半日以内に当店にお売りいただければ定価の80%で買い取ります」いうサービスを始めたとして、買い取った古書を定価の90%で販売したとします。 これは法の範囲内で許されますよね。
2012-01-18 23:25:15@kage_musashino PCソフトで確かありましたよね。僕はその頃はPCをあまり使ってなかったので利用したことがありませんが、友人がよくそんなことを言ってました。
2012-01-18 23:49:02@shuhosato 新刊と古書併売の書店を使うお客様は、スペースやお金の問題で古書を売り、そのお金でまた違う新刊を買うという本好きの方である事が多いと聞いたことがあります。
2012-01-18 23:41:05