「ふたばはひとつ」シンポジウムまとめ

2011年10月2日(日)13:00~16:30、福島大学で開催された、双葉地方復興支援シンポジウムのまとめです。
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高橋 準 @myriel_june

室崎「文化はその土地が生み出すもの。相馬野馬追が会津でできるかどうか。文化や伝統を引き継いだ復興を目指してほしい。難しいのはこれからしばらく土地から切り離されてしまうことだが、引き継ぐ努力をしないと消えてしまう。」#futaba1002

2011-10-02 14:03:47
高橋 準 @myriel_june

会場、だいたい100人ぐらいでしょうか。テレビ局のカメラも入っています。#futaba1002

2011-10-02 14:00:24

注:もう少しいたみたいです。140人ほどでしょうか。

高橋 準 @myriel_june

室崎「引き継ぐものは伝統文化も生活文化も。復興住宅も、土地にあったものが必要。新潟や能登の地震のあとでは、プレハブではなく、その地域の住宅を復興住宅として作った。」#futaba1002

2011-10-02 14:06:52
高橋 準 @myriel_june

室崎「地域経済の復興。阪神淡路大震災と違うのは、その土地に居住する権利を奪われていること」「国はその権利に対する保障をすることが必要。賃貸料というような形で。」#futaba1002

2011-10-02 14:09:10
高橋 準 @myriel_june

室崎「双葉でこれが必要なのは、土地が生きていくための手段(産業)と結びついているから。農業や漁業。阪神の時とは大きく違う。地域にあった産業・生業の支援を中心に置かないといけない。」#futaba1002

2011-10-02 14:11:16
高橋 準 @myriel_june

室崎「そのためには流通や消費とリンクした復興の全国展開がないといけない。福島で作ったものを流通させ、消費すること。」「ただし個人的な考えだが、放射能に対する不安はあるし、うまく売れないこともあるだろう。新しい産業創出も考えていく必要はある」#futaba1002

2011-10-02 14:13:59
高橋 準 @myriel_june

室崎「コミュニティの持続と再生。阪神の時もかなり家族がばらばらになった。今回はさらに。福島だけではなく三陸でもある。地域の人が一緒に避難できればいいが、そうはいかないことも」#futaba1002

2011-10-02 14:17:05
高橋 準 @myriel_june

室崎「たとえば富岡の住民が全国にばらばらになっても、情報の糸を切らない。どうなってしまうかはわからない。山古志も人口は半分になってしまった。災害が過疎化に拍車をかける。しかし可能性をつないでおくことが大事。気を抜くと切れてしまう。」#futaba1002

2011-10-02 14:19:16
高橋 準 @myriel_june

室崎「双葉地方の住民票は大事だ。それをもちながら、全国どこでも、その土地の住人と同じサービスが受けられないといけない。二重の住民票。セカンドシティの構想も。」#futaba1002

2011-10-02 14:22:38
高橋 準 @myriel_june

室崎「復興の過程で、自治体や地域社会に財源や権限を委譲して、内発的な力を引き出す。一兆円渡して、好きなようにしなさいと。それを動かすための、「復興市民会議」といった中間組織をつくる。行政、事業体、地域社会、NPO等の組織による「正四面体」。」#futaba1002

2011-10-02 14:26:04
高橋 準 @myriel_june

室崎「安全が最優先。妥協はしない。不安なままでは元通りの生活はできない。だがそれは不可能ではない。膨大なお金と時間がかかるが。忍耐力と団結力も。」#futaba1002

2011-10-02 14:28:01
高橋 準 @myriel_june

室崎「2段階の夢を持つ。まずは故郷の外で新しい街をつくり、新しい暮らしを始めることに、力を集中してほしいと自分は考える。その決断をしないと前に進めないのではないか。今回正しいと言い切れないが。」#futaba1002

2011-10-02 14:30:26
高橋 準 @myriel_june

質疑応答の時間。集中力を長時間維持するのがたいへなので、ここは少し手を抜かせていただきます。#futaba1002

2011-10-02 14:35:17
高橋 準 @myriel_june

Q「休業補償が出ていて、復興を妨げている?」室崎「働いて家賃を払うようにならないと復興にならない。その場合の働くとは、がれき除去のようなものではなく、本来的なものとしてのもの」#futaba1002

2011-10-02 14:36:56
高橋 準 @myriel_june

質疑はおひとりだけで終わりましたので、あまり手を抜けなかった。(笑)#futaba1002

2011-10-02 14:44:06
高橋 準 @myriel_june

現在会場ではシンポジウムの準備が進んでいます。PCのバッテリが不安。あと半分(2時間程度)。#futaba1002

2011-10-02 14:45:26
高橋 準 @myriel_june

シンポジウム、登壇者は川内村村長の遠藤雄幸さん、大熊町商工会会長の蜂須賀禮子さん、浪江町青年会議所の斎藤重宗さん、子どもを持つ親の代表として平山美弘さん、福島大学行政政策学類の丹波史紀さん。#futaba1002

2011-10-02 14:49:18
高橋 準 @myriel_june

コーディネータはうつくしまふくしま未来支援センターの山川充夫さん、コメンテータは基調講演の室崎さん。#futaba1002

2011-10-02 14:50:24
高橋 準 @myriel_june

川内村村長遠藤「3/16に富岡町の方たちと一緒に、川内村はビッグパレットに避難。予定になかった。本来川内は富岡のひとの避難を受け入れる側。川内村の倍の人数を最初受け入れた。」#futaba1002

2011-10-02 14:52:37
高橋 準 @myriel_june

遠藤「とても全員は無理なので、12日の夕方には田村市や三春町にも誘導した。原発の爆発があったが、なんとかなるかと考えていた。しかし、14日に三号機が爆発。テレビで見ていて、瞬間しんと静まりかえった。こういう情報はすべてテレビから得た。」#futaba1002

2011-10-02 14:55:01

注:遠藤さんが語っていらっしゃるのは、「国や県、東電からは情報が入らなかった」ということです。

高橋 準 @myriel_june

遠藤「15日の早朝には川内を出ようという判断。しかしその判断をするための情報がなかった。衛星電話をつうじて政府と連絡したが、屋内待避で大丈夫といわれた。東電で働いている村民から、逃げないと危ないと言われて(?)、脱出する決意。」#futaba1002

2011-10-02 14:56:41
高橋 準 @myriel_june

遠藤「車はある人は車で。ない人はバスでピストン。逃げると言っても場所が決まってない。決まっていないまま、駐車場の広さを考えて、ビッグパレットへと指示。」#futaba1002

2011-10-02 14:57:47
高橋 準 @myriel_june

遠藤「逃げるオペレーションより、戻るというオペレーションのほうが難しい。川内はそう線量は高くない。だが農家の人にとって土は命。除染は不可欠。長期間離れていると戻りたいという気持ちが消えてしまうのが怖い。」#futaba1002

2011-10-02 14:59:40
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