「ふたばはひとつ」シンポジウムまとめ

2011年10月2日(日)13:00~16:30、福島大学で開催された、双葉地方復興支援シンポジウムのまとめです。
4
福島大学行政政策学類 @fukushima_ads

本日まもなく、震災復興シンポジウム「ふたばはひとつ」、開始です。福島大学L-4教室にて。インターネットでの動画中継などはございません。ご了承ください。#fukushimadai #福島大 #futaba1002 http://ow.ly/6KHzX

2011-10-02 13:02:27
今野順夫(福島) @tkonno

東日本大震災・福島第一原子力発電所災害復興支援「双葉地方住民による震災復興シンポジウム」/ふたばはひとつ~双葉地方のまちづくり・未来づくり!~ 本日10月2日13:00~ 福島大学で http://t.co/1Ts9wrVZ

2011-10-02 10:05:40
高橋 準 @myriel_june

福島大学L-4教室、シンポジウム会場です。#futaba1002

2011-10-02 13:04:54
高橋 準 @myriel_june

今日の進行は、最初に高校生からのメッセージ、次いで基調講演「これからの復興に向かって」(室崎益輝・関西学院大学教授)、シンポジウム、の順。かなりの長丁場。#futaba1002

2011-10-02 13:06:20
高橋 準 @myriel_june

失礼、中高生からのメッセージです。#futaba1002

2011-10-02 13:06:51
高橋 準 @myriel_june

ここで「ふたば」といっているのは、双葉地方の以下の8町村の総称です。広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村。#futaba1002

2011-10-02 13:10:07
高橋 準 @myriel_june

最初は浪江町出身の中学2年生から。続いて、同じく浪江町出身の高校生から。「当たり前の生活は当たり前ではなく、とても幸せなこと。日常がそういう幸せに満ちていたことに、震災後に気づいた」#futaba1002

2011-10-02 13:12:42
高橋 準 @myriel_june

「私もふるさとに帰って、将来は復興の力になりたい」ということばでしめくくられました。もうおひとり、高校生から。大熊町出身、双葉高校在籍の3年生。原発から4.5kmに自宅があった。#futaba1002

2011-10-02 13:17:02
高橋 準 @myriel_june

現在は福島南高校のサテライトに通っている。でも卒業まで双葉高校生でいられることがうれしい。#futaba1002

2011-10-02 13:20:00
高橋 準 @myriel_june

会場から拍手がメッセージを発表してくれた三人に。時間が少しあるので、ここで福島大学地域支援センターの丹治から、「うつくしまふくしま未来支援センター」についての説明あり。#futaba1002

2011-10-02 13:22:35
高橋 準 @myriel_june

続いて室崎益輝さんの基調講演。#futaba1002

2011-10-02 13:27:01
高橋 準 @myriel_june

室崎「自分は双葉地方に足を踏み入れたことはない。そんな自分が何か言えるかわからないが、さまざまな復興に関わってきた経験を伝えたい。」#futaba1002

2011-10-02 13:29:14
高橋 準 @myriel_june

室崎「阪神大震災のまねをしていてはうまくいかないと思う。共通点もあるが特殊性もある。わたしのいうことを『正しいこと』として聞かないでほしい。」「災害はその時代、その地域が抱えている矛盾を、先取りする形で顕在化する」#futaba1002

2011-10-02 13:31:49
高橋 準 @myriel_june

室崎「たとえば東北には医者が少ない。医療過疎。今回も津波のあと救助された人のからだを温めることができなくて、失われてしまった命がたくさんある。」「創造的復興が必要、今までの延長ではなく、軸をずらすこと。」#futaba1002

2011-10-02 13:34:25
高橋 準 @myriel_june

室崎「防災は大事、しかし安全だけで私たちは生きていない。環境、医療、福祉、教育、産業などを一体のものとしてとらえる必要。包括的・総合的に再生を図ること。三陸で防災だけを中心において高台に住めばいいか。」#futaba1002

2011-10-02 13:36:10
高橋 準 @myriel_june

室崎「アメニティ+コミュニティ+サステナビリティ=セキュリティ。みんながよく知り合い、正しく自然と向き合っていることから、安全は生まれてくる」#futaba1002

2011-10-02 13:37:40
高橋 準 @myriel_june

室崎「ビジョンの共創。アンケートをして被災者の「声」を集められるか。夢を語り合って共有することが大事。語り合うためには空間と時間が必要」#futaba1002

2011-10-02 13:40:31
高橋 準 @myriel_june

室崎「ただし、みんなで語り合う空間が双葉地方にはないのが残念なこと」#futaba1002

2011-10-02 13:44:19
高橋 準 @myriel_june

室崎「誰かが決めた復興計画はうまくいかなかったら文句しか残らない」#futaba1002

2011-10-02 13:43:36
高橋 準 @myriel_june

サンタクルーズの「復興物語」(US、1989)。住民が自分の夢を語り合って、それを実現するために力を尽くした。デートをする場所がほしい、町中に花をいっぱいに……いまのサンタクルーズにはそれがある。#futaba1002

2011-10-02 13:43:07

サンタクルーズの「ものがたり復興」については、以下の報告書(部分)が簡潔にまとめてくれています。
「ロマプリータ地震とサンタクルーズ市の復興」
http://www.hces.jp/project/project3a/h21/report/1.pdf

高橋 準 @myriel_june

室崎「段階的プログラム。まずみんなが元気に(暮らしの再生)、次に一緒に住めるようにする(コミュニティの再生)、そして元通りの地域を取り戻す(故郷の再生)」「安全をいい加減に考えない。徹底してやる。時間もお金もかかってしまうが、しっかり元に戻すことが必要だ。」#futaba1002

2011-10-02 13:47:18
高橋 準 @myriel_june

室崎「帰りたいという気持ちはよくわかる。しかし、安全な地域を作ることが先、復住はそのあとで。」#futaba1002

2011-10-02 13:48:24
高橋 準 @myriel_june

室崎「減災社会の創造。減災=対策の足し算による被害の引き算。安全がすべてではないと言いながら、安全は大事だと言っているが、ここはわたしも揺れ動いているところ。」#futaba1002

2011-10-02 13:51:20
高橋 準 @myriel_june

室崎「安全な高台にいたいというのは、現在の被災地の気持ちかも。しかし自分の考えを言えば、それは自然に背を向けること、自然の怖さを忘れることではないか。技術も同じで、技術から逃げることではなく、技術と向き合うことが大事。」#futaba1002

2011-10-02 13:54:41
1 ・・ 5 次へ