ゲゼルシャフトと母性 (あるいは日本的市民社会と母性の話)
臨月間近の友人(初産)に「子育てって楽しい?」と聞かれて、「楽しくは、ないねえ」と答えてしまう自分にはやはり人間として問題があると思う
2011-05-01 09:16:34しかし…私は親に止められて彼らの言うことを聞かずに育ってきた。だから、結果的にではあるかもしれないが、子どもにもそういう生き方を望んでいるような気もする。
2011-09-30 18:07:16思いついた。えっとね…「それぞれの選択」だと思うんですよ。そして、それは選択ではあるけれど、それでいて選択する本人の自由にはならない。
2011-09-30 22:15:53浅野忠信さんが自分のルーツ探るドキュメンタリーで「自分たちは愛されていたけど仕方なく置いていかれたんだ。その後も気にかけられてたんだ」と知ったときに涙してたけど、そういうものなのだろうか
2011-10-03 06:43:12受験とか就職とか結婚とか出産とか、一回クリアしちゃうと向こう側の人間認定されるものは、かといってそちら側の人の経験値が高いわけでは決してない。単に一つのサンプルを手に入れただけなんだよな。
2011-10-03 10:01:31@chanm 経験の所有というのではなく、世界が変容してそこにどう収まるかとい問題。母子関係の子供からの幻想は、幻想でありながら、全的。
2011-10-03 10:24:45@finalvent ああ、変わらない自分に経験が増えてくんじゃなくて、巻き込まれて、それがその人の世界になってしまうの繰り返し、なのかなあ
2011-10-03 10:31:07吉本隆明は、子供は一歳までは母親がそだてろみたいなことを、切り出せば、言ってるけど、そこはそれなりの複眼性が背景にある。
2011-10-03 10:39:04@finalvent うーん、せいぜいクラスタの移動、という狭い枠で捉えてたんですけど、結構身体張ってるというか、人格がかかってるのか。違和の苦しさから解放されるのは、可能性を一つずつ捨てるのと引き換えですかね。
2011-10-03 10:39:53市民原理的には、子供が大人になれば、市民の自由意志で自己決定ができるのは当然なんだけど、人間というのは、そういう市民原理のみに抽象される存在ではないし、実は市民原理はそうした全的な心性に根を持ってるので、性的関係や親子関係は本質的に難しい。
2011-10-03 10:42:44