竜と龍、肉食、稲作の普及の背景なんかについて

肉食の思想―ヨーロッパ精神の再発見 (鯖田 豊之) http://amzn.to/fNF7cw   『日本に水田が定着した大きな理由として、まずは農地としての優秀さが挙げられます。つまり、太陽エネルギーの変換率が非常に高いこと・・・』うんぬんな話 http://morutan.tumblr.com/post/4352470662 続きを読む
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m_um_u @m_um_u

意外とおもろかった。ウェールズ=ケルトだの。アーサー王との関連は別に書いた QT @togetter_jp: .triona_klee さんの「ドラゴンはなぜ西洋で悪者にされたか(西洋って何ぞ)」 http://bit.ly/ezrhhD

2011-04-06 05:13:00
m_um_u @m_um_u

付記:アーサー王については後述)

2011-04-06 06:45:30
m_um_u @m_um_u

ただ、西洋的と言われてるものの正体の一つは反グロテスク、ではなくそれはたぶん大文字のキリスト教(主にローマ=カトリック)を中心とした都市の文明であり<理性>信奉。対照としてグロテスクとされたのがケルトやゲルマンの非都市の習俗

2011-04-06 05:14:55
m_um_u @m_um_u

龍は蛇(みずち)と関係あるから東南アジアの蛇信仰 → 殷への流入 (→ 日本への影響?) とか思うけど @nijuusannmiri が読んでた「蛇」本に書いてあるはずだがまだ読んでない。 個人的には稲作絡みかと思うけど

2011-04-06 05:17:57
m_um_u @m_um_u

ただ、そうすると西洋との関係がびみょーになるけど。水田稲作が西洋普及しなかったのは、平地が多く牧草があったので食肉用の牧畜ができたから、ってことかと思うに同時に稲作やっててもいいし。てか、まぁ、小麦とか豆とか育ててたんだけど。

2011-04-06 05:20:28
m_um_u @m_um_u

ただ、そこから「牧畜用の牧草栽培に適した平地を獲得するために西洋は侵略地を広げていった。『外へ侵略する』思想を日常の食が基底する。十字軍のような残虐的対外進出(他者の排除)もその流れ」、と「肉食の思想」はつづけるけどそれはちょっと違うだろとはなるの(秀吉も海外遠征したし

2011-04-06 05:24:49
m_um_u @m_um_u

まぁ、米と肉の関係は環境的基底要因だけではなく文化・宗教的なそれも絡みそうで複雑なのだよ

2011-04-06 05:25:58
m_um_u @m_um_u

まぁ、そんな理由で、日本に稲作が普及したのは「稲作に適していたから」っていうか「山ばっかのでこぼこな土地でも単位面積当たりのエネルギー収穫のコスパが良いのが稲作だったから」って言ったほうがいいと思う

2011-04-06 05:31:07
m_um_u @m_um_u

ああ、気候もあるでしょうね。東南アジアと同じく温暖湿潤気候(てか、まとまった雨)が必要だし QT @HighTaka: m_um_u 穀物の種類は単に気候の問題じゃないかな? 稲は生産性をだそうと思えば水がふんだんに必要だから

2011-04-06 05:31:53
m_um_u @m_um_u

西洋における食糧テクノロジーと人口の関係では肉っていうか豆のほうがおもろそう。あっちのほうが単位面積当たりのコスパいいし、実際レンズ豆が普及して中世の人口は2倍になった。(世界史ではやらなかったりやったりするけどこれはほんとに地味にすごく重要)

2011-04-06 05:33:47
m_um_u @m_um_u

ペストとかで人口激減してたのだよ、レンズ豆普及以前。 そんで、「なぜそんなすごい食糧テクノロジーを導入しなかったのか?」、という事情に文化・宗教的背景が絡む。 まぁ「世界」(=ヨーロッパ)以外の蛮地のバルバロッサどもを馬鹿にしてたのだよね。イスラムも含め

2011-04-06 05:39:37
m_um_u @m_um_u

レンズ豆が中東ほかの外部から移入したものかどうかはしらんけど、それ以外で導入あるいは開発おくれた理由としてはやっぱ「偉い人」による過信がボトルネックというお定まり、だと。まぁ推論だけど

2011-04-06 05:40:39
m_um_u @m_um_u

付記:アーサー王について)

2011-04-06 06:47:16
m_um_u @m_um_u

ああ、なるほどねぇ。アーサー王伝説からじゃねーか。じゃあ、ケルトに還ってほしいな個人的に。ちなみに「アーサー」(Arthur)←「アルトリウス」(Artorius)もクマの意味で異界に通じる人のことだよ(マーリン周辺も / Togett… http://htn.to/GYSx7X

2011-04-04 10:23:50
m_um_u @m_um_u

@mymula ちなみにランスロット→アーサー王伝説からということで。「アーサー」(Arthur)は「アルトリウス」(Artorius)由来、アルトリウスはケルトの王にして「アーサー(アルトリウス)」は「クマ」の意味です(中沢新一)。

2011-04-05 05:09:50
m_um_u @m_um_u

@mymula そして「クマ」「シカ」「トナカイ」などは異界へ誘うものの兆候とされます http://bit.ly/fNH1Uo マーリンは野人(クマ)でありウォーレンですね

2011-04-05 05:12:40
m_um_u @m_um_u

(対論:ツッコミ:補足)

2011-04-06 08:28:11
23mm(nijuusannmiri) @nijuusannmiri

吉野先生の『蛇』には、蛇信仰の輸入というか中国から日本への流入ということは書かれてなかった気がする。ちょっと時代が古すぎて分からんということだろうか。稲作との絡みは普通に想定できるけど、明言というより示唆にとどまるかなー。

2011-04-06 08:22:40
23mm(nijuusannmiri) @nijuusannmiri

その前に、日本の神社とか神事があれも道教これも道教ということがあって、蛇信仰はその道教を導入する以前からのさらに古いもんだよ、という話。どっちかというと、その道教回りを知りたいんだけど、積ん読が(略

2011-04-06 08:26:30
23mm(nijuusannmiri) @nijuusannmiri

というか、蛇信仰は軽く歴史時代を超える話だと思うので、どういう形で伝播したのかはなんとも。それこそ、中南米とか台湾とか東南アジアとか環太平洋も視野に入れる必要あるかも。稲作との絡み以外も結構ありそう。

2011-04-06 08:29:50
m_um_u @m_um_u

東洋型の竜(ヘビ型のみずち系)と西洋型のドラゴン(四足のキメラの王)とはそりゃ背景違うでしょうけど、後者は・・・なんでしょね原型は

2011-04-06 08:38:54
m_um_u @m_um_u

ケツァルコアトルがおもろいのは蛇の天敵の猛禽と蛇が混合してるところにもあるような

2011-04-06 08:40:42
m_um_u @m_um_u

まぁ、あのへんの猛禽信仰みたいなのは山頂という地形と太陽ちかいぜーなアレも絡むので記号とか意味の重層性がけっこうありそうだけど

2011-04-06 08:42:19
m_um_u @m_um_u

太陽ってか風への信仰っぽいですよね 鳥へのそれは

2011-04-06 08:43:33
m_um_u @m_um_u

まぁ西洋型のそれはキメラ幻想の極北みたいなもので、聖書に記されてる6本足の化物もいってみればドラゴンなんでしょうけどね

2011-04-06 08:48:32