『新撰21』読書会(6)「外山一機+佐藤清美」

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ot @_ot

そうそう でしたでした 関さん #shinsen21

2010-05-08 22:32:02
にゃんこ @imam_non

今度試してみます。なんかトコロテンぽくなりそう。。。 @_ot ひやむぎは三杯酢で食えるんだろうか #shinsen21

2010-05-08 22:32:29
榮猿丸 @micropopster

「よもつひらさか」と異世界に「三杯酢」といういかにも日常くさいものを置くというのは、ある意味ベタでぼくはあまり楽しめなかった。 #shinsen21

2010-05-08 22:32:41
中村 安伸 @yasnakam

口調も似てますね。この女性口調の元祖は攝津かな? RT @Seki_Etsushi: 「よのはてのひやむぎゆでゝゐましたの」も三杯酢と似た感触。 #shinsen21

2010-05-08 22:32:56
関悦史 @Seki_Etsushi

代入してしまうと聞けない「おろしそばの理由」というのが、死んだ理由とか、そういう死に方をした理由とかにも見えてくるような。 #shinsen21

2010-05-08 22:33:57
関悦史 @Seki_Etsushi

アベカン、攝津風味濃厚ですよね。口語で不思議・非意味世界作ると。 @yasnakam #shinsen21

2010-05-08 22:34:58
ot @_ot

ベタというと水没の表情の章全体童話的なところも なので逆に好いちゃうのですが #shinsen21

2010-05-08 22:35:16
関悦史 @Seki_Etsushi

水っぽいイメージが多いのも攝津風かな。《シルゝ紀を来て雨具屋のうすみどり》《川はきつねがばけた姿で秋雨くる》《水死して華族に生まれかはりたし》 #shinsen21

2010-05-08 22:37:47
にゃんこ @imam_non

死がにおっている句は他にも、「バスタブ洗いつつ人参の自生が怖い」とか「犬に食はれた兎の耳をあつめてゐる」「生前のひるすぎにゐて米洗ふ」 #shinsen21 @Seki_Etsushi 死んだ理由とか、そういう死に方をした理由

2010-05-08 22:39:04
関悦史 @Seki_Etsushi

水が他界とか変容とかのコードになっているので言説として内容不明でもわかりやすくなる。 #shinsen21

2010-05-08 22:39:05
um @umemina

全体を見渡してみるとやっぱりどうしても摂津幸彦とか寺山修司とかの前衛をイメージしてしまうんだけど、それはきっとわざと意識をしてしてやっているのでしょう。作句信条を読むと。 #shinsen21

2010-05-08 22:39:15
榮猿丸 @micropopster

@_ot ぼくも「水没の表情」好きですよ。前半は勢いがあっていい。後半あたりから「次郎のうたふ」「晩鐘」がパワーダウンしている。というかあまりにもな既視感。あえてやっているんだろうけれど、これはどういう意図なのだろう。 #shinsen21

2010-05-08 22:40:20
ot @_ot

からすうりも水の交わりでしたっけ #shinsen21

2010-05-08 22:40:59
にゃんこ @imam_non

ですよね、ですよねっ(^^)!!!なんか結構、変に可愛いのが混じっています。「米泥棒蛙と丸くなつてゐる」とか。 @_ot 童話的なところも なので逆に好いちゃうのですが #shinsen21

2010-05-08 22:41:03
um @umemina

だからどこに前衛との差異があるのか探すんだけど、むしろ、「こういうのは手順さえ踏めば誰でも作れる」という意味での批評なんだろうか。大塚英志の小説論のような。 #shinsen21

2010-05-08 22:41:29
関悦史 @Seki_Etsushi

水気がなくなるとやばいわけですよ。《怒れとやよぢれて乾くかたつむり》とか。《真昼間の陸稲のなかに深手負ふ》なんて水稲だったらすんなり他界に行くか無事に済むかしたろうにと。 #shinsen21

2010-05-08 22:41:52
um @umemina

このへんが「手順」にあたるのかな。 RT @Seki_Etsushi 水が他界とか変容とかのコードになっているので言説として内容不明でもわかりやすくなる。 #shinsen21

2010-05-08 22:43:02
中村 安伸 @yasnakam

意外なほど直接的に攝津、あべかん、高柳あたりの語彙を導入してる。しかも先行句で印象的に使われた語をあえて使っている感じ。 #shinsen21

2010-05-08 22:44:08
関悦史 @Seki_Etsushi

可愛いというのは幼児体験的な世界観とかごっこ遊びみたいな感覚を生かして、それが変な言葉の裏でリアルさを担保しているからなんでしょうね。《冬菜畑にをり怒られませんやうに》とか。 @mami_non #shinsen21

2010-05-08 22:44:12
ot @_ot

#shinsen21 ですねぇ。新撰の中では子供に読んで聞かせたい俳句 No.1 です。(俳人にするつもりの無い子にってところが味噌ですが(笑)) @mami_non ですよね、ですよねっ(^^)!!!なんか結構、変に可愛いのが

2010-05-08 22:44:43
にゃんこ @imam_non

私は「次郎のうたふ」章はとても好きです。後半、力ないかなぁ???「大脱走あそび金玉ぶうらぶら」可愛いですし、「げらげら笑ふ神の後ろのめしの椀」とか「うつし世に天覧席のありにけり」なんていいと思うのですが。 @micropopster #shinsen21

2010-05-08 22:46:36
関悦史 @Seki_Etsushi

本人が豈に書いていた、過去の俳句をただの素材として引用して継接ぎしまくる俳句死後の祭典の実践ではあるのでしょうが。 @yasnakam しかも先行句で印象的に使われた語をあえて使っている感じ。 #shinsen21

2010-05-08 22:46:57
ot @_ot

水の通奏底流気付かなかったなぁ。なるほどです。 #shinsen21

2010-05-08 22:48:18
SATO Ayaka @a8ca

ちょっとだけおじゃまします、外山さん。外山さんは赤ちゃんみたいで、言葉は玩具のようだと思いました。いい意味でも悪い意味でもですが、かなりニュートラルな意味で。 #shinsen21

2010-05-08 22:48:36
関悦史 @Seki_Etsushi

ただ外山さんの場合はそういうすれっからし的な言説が、優しい懐かしいナイーヴな感じの実作のアリバイみたいになっているところもあって、先行句たちの世界が好きなことは間違いないんでしょうが、その出し方でメタレベルから工夫しようとしている感じ。 #shinsen21

2010-05-08 22:49:28
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