これ興味深いですね。RT:@goyou さっき別の方から越智淳仁という学者が書いた、密教寄りと顕教寄りの二つの楞伽経注釋を比較した論文を紹介してもらいました。密教と禅の関係を探るヒントになりそうです。 http://t.co/1nUpdcyz
2011-10-05 22:25:42ありがとうございます。さらにアヌラーダプラ辺りで大日経関係の文献などが発見されたらもう、仰天ですが(笑)。@goyou 密教寄りと顕教寄りの二つの楞伽経注釋を比較した論文を紹介してもらいました。密教と禅の関係を探るヒントになりそうです。 http://t.co/1nUpdcyz
2011-10-05 22:24:39もしこれが見つかれば不空の密教がスリランカのものである傍証ともなりますので、ますます真言宗とのつながりが注目されてきそうですね。RT:@goyou 探せばあるかもしれませんよね。当時建立された仏塔とかを掘り起こしてみたらいいと思います(笑)
2011-10-05 22:31:51@goyou 入楞伽経についての続報です。考古学の先生との雑談から。マラヤは原意は「高い丘」を意味し、おそらくはキャンディ~ヌワラエリヤ周辺の丘陵地帯を意味し、経典の"summit" という表現を考慮すると、やはりスリーパーダ(アダムス・ピーク)と捉えるほうが自然ではないかと。
2011-10-06 02:41:33@jiei_yushi アダムスピークのあたり、大乗仏教、密教に関わる遺物や遺跡の調査は行われているんでしょうか?古い建造物にハスの花や金剛をモチーフとした意匠が見られるっていうような話を聞いたような気がします。
2011-10-06 02:46:17これはちょっと宿題にさせてください。RT:@goyou アダムスピークのあたり、大乗仏教、密教に関わる遺物や遺跡の調査は行われているんでしょうか?古い建造物にハスの花や金剛をモチーフとした意匠が見られるっていうような話を聞いたような気がします。
2011-10-06 02:55:26@goyou 実はシンハラ人入植以前のスリランカでは、インド同様のカースト制のようなものが存在し、それは階級とも種族とも捉えられるが、それぞれ「デーヴァ」「ナーガ」「ヤクシャ」という。「ラーヴァナ」とは文字通り「ヤクシャ族」の王という味方ができる。
2011-10-06 02:46:29@goyou 因みに「ヤクシャ=夜叉=鬼、悪魔」という卑称説は取らないらしい。卑称とかそういう問題ではなく、「デーヴァ」「ナーガ」「ヤクシャ」という種族なのだと。
2011-10-06 02:48:06@goyou ラーヴァナ支配時代と思われる遺跡(名前が現地の発音で聞き取れず、メモを取っていないので後日再度確認)から出土した遺体をC14法で調査した結果、3500年前と推定されるという。
2011-10-06 02:49:53@goyou この結果からいくつかの説が立てられるが、その方の立てた一説として、もし入楞伽経が現実にラーヴァナ王支配時代の教えであると素直に考えれば、入楞伽経は紀元前2世紀頃の内容ということになる。その先生はその説を信じているようだった。
2011-10-06 02:52:43@goyou しかしご承知の通り、入楞伽経で見られる内容は如来蔵+唯識なので、インド中期以降の教えであることを考えると時代的な齟齬は免れ得ない。
2011-10-06 02:54:28@jiei_yushi おお。大乗経典で「デーヴァ語、ナーガ語、ヤクシャ語など全ての言語で仏法を説こう」という表現が出てくるものがありますが、スリランカの身分制度と対応しているのか!
2011-10-06 02:49:58え、そんな経典があるのですか?知りませんでした。@goyou おお。大乗経典で「デーヴァ語、ナーガ語、ヤクシャ語など全ての言語で仏法を説こう」という表現が出てくるものがありますが、スリランカの身分制度と対応しているのか!
2011-10-06 02:55:56@jiei_yushi はい。「普賢行願賛」という、華厳経入法界品の末尾に加えられた賛の有名な偈頌です。一般的には、諸言語で一切衆生に法を説いて仏法を広める功徳を讃えているのだと解釈されていましたが、これもスリランカ布教に関わりがあるようにも解釈できるように思えてきました(笑)
2011-10-06 02:58:44なんと!これは驚きました。華厳までスリランカ!RT:@goyou はい。「普賢行願賛」という、華厳経入法界品の末尾に加えられた賛の有名な偈頌です。一般的には、諸言語で一切衆生に法を説いて仏法を広める功徳を讃えているのだと解釈されていましたが、…
2011-10-06 03:01:20確かにその注意は必要ですね。それを考慮してもこれは重大だと思います。RT:@goyou その賛の部分は、編纂が進むにつれて付け加えられたかもしれませんけれどね。
2011-10-06 03:04:38@goyou 因みにこちらの大乗関連の知識は非常にアブナっかしく、ヴァスバンドゥ、アスヴァゴーシャ、ヴァミストラ3人の大乗の論師はスリランカ出自で、またナーガールジュナとヴァスバンドゥが師弟関係にあったという認識を持っているので、只今ソースを請求中。
2011-10-06 03:05:40@jiei_yushi スリランカの社会制度について説明してもらっていたら、僕の普段唱えているお経の一説と合致する部分が出てきたのが驚きでしたよ。こういう発見は身震いしますね。
2011-10-06 03:05:45いやはや、私も身震いします。スリランカが大乗の地だとは全然期待してもいませんでしたから(笑) RT:@goyou スリランカの社会制度について説明してもらっていたら、僕の普段唱えているお経の一説と合致する部分が出てきたのが驚きでしたよ。こういう発見は身震いしますね。
2011-10-06 03:08:37