ライスのアニメ感想:#123 輪るピングドラム(14)
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輪るピングドラム#14「嘘つき姫」 またOP変更はなし。話がもう一回くらい転回してから変わるんだろうかなあ。その代わり、EDがまた変わってました。ひょっとすると2クール以降は毎回変わるのかもしれませんねえ、ARBの曲で。さて、本編の話もビーンボールだったようなそうでないような。
2011-10-15 11:26:54メインはゆりさん、冠葉と晶馬は今回サブに回ってる感じかなあ。さらに陽毬と眞悧も接近してる。とりあえず高倉家の面々はばらばらに引き裂かれている、と同時にそれぞれにカップリングが存在してるかな。それ以外の関係は桃果の存在で繋がっている感じ。
2011-10-15 11:34:37冠葉は家族(愛する者)のためなら他人の迷惑など、なりふりかまわず独善的になれる人物で、晶馬は自分の背負っている者を重さを他人に見せ付けて、自らの不幸を演出している。悪く言えば、自分も被害者ですからと面被って、卑屈になっている。そんな彼らの対話者として、真砂子と苹果が存在している。
2011-10-15 11:40:46真砂子は愛される存在ではないという事を知っていてなお、彼へ立ち向かおうとしている。しかし、彼はかけがえのない家族を救おう為だと強固な姿勢を崩さない。でもまあそうじゃないことは一話を見てる視聴者はご存知の通りで。なお諦めない真砂子のカッコよさが際立っていた印象かな。
2011-10-15 11:46:25偏執的だけど多分真砂子の感情は純粋なんだろうなあ。一人の対象にしか向かってないから一途なんだろうけど、相手が倒錯した感情を家族に抱いている人間だからこそ、正しい方向に振り向かせようとしている感じかなあ。でもまあ、マリオの件もあるのでどこまでが真意なのかはよく分からないか。
2011-10-15 11:49:50でも晶馬と苹果の方がさらに問題か。「こんな罪を背負った僕は事件の遺族である君にどんな償いをしてあげたらいいんだ?」っていう、これ以上にないくらい卑屈になってしまって、とことんダウナーな感情に陥ってしまっている晶馬。桃果の呪縛から解き放たれた苹果には辛い現実だよなあ。
2011-10-15 11:54:52苹果はようやく自分を再認識して、自分らしく生きようしている矢先にダウナーな晶馬が目の前に立ちはだかったわけだから大変だなあ。事件の被害者遺族とはいっても一般人と事件の加害者家族の差はでかいか。彼に立ち向かうためには桃果になろうとしていた時の「運命を信じる強さ」が必要になってきそう
2011-10-15 12:02:00今はただ泣き崩れるだけしか出来ない「苹果」。なんというか恋愛は駆け引きというのから一歩発展して、闘いであるといってそうな感じ。つまりこれも「生存戦略」ってことなんだろうかなあ。そういった点では真砂子の「私はハンター(狩人)」という言は非常に正しくもある。
2011-10-15 12:05:02苹果はそういう強さを得る事が出来るのか。しかし、そこに忍び寄る影「桃果」の幻影というところかな。既にいない者への望郷にゆりも多蕗も囚われているという事かなあ。今回はそういった点でゆりがフィーチャーされたわけですけども。なんというかやっぱり女性の情念って怖いなあという感じ。
2011-10-15 12:09:41多蕗は桃果の件をある程度割り切って、心の整理をつけている感じだけど、ゆりはそうじゃなかった。どっちも桃果と関係していた人物だって言うのが明らかになったわけですが、1クール目の苹果同様にゆりもまた「桃果」に囚われていた為に苹果へ魔の手が襲い掛かってきたと。
2011-10-15 12:12:40今回のゆりのモノローグからはいろいろ憶測や隠された事実が想像できるけど、一体どれが本当なのかという事ははぐらかされている感じだなあ。映像的な演出とともに、ゆりに対しての想像を喚起させられるといった作り方になっていたように思えます。
2011-10-15 12:15:19「桃果はたった一人の理解者だった」と言っていましたが、これがどういう意味なのか、また多蕗との関係は? そんなこんなで苹果が貞操の危機だったりするんですがまあ、なんというかまあ。ゆりのモチーフも元を辿れば、セーラームーンの天王はるかなのかなあという想像も難くないですし。
2011-10-15 12:21:23どちらにしても今回は女性キャラが前面に押し出されていた感じではあるかなあ。男と女の関係上、対峙する者といった印象。男どもが姿勢を崩さないから、姿勢を崩すための強さが求められてくると言う事なのかもしれません。
2011-10-15 12:43:28とはいっても陽毬と眞悧の関係はちょっと違ってる感じではあるのかなあ。ここだけ男女の関係が逆転しているので。ここだけなんか普通に攻防を繰り返している印象。眞悧が感情の読めない人物として描かれているからかな。陽毬は陽毬で親友だったダブルHにマフラー送りたいのにそれが出来ない。
2011-10-15 12:50:57自分の状況は分かってて、繋がれないことに虚しさを覚えているのかも。そこへ土足に入り込んでくる眞悧といった感じかな。わりと陽毬の心情を踏みにじっている印象がありますね。マフラー貰っちゃう所も。それと赤と青が出来ていて、紫のマフラーが作りかけというのもなんと言うか暗示的ではあるかな。
2011-10-15 12:54:17冠葉と晶馬と眞悧、真砂子と苹果と陽毬、そして多蕗とゆりと桃果。これが全部繋がっていきそうだけど、眞悧の言う「世界の秘密が明かされる時」とは一体何を指すのかも気になるところではあるかなあ。どちらにしても何か大きな展開が待っていそうですね。
2011-10-15 12:59:27今のところ、全てを繋いでいる、あるいは関係している「桃果」。ピングドラムもその辺りにやはり隠されているんでしょうかねえ。今後をよく注目していきたいところ。
2011-10-15 13:03:27そういえばEDはOPの落下とは対照的に絵が上へ上っていってますね。これもやはり何かをイメージしているんでしょうかね。そういった点でも気になります。ダブルHがマフラーしている事からも、やっぱり現実では届かなかったと言うニュアンスのようですしなかなかやるせなかったりしますね。
2011-10-15 13:07:27色々な関係が明らかになってきていますが次回は果たして、どんな展開が待っているのか。鎮座して待ちたいと思います。それでは今回の感想は以上。また次回です。ありがとうございました。
2011-10-15 13:10:06