梅木賢一郎著「カミの現象学」についてのまとめ

図書館で読んだ本の考察ツイート・およびそれにかかわるまとめ。はじめてまとめるのでおかしいところはご了承くださいまし。
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難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

あと、原宿の「トゲ抜き地蔵」。観音様を洗う事で、その洗った部位が強くなる感染呪術。江戸時代の小石川、田付又四郎の体験:「妻が病気にかかったが、地蔵の姿のある木の舟のようなものを川に浮かべると、死魔が祓われる夢かうつつか。

2011-11-18 01:00:54
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

ほかに、伊雑宮の泥まみれ、磐田市「見付天神裸祭」、上黒川の花祭り等の「湯囃」。さらに、有名な例だとガンジス川の沐浴なんて、水に「まみれて」いる。そして、火祭りで男たちが火に「まみれてる」っていうのもある。

2011-11-18 01:03:41
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

ためしにまどかのマミさんをマミれる解釈してみる。(え?) マミさんはシャルロッテに食べられた。まぁ、ここは「食べる」穴だ。しかし、そのときのマミさんは言い換えれば魔女に「まみれた」。つまり真面目な意味で「マミった」。魔法少女としての生と死の全う。つまり、それは殉教であろう。

2011-11-18 01:05:14
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

さてここに、ガストン・バシュラール。彼は「エンペドクレス・コンプレックス」と言う概念を「非の精神分析」という本で紹介。

2011-11-18 01:06:09
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

エンペドクレスは、エトナ山の火口にその身を投げ込んだ。人は、燃え盛る火を見ると、炎という根源的な物質(ヘラクレイトス)の中に帰一したいと、精神の根底で思うらしい。

2011-11-18 01:11:42
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

元素への帰一。無意識の欲望。その根底。イヴ・クラインの『火の絵画』や、アンドレイ・タルコフスキーの『ノスタルジア』とか。バシュラール「火による破壊は、単なる変化以上のモノ、転生なのである」。「まみれる」ことでの、体中の皮膚を使った、外部の何物かとの交流。帰一、一体化。

2011-11-18 01:13:37
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

エヴァのシンジ君は人類補完計画発動中、女性的なものを求めていた。それも、デストルドーいっぱいだった。これはつまり、母なる母胎、原初の状態に帰りたい気持ちであり、バシュラールの言う火の精神分析に通じる。そういえば「魂のルフラン」なんて曲があるな…w。

2011-11-18 01:14:47
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