わかりやすさの話
- HayakawaYukio
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@kentarotakahash 多分これも「現状認識」の問題ではないでしょうか。私は、何でも「わかりやすく」して、わかった気になる文化がここ数十年すごい勢いで浸透していることに、ものすごい危機感を持ってますから。
2011-11-21 08:37:26@hayakawayukio 実質的に無理ですよ。いち学者が個人的意見として「逃げろ」と言ったことをたてに、民事で賠償請求するのは無理筋と思います。
2011-11-21 08:41:16私は、早川先生が現実的な訴訟を前提に、あの表現を選ばれているとはどうしても思えない。私は、先生が拘られているのは実質的には明らかに「倫理」の問題であると思う。
2011-11-21 08:44:20早川先生の表現は、むしろ現実的な訴訟対策や経済上の問題としては、非常に危ない。いわゆる「配慮」の利いた道徳的表現でもない。しかし、そこには一つの(そして「配慮」とは別の)「倫理」的なあり方があったから、少なからぬ人たちが支持したのではないか。
2011-11-21 08:49:56法律の次に重要視している行動批判として、「学者はリスク評価まで」がある。みずからに課したこの規範を忠実に守ろうとしている。これは学説である。倫理ではない。
2011-11-21 08:50:19はい、残った人を支援するなら最後までやれと私が言うのはその考え方です。 RT @1125aiai: 他人の心を動かすことは不可能に近く、それを個人が管理する/管理したいということは、その後、それにより他人から受けるどんな行為をも自分が受け入れる覚悟がないとできない。(心の中で思う
2011-11-21 08:53:00避難することが倫理にかなうことだから、みなが私を支持してくれているとは思っていない。避難せずにとどまったほうがよいと私がもし判断したのなら(仮定)、そのように普及活動しただろう。それでもみなから支持を獲得できる自信が私にはある。きくまこさんたちよりよっぽどうまくやれる。
2011-11-21 08:56:29@a_laragi 「避難しろ」とは決して「口に出さないこと」は、法律と学説に基づいて下した判断だといった。それを倫理だと言う人がいてもかまわないが、私は認めない。
2011-11-21 09:04:50@A_laragi それは、コミュニケーションの不可能性に挑むのは、放漫だと言っているように聞こえてしまう。だったら、なぜ、こうして私達は会話しているの? その絶望は前提であって、しかし、その絶望を胸に置きながら、言葉を選ぶことには意味があるのでは?
2011-11-21 09:23:50@kentarotakahash わかりやすく説明しようと努力するのは当然ですが、それで伝わるものはろくでもないものですし、ろくでもないけど伝えるのです。大切なのは、言葉を受け取った側です。誰かに「わからせる」ことはできません。ただ誰かが「わかる」ことだけが可能なのです。
2011-11-21 09:26:48@kentarotakahash 「ろくでもない」というのは比ゆですから。ろくでもないけどやるしかない、という点で合意しているなら、後は現実に対する危機感と、そこから選び取られる表現の違いかと。
2011-11-21 09:37:17当事者でないのが「ろくでもない」と断言するのは、それなりの覚悟があっての物言いだと理解した。当事者が自分で「ろくでもない」と言うのとはわけが違う。こういうところのメンタリティにもうれつな違和感を覚える。
2011-11-21 09:39:29「わかりやすい」はろくでもなくて「わかりにくく」語らなければならないのなら、「わかりにくい言葉でかろうじて伝えられるかもしれない」の「かろうじて」と、「そのギリギリのところであえてわかりにくい言葉で勝負している」の「あえて」てなんだい?
2011-11-21 09:51:58「地震」という言葉が意味するところは、地震学と日本国民一般とでは、じつはまったく違う。NHKアナウンサーの読みを注意深く聞くと、その違いによる破たんが感じ取れる。これは(じつは深刻だから)直さないといけないと昔から思っている。どう直すか。地震学が譲歩すべきだと私は考えている。
2011-11-21 10:01:47@kentarotakahash 元々、早川先生が反応されることは、かなーり想定外なので。だいたい、健太郎さんはともかく、早川先生は別に「わかりやすい」表現なんかに拘ってないでしょう。実質的に。
2011-11-21 10:03:24地震学者は、地震の語で震源における破壊現象を指す。マグニチュードだ。いっぽう日本国民一般は、自分の足元が揺れることを地震だという。震度だ。
2011-11-21 10:05:00NHKアナウンサーはこう読む「ただいま関東地方で地震がありました。各地の震度は、、、、地震の規模をあらわすマグニチュードは、、、」 最初の地震は国民目線。二度目の地震は地震学。こんな短いステートメントでひとつの言葉が指すものが違う。これは、ていたらくだと思う。
2011-11-21 10:06:29気象庁は、こう使っている(とゆってる)。地震は地震学の意味で使う。国民目線の地震は地震動と呼ぶ。ほんとにいつもそう使えてるか、はなはだしく疑問だ。気象庁は、地震の予知はできないが地震動の予知はできるとゆってる。緊急地震速報だ。あれ、これは緊急地震動速報というべきじゃないのか【毒】
2011-11-21 10:09:46